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春は「引っ越しうつ病」も!女性に多い要因&症状チェックリスト

春は「引っ越しうつ病」も!女性に多い要因&症状チェックリスト

近年患者数が増えている「うつ病(鬱病)」ですが、女性ホルモンや妊娠・出産などの影響で男性よりも女性が2倍程度かかりやすいとされています。うつ病が女性に多い理由と特に女性が注意すべき要因、うつ病の気になる症状をチェックしておきましょう。

2019-02-08更新

うつ病

男性よりも女性に「うつ病」が多い理由とは…?

ストレス社会と言われる現代において、うつ病は誰もがかかる可能性がある心の病気であると言っても過言でもありません。厚生労働省が3年ごとに行っている「患者調査」によると、平成26年に医療機関を受療したうつ病・躁うつ病の総患者数は112万人で調査開始以来過去最高となりました。

うつ病の要因はさまざまですが、一般的には健康問題や家族問題、経済問題などが背景にあるとされ、最近は過労やパワハラなどの雇用・労働問題がクローズアップされることも増えています。また、こうした要因に加え、「生まじめで責任感・正義感が強い」と言った本人の性格や性別によっても、うつ病のかかりやすさに違いが見られることが知られています。

厚生労働省の「うつ病を知る」ホームページにも、「発症の要因:危険因子」として「女性は男性の2倍程度、うつ病になりやすい。うつ病が女性に多いことは、世界的な傾向である。男女差の原因としては、思春期における女性ホルモンの増加、妊娠・出産など女性に特有の危険因子や男女の社会的役割の格差などが考えられている」と明記されており、女性は特に注意が必要です。

「産後うつ」など女性に多いうつ病のきっかけ

うつ病は環境に変化があったときにかかりやすいのも特徴です。女性特有のうつ病として、出産したばかりのママがかかりやすい「産後うつ病」がよく挙げられますが、それ以外に「更年期うつ病」、「引っ越しうつ病」などにも注意が必要です。

●産後うつ病
産後3か月ごろまでに発症し、初産の人に多くみられます。「自分は母親として失格だ」と自分を責めたり、自己評価が低下します。産後のホルモンバランスの乱れや、慣れない育児に対する不安、夜間の授乳による不眠や過労などがきっかけになります。

●更年期うつ病
女性ホルモンの減少にともなうからだの不調に加え、子どもの自立や親の介護、自分が若さを失うことへの不安など、さまざまなからだと心のストレスが原因となります。単なる更年期障害かうつ病を併発しているかの判断はむずかしく、専門医の診断が必要です。

●引っ越しうつ病
主婦に多くみられます。慣れ親しんだ場所を離れ、環境や人間関係が変わることで、それまでの秩序を失うことが背景にあると考えられます。

そのほか、近親者との死別、社会的な地位や財産の喪失など、自分のよりどころとなっていた対象を失うことがきっかけで、うつ病を発症することもあります。

あなたは大丈夫…?うつ病の症状チェックリスト

うつ病になると、気分の落ち込みが2週間以上続くほか、なにをするのも億劫になり、いままで興味を持っていたことにも興味が持てなくなるのが特徴です。女性ではお化粧や洋服など身なりに構わなくなる人も多ようです。

また、不眠・食欲不振・頭痛・頭重感・動悸のほか、女性では月経不順や冷えなどの身体的症状がみられます。精神面では不安やイライラ、自分のせいだと思いつめる自責感などが現れ、ひどくなると自殺を図ることもあります。こうした症状は、朝が特にひどく、夕方から夜にかけて軽くなるのが特徴です(日内変動)。

もし、だるい・疲れやすいなどの不調が続いている場合は、次の項目に当てはまるかチェックしてみてください。当てはまるものが多いときは、専門医を受診し、相談しましょう。

(1)眠れない
(2)ご飯がおいしくない
(3)疲れやすい
(4)性欲がない
(5)頭痛、肩こり
(6)腰痛
(7)便秘
(8)息切れ、動悸、などがある。
心の症状には、
(1)気持ちが沈む
(2)悲しい
(3)ものごとを悪いほうに悪いほうに考える
(4)不安でイライラする
(5)興味や関心が持てない
(6)やる気がでない
(7)死にたくなる

うつ病は適切な治療を受ければ、よくなる病気です。気になる症状がある場合は早めに専門医に相談しましょう。

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