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1歳前に牛乳を与えるのはNG?成長に合わせた母乳や離乳食の与え方

1歳前に牛乳を与えるのはNG?成長に合わせた母乳や離乳食の与え方

母乳は栄養面や免疫の面でも優れています。ダイオキシンの影響が心配されたこともありますが、現在は基本的に母乳育児がすすめられています。状況に応じて粉ミルクや市販のベビーフードも上手に使い、赤ちゃんのペースで、あせらず食の成長を進めましょう。

2018-08-23更新

母乳〜離乳食

母乳育児のメリット

赤ちゃんにとって、母乳は最良の栄養源です。
近年では、母乳に含まれるダイオキシンの濃度が高いことが問題になり、赤ちゃんへの影響も心配されました。しかし、母乳は栄養の組成が理想的で、さまざまな免疫物質が含まれていること、おもに母乳を飲むのは生後1年という短期間であることから、ダイオキシンの影響を考えて母乳育児を控えるよりも、現時点では従来どおり母乳を与えることがすすめられています。

ミルクアレルギーの赤ちゃんにも安心の粉ミルク

最近の粉ミルクは、より母乳の栄養に近いものを目指して作られており、母乳が出にくいママや働くママたちにとって、粉ミルクは大切な育児の味方です。
ただ、粉ミルクや牛乳などを飲むと下痢や湿疹などを起こすアレルギー体質の赤ちゃんの場合は、病院で医師に相談のうえ、ミルクアレルギー用の特殊な粉ミルク(ペプチドミルク)を使用します。アレルギー性をおさえ、乳糖などを含まないよう工夫されています。

フォローアップミルクと牛乳の与え方

離乳食の後期になると鉄が不足しやすくなるので、母乳や粉ミルクから鉄分の補給を目的としたフォローアップミルクに切り替えたほうがよいと考える人もいます。しかし、原則としては、鉄が欠乏しないように離乳食を充実させ、母乳や粉ミルクを与え続けたほうがいいでしょう。
また、牛乳は乳児に与えると鉄欠乏性貧血を起こし、運動や精神の発達が遅れることがあります。加熱して離乳食の材料として使うことは問題ありませんが、母乳やミルク替わりにそのまま与えるのは、1歳をすぎてからにします。

「吸う」から「噛みつぶす」「飲み込む」ことを覚える離乳食

離乳食は、おっぱいの栄養から幼児食に移行する過程の食事です。
生後5~6ヶ月ごろからスタートし、赤ちゃんが舌や歯ぐきで食べ物をつぶし、飲み込めるようになったら、つぎの段階にすすみ、摂取する食品の量や種類を徐々に増やしていきます。13ヶ月前後までに完了することを目ざし、先を急がないように気をつけましょう。

離乳食を与えるときに注意すること

つくっても食べないことがありますが、毎日、時間を決めて与えましょう。そうすることで、生活リズムがつくられ、昼夜の区別もついてきます。せっかくつくった食事を食べてくれないと、つい無理じいしがちですが、食べる量は赤ちゃん自身が決めることです。飲み込む前に、次々にせかすように与えるのもやめましょう。

味つけは、塩分の濃い味つけに慣れてしまわないよう、だし汁やスープを使ってうまみをだしましょう。大人からすれば、かなりの薄味でちょうどです。

2回食、3回食とすすむにつれて、大人といっしょに食卓を囲み、食事の楽しさを教えていきましょう。
ベビーフードは種類が多く、品質も向上しています。手間がかからず、薄味で衛生的であるという利点を生かして、じょうずに利用しましょう。ただ、全体にやわらかめなので、離乳後期以降は手づくりも加えるなどして、噛む力も育てていくと良いでしょう。
また、ケーキやアイスクリームなど、市販の甘味を早いうちから与えないようにします。乳児期の甘みは、果物や手づくりの離乳食に使う少量の砂糖、ボーロなどの乳児用のお菓子程度で十分です。

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