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冬から春にかけて流行するロタウイルス。低月齢ほど重症化のおそれが!

冬から春にかけて流行するロタウイルス。低月齢ほど重症化のおそれが!

ロタウイルス感染症は、ロタウイルスが原因で発症する感染性胃腸炎のひとつ。感染力が強く、発熱と激しい嘔吐や下痢を引き起こします。赤ちゃんは脱水症状になりやすく、低月齢ほど重症化するおそれがあるので、注意が必要です。

2019-02-12更新

病気でぐずる赤ちゃんの体温を測る

ロタウイルスは感染性胃腸炎のひとつ

冬になると大人も子どももかかりやすい病気のひとつに「感染性胃腸炎」があります。俗に「おなかのかぜ」といわれるもので、ウイルスが胃腸に感染して、嘔吐や下痢、発熱を引き起こします。

原因となるウイルスは、ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスなどさまざまです。

ロタウイルス感染症の原因

ロタウイルスによる「ロタウイルス感染症」は、冬から流行がはじまり、毎年3~4月にピークを迎え、5月頃まで流行が続きます。

感染してから発症するまでの潜伏期間は48時間です。感染力が強く、入園・入学など、この春新しい環境で集団生活を始めるお子さんを持つママにとっても、怖い病気のひとつです。

ロタウイルスの感染経路は主に糞口感染で、患者の排泄物を処理する際にウイルスに感染してしまうことが多く、手洗いのほか、衣類やおむつ等を適切に処理することが、感染防止の基本です。

ロタウイルス感染症の症状

突然のはげしい嘔吐と発熱で始まり、嘔吐は1~2日続きます。ひどい下痢や嘔吐で、水分が摂れない乳幼児が入院することも少なくありません。けいれんを起こすこともあります。

やがて米のとぎ汁のような水様性の白っぽい下痢をするようになり、それが1日に十数回続くこともあります。
熱と嘔吐は1~2日でおさまりますが、下痢は2~3日後に黄色がかった色になり、5~7日後にふつうの便にもどります。

嘔吐がおさまらないうちに激しい下痢がはじまると、脱水症状が急に進行することがあります。尿が濃くなり、唇が乾き、目がくぼみ、ぐったりしていたら脱水のサイン。また、おなかの皮膚をつまんでみて、皮膚にしわがなく、つまんで離したときに、すぐにもとにもどらない場合は脱水症状が進行しています。いそいで受診しましょう。

ロタウイルス感染症の治療

いまのところ、ロタウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。脱水症状を起こしやすいので、少量ずつ水分を補給します。症状が強い場合は、点滴をします。

自宅では、吐きけがなくなったら、食事は少量の薄めのミルクや、水分が多い重湯を与え、様子をみながら固さや量を増やしていきましょう。

早めの予防接種でロタウイルスを予防!

予防接種で防ぐことができます。飲むタイプの生ワクチンによる予防接種を、生後2ヶ月から任意で受けることができます。

2回接種または3回接種のタイプがあり、どちらかを接種します。

ほかの予防接種より受けられる期間が短く、決められた時期を過ぎると接種することができません。かかってしまうと最初の症状が重く、低月齢ほど重症化しやすいので、早めに接種しましょう。

また、ロタウイルスワクチンは生ワクチンのため、接種後4週間は次の予防接種を受けることができません。ほかの予防接種と同時に受けるのがおすすめです。

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■ベビカム病気ナビ(子ども医学館)
ロタウイルスによる胃腸炎(白色便性下痢症・乳児嘔吐下痢症)
■厚生労働省
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