>
>
>
>
幼児の1分間の呼吸の目安は20~30回。「呼吸が速い」と感じたら?

幼児の1分間の呼吸の目安は20~30回。「呼吸が速い」と感じたら?

子どもは、大人にくらべて気道が細く、肺も小さいので、呼吸数が大人より多めですが、もし呼吸が速いなと感じたら、発熱や他に症状がないか、全身状態をよくみましょう。特に小さな赤ちゃんは呼吸困難を起こしやすいので、苦しそうなときは早めに受診を。

2019-06-15更新

赤ちゃんを寝かしつけるママ

子どもは大人にくらべて呼吸数が多い

子どもは、大人にくらべて呼吸数が多めです。安静にしている時、1分間の呼吸数のめやすは、新生児で40回、幼児で20~30回、学童期で20回程度です。
もし新生児で60回、幼児で40回、学童期で30回以上あれば、「呼吸が速い」と言えます。

注意したい呼吸数以外の症状

発熱すると、代謝が活発になって呼吸が速くなり、鼻がつまると、息苦しそうに口で呼吸をします。運動やはげしく泣いたあと、緊張したときなども呼吸が乱れたり速くなります。また、生まれたばかりの赤ちゃんは、口で呼吸をするのがへたで、少し鼻がつまっただけでも息苦しそうにみえることもあります。

呼吸の異常を感じたら、呼吸数だけでなく、発熱や鼻づまり、顔色、機嫌の良し悪しなど、ほかの症状に気をつけて観察し、病気以外に要因がないかも見きわめます。急にせき込んで、呼吸困難になったり、顔や唇が青くなったときは、誤嚥(ごえん)で、のどに異物がつまった可能性もあります。

赤ちゃんは、短時間で呼吸困難を起こしやすいので、よくようすを観察し、だんだん苦しそうになるときは、早めに受診しましょう。

受診のめやす

食欲があり、機嫌も悪くなければ、受診してしばらく家でようすをみます。
呼吸が速くなるだけでなく、コンコン、ヒューヒューという苦しそうなせきが出て、呼吸困難に近い状態になると、百日ぜきや仮性クループの疑いも。早めに受診します。

受診する場合には、
・いつからか
・呼吸数や呼吸の状態
・発熱などほかの症状の有無
・全身状態はどうか
を、医師に伝えられるとよいでしょう。

呼吸が速いだけでなく、顔や唇が青ざめ、ぐったりしたり、意識がはっきりしないとき、また、呼吸のたびにおなかがペコペコ動いたり、小鼻をピクピクさせたり、肩で息をして苦しそうなときは、急いで受診します。

ぜんそくの持病があるときは、受診して医師の指示のもと、気管支拡張剤を飲んだり吸入を行ったりしながら、家で安静にして過ごしましょう。肩で息をしたり、不機嫌になるなど、だんだんひどくなるときは至急受診が必要なこともあります。

呼吸が苦しそうなときのホームケア

衣類のボタンをはずしたり、おむつをゆるめるなど、体を締めつけないようにします。寝かせるより、だっこしたりすわらせて、上体を起こしたほうが、呼吸がらくにできます。

息苦しいときや、呼吸が速くて浅いときは、口で呼吸をすることが多くなります。室内が乾燥していると、のどの粘膜を痛めるので、加湿器をつけたり、洗濯ものを室内に干すなどして乾燥を防ぎます。

子どもの気道は細く、分泌物がたまりやすいので、呼吸が少し速かったり、軽い鼻づまりやせき、発熱など、呼吸が速くなりそうな症状があるときは、水分補給を十分に行い、たんをだしやすくします。ただし、呼吸が速く、苦しそうなときは、逆に飲んだ水でせき込まないように、少量ずつようすをみながら与えましょう。

合わせて読みたい
■ベビカム病気ナビ(子ども医学館)
呼吸が苦しそうなとき
ホームケア 呼吸が苦しいときの休ませかた
■ベビカム病院予約:ネット予約OK!当日予約や休日診療の病院も!
小児科
powerd by babycome