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妊婦健診でおなじみの超音波検査。子どもの病気の検査で使われるのは?

妊婦健診でおなじみの超音波検査。子どもの病気の検査で使われるのは?

超音波の反射波を用いて調べる超音波検査(エコー)。ママたちには妊婦健診の際におなじみの検査ではないでしょうか。胸部や腹部の疾患が疑われる場合も、この検査で臓器の形態異常や病変の位置などを調べます。新生児は、頭部の疾患も調べることができます。

2018-12-07更新

超音波で調べる

超音波検査とは?

エコー検査ともいい、超音波の反射波を用い、頭部・胸部・腹部の体内構造を、モニター画面に写し出して観察します。必要な部位にゼリーを塗り、プローブ(超音波発信器)をあてて動かすことで、臓器の形態異常、病変の有無や位置などがわかります。

X線を使わないので無害なうえ、簡単なのでくり返し行うことができ、外来で行う一般的な検査となっています。

乳児は鎮静剤で眠らせることもあります。腹部の検査の場合は、尿をある程度ためておく必要があるので、検査の前に排尿しないよう指示があります。

超音波検査でわかる病気

頭部の疾患

ふつう頭部の超音波検査は行いませんが、新生児に限り行うことができます。新生児は大泉門が開いているため、そこから内部を診て、頭蓋内の出血の有無や、水頭症かどうかがわかります。

心疾患

心臓をみる場合は心エコーといい、情報が得やすいので、心臓病が疑われたらまず行います。先天性心疾患や心外膜炎、心筋疾患がわかります。
川崎病の場合、後遺症である冠動脈瘤の発生を監視するため、定期的にこの検査を行います。

腹部の疾患

水腎症や尿路結石、消化管や、肝臓、胆のう、脾臓の形態異常や疾患がわかります。虫垂炎の診断にも役立ちます。

乳児の場合、ミルクを飲むと鼻や口から噴水のように吐いてしまい、体重が増えなかったり、脱水症状を起こす「幽門狭窄症(ゆうもんきょうさくしょう)」が疑われるときに、この検査を行います。検査をして、胃の出口である幽門部の筋肉が厚くっていれば、幽門狭窄症とわかります。また、腸が二重構造になっている「腸重積症」もこの検査でわかります。

乳児の腹部がふくらんでいる場合、触診だけでは不十分と判断されれば、腫瘍を疑ってこの検査を行うこともあります。

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