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質問_心とからだの相談室
質問者
その他|Q74|2012/05/25

クレジットカードで生活費を決済するメリットとデメリットは?

ママ友に聞いた話ですが、最近は、電気やガス、水道代などの公共料金だけでなく、家賃などもクレジットカード払いで決済している人が多いのだとか。クレジットカードというと、知らないうちに無駄遣いをしてしまい、貯まるものもたまらないような気がしますが、クレジットカードで生活費を支払うメリットや、注意しておくべきポイントなどを教えてください。
澤田 朗先生
回答者
最近のご相談の中でお話を伺うと、公共料金のほか、普段の買い物についてもカードで支払う方が多いように思えます。現金を持たないキャッシュレスでの生活は、便利な反面気をつけないといけない点もありますので、メリット・デメリットなどについてお伝えしたいと思います。

まずメリットとしては、手持ちの現金が無くても買い物ができる点や、ポイントがつくという点でしょうか。ポイントはマイル等さまざまな形で利用することができ、利用金額が多いほど、その恩恵を受けられます。

こちらは窓口で支払いをしている場合との比較となりますが、公共料金などは支払い忘れや金融機関にいく手間を省くことができます。口座引き落としにしている場合には特に関係ありません。

支払日(引き落とし日)が同じになり、管理しやすいという点も上げられると思います。あらかじめ決まった金額を準備しておけば残高不足も防ぐことができます。

デメリットというか注意点としては、生活費などもカード払いにする場合、どのようなものにいくらお金を使ったかを把握しづらくなるという点です(例えば、食費・日用品・遊興費・外食 などなど)。スーパーなどでの買い物の場合、明細書を見れば使った金額はわかっても、その詳細までは確認することができません。

また、カードの締日と決済日が月をまたぐ場合(例えば毎月15日締めの翌月10日払 等)、同じ月にカードでいくら利用したかを把握しづらくなります。その都度家計簿などで管理をしていれば大丈夫ですが、なにもしていない場合には、「今月はいくら使っただろう?」ということになってしまいます。

便利なクレジットカードも、自己管理をしていないと無駄遣いの原因にもなりますし、家計の支出の把握もしづらくなります。家計簿をつけるといった大げさなことではなく、利用するごとに金額を把握し、毎月の利用額が確認できるようにしておくだけでも良いと思います。

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