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妊娠中の女性にできやすい「下肢静脈瘤」の原因や予防法って?

妊娠中の女性にできやすい「下肢静脈瘤」の原因や予防法って?

下肢静脈瘤は妊娠後期の妊婦さんによくあるトラブルの一つ。なぜ妊娠中になりやすいのでしょうか?また、予防するためにできることはどんなことがあるのでしょうか?下肢静脈瘤の原因・症状・予防法をまとめて紹介します。

2019-05-09更新

下肢静脈瘤

初産婦より経産婦に起こりやすい!下肢静脈瘤の原因とは?

下肢静脈瘤とは、下肢、特にふくらはぎのまわりの表在静脈(皮膚表面近くにある静脈)が拡張して、こぶのようにふくらみ、うねった状態になる病気です。静脈の中にある逆流防止用の弁が壊れて正常に動かなくなり、血が逆流することで血管が拡張するのが原因です。

下肢静脈瘤は妊婦に多く発症します。これは妊娠により大きくなった子宮が骨盤内の静脈を圧迫し、そこから下の静脈にうっ血が起こりやすくなるため。また、妊娠中に分泌される女性ホルモンの影響で血管が柔らかくなり、弁が壊れやすくなることも要因の一つです。

妊娠後期に症状が現れることが多く、一度静脈内の弁が壊れてしまうと自然に回復することはありません。そのため、初産婦より妊娠を繰り返した経産婦の方が症状が悪化しやすい傾向にあります。

そのほか、静脈瘤を悪化させる因子として、高齢・肥満・長時間の立ち作業などがあります。遺伝的要素が強いのも下肢静脈瘤の特徴で、家族に症状が出ている人がいる場合には注意が必要です。

下肢静脈瘤の症状&予防法をチェック!

代表的な症状は血管が浮き出ることですが、それ以外に足が重い・だるい・疲れやすいといった症状があれば、下肢静脈瘤の可能性があります

下肢静脈瘤は少しずつ症状が悪化していく病気です。まず下肢にだるさ、にぶい痛みなどが生じます。やがて症状が重くなると、静脈の腫れがひどくなって皮膚に色素沈着ができます。症状が軽い段階であれば、進行を抑えるために長時間立ちっぱなしの作業を避け、立っているときは弾性ストッキングを着用することで、進行を防げます。

特に下肢静脈瘤が起こりやすい妊娠中は、妊娠した時点から弾性ストッキングを着用し、産後も半年程度は着用することで、ある程度予防できます。ウォーキングなどの適度な運動や足のマッサージも下肢静脈瘤の予防に効果的です。寝る前や入浴時に、両手の手のひらでふくらはぎを挟み、つま先から膝までさするようにマッサージするのがオススメです。

就寝時に足を上げて寝るのも予防に繋がりますが、寝苦しくない程度に無理のない範囲で行いましょう。

下肢静脈瘤の治療は、血管外科が専門となりますが、外科や皮膚科で治療を行う場合もあります。妊娠中の場合は、まずかかりつけの産婦人科医に治療方針を相談してみましょう。

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