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手洗いやマスクで予防できない「はしか」。流行時にどう対処すべき?

手洗いやマスクで予防できない「はしか」。流行時にどう対処すべき?

2019年に入り、近年にないスピードで「はしか(麻疹)」が拡がりを見せています。小さい頃にかかったというパパやママもいらっしゃるのではないでしょうか。予防接種などでも耳にすることの多い病名ですが、発熱・発疹などの特徴的な症状や、感染の怖さ、予防法についてまとめました。

2019-02-21更新

赤ちゃんの熱をはかるママ

はしか特有の症状とは?

はしかは「麻疹(ましん)」とも呼ばれ、38~39度の発熱ではじまり、鼻水や咳などの風邪の症状や目やにがみられます。

熱は一時的に下がりますが再び上昇し、発疹が顔や首、胸やおなかから手足へと広がり、色も濃くなっていきます。熱は発疹が現れたのち、約3日くらい続いて下がり、発疹の色も薄くなります。

なお、はしかから中耳炎や、重い呼吸困難をともなう肺炎、急性脳炎を合併するケースもあり、死に至ることもあります。

強い感染力をもつ麻疹ウイルス

国立感染症研究所の発表によると、2019年に入ってからのはしかの患者数が、2009年以降の同時期において最多のペースで増えているとのこと。

麻疹ウイルスは、口からのしぶきなどから感染します。手洗いやマスクで防ぐことはできないため、免疫を持たない人はほとんどが発症します。特効薬はありません。症状を和らげる薬を用いて、体力の消耗を防ぎます。また、ほかの呼吸器系への二次感染予防として、抗生物質を投与します。

潜伏期間は10~12日と長く、感染しやすい期間は、発熱して発疹が現れてから5日目ぐらいです。感染拡大を防ぐため、「もしかして『はしか』かも?」と思う症状がある場合は、病院を受診する前に連絡しておきましょう。

予防接種「MR」を打つタイミングは?

はしかを防ぐには、「MR」と呼ばれる、はしかと風疹を防ぐ二種混合の定期予防接種が有効です。1歳になったらなるべく早く1回目の接種をします。2回めは、小学校入学前の1年間に接種します。

ただ、地域で流行していたり、保育園に預けるなどのときは、生後6ヶ月から任意で、またはしか・風疹単独での接種もできるので、かかりつけの医師に相談しましょう。

おうちでのケアは?

赤ちゃんや幼児はからだが小さいので、大人より早く脱水症状を起こします。高熱からの脱水症状を防ぐため、水分を十分に補給します。

病気のあいだは、栄養バランスはあまり気にせず、ほしがるものをほしがるだけ与えることを心がけましょう。口の中が痛み、食欲が落ちるので、刺激が少なく口あたりのよいものを与えます。

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