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どこから肥満?気になる子どもの「単純性肥満」と「症候性肥満」

どこから肥満?気になる子どもの「単純性肥満」と「症候性肥満」

肥満とはからだの脂肪組織が必要以上にふえた状態で、子どもの肥満には「症候性肥満」と「単純性肥満」があります。規則正しい生活、バランスのとれた食事、適度な運動で、子どもの肥満を予防しましょう。家族全員で生活を見直すことも大切です。

2019-01-10更新

子どもの肥満

肥満かどうかの判断は?

乳幼児にはカウプ指数、学童期には肥満度が用いられます(生後3ヶ月以内は除く)。

カウプ指数= 体重(g)÷{身長(cm)×身長(cm)}x10
この指数が20以上になると肥満です。

肥満度(%)={実測体重(kg)- 標準体重(kg)}÷標準体重(kg)×100
実測体重が自分の年齢の標準体重からどのくらい離れているかをみるもので、20%以上が肥満です。

標準体重表

小児肥満症には、症候性肥満と単純性肥満があります。

肥満には、「症候性肥満」と「単純性肥満」があります。

症候性肥満の原因と治療

つぎのような病気が原因で起こるため、原因となる病気の治療と食事療法を行います。

(1)下垂体・副腎系の疾患、副腎皮質ホルモン剤の長期大量投与、甲状腺や副甲状腺の機能低下症など内分泌の病気。
(2)間脳の器質性疾患など中枢神経系の病気。
(3)進行性筋ジストロフィー(「筋ジストロフィー」)などの筋疾患。
(4)プラダー・ウィリー症候群(幼児期の筋緊張低下、幼児期以降の肥満、成長・知的障害、性腺発育不全、特徴的な顔貌がみられる病気。原因不明ですが、一部に先天性異常の場合があります)。

単純性肥満の原因と治療

単純性肥満は肥満以外に病気がなく、小児肥満症の大部分はこれに含まれます。原因は遺伝(体質)3に対して環境7くらいの割合ですが、過食が単純性肥満の原因といっても過言ではありません。

10歳前後以降の肥満は、成人の肥満症につながる可能性があるので、注意が必要です。
過食の原因が心理的不安にあるような場合には、カウンセリングが必要になります。

減量は、家族で続けられる工夫を

乳幼児の肥満や、高学年でも軽度の肥満(肥満度が20~30%未満)は、それ以上太らないように注意していると、成長とともに身長とのバランスがとれるようになるので、積極的な減量は必要ありません。

肥満の程度が強いときは、食事療法で、低カロリー、低脂肪、高たんぱくの食事を心がけます。3食きちんととり、食事はよくかんで食べることを習慣づけましょう。

運動嫌いな子どもには、早足での買い物の手伝いや、動きの楽しい運動を毎日15分~1時間行うなど、子どもだけに我慢させるのではなく、家族全員で規則正しい生活を見直すことも大切です。

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