糖尿病 とうにょうびょう

すい臓から分泌されるインスリンは、ブドウ糖、脂肪、たんぱく質などの栄養素を体に必要なエネルギーや成分に転換するうえで重要な役割をしているホルモンです。インスリンが先天的に不足していたり、すい臓機能の低下によって分泌がわるくなると、とくにブドウ糖の代謝がわるくなり、糖尿病となります。大人の糖尿病は、肥満や高脂血症が原因となることが多いのですが、子どもの糖尿病はインスリン依存型(インスリン分泌不足)のケースがほとんどです。食欲は異常なほど盛んで、たくさん食べたがります。ところが、インスリンの不足によって栄養素をうまくエネルギーにかえられないため、元気がなく、やせて、疲れやすくなります。水分の代謝がわるくなり、のどが渇いて、飲み物をたくさん欲しがります。その結果、尿の量が非常に増えます。また、息が独特の臭い(アセトン臭)になります。症状が進むと、血液中にブドウ糖が増えすぎて(高血糖)、全身が酸欠状態となり、呼吸困難や意識障害をおこす場合もあり、たいへん危険です。

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