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私は正社員、主人は派遣社員。2人目が希望ですが、大学に行かせてあげられるか不安です

質問_心とからだの相談室
質問者
貯蓄|Q62|2011/4/22
私(30歳)は正社員で手取り月20万円くらい、主人(36歳)は派遣社員で手取り月20万円くらいの収入です。主人が2人目の子どもを希望しているのですが、正直、不安でいっぱいです。子ども2人を大学に行かせてあげることはできるでしょうか?
(30歳・2歳2ヶ月のお子さんのママ)
金子由紀子先生
家事育児とお仕事を頑張って両立されているのですね。2人目のお子さんを希望されているとのこと、詳しい家計の状況が分かりませんが、ご主人と奥様の収入が今の水準をキープできることを前提にお話します。

大学進学にあたって、もっともたくさんお金がかかるのは、大学進学時の初年度納入金(入学金・施設設備費・年間授業料)になりますから、それまでにまとまった教育資金を貯めておく必要があります。

初年度納入金は、国公立大学で平均82万円、私立大学で平均130万円必要です。また、2年次以降の授業料や施設費(下宿代・生活費・交通費などは除く)は、

国公立大学で約54万円/年
私立大学・文系で約88万円/年
私立大学・理系は約120万円/年

なので、お子さんひとりあたり200~300万円を目標に、早めに準備を始めましょう。

2歳のお子さんのぶんとして、毎月1万7,000円を15年積み立てれば300万円に、1万2,000円でも200万円になります。2人目が生まれたら、1万5,000円を17年積み立てれば300万円に、1万円ずつでも200万円になります。学資保険やMMF、定期預金など元本より減ってしまう恐れのない、安全で比較的利回りのいい商品で積み立てていきましょう。当然ですが、事前にたくさん準備できるほど、その後の学費負担は楽になります。

学資保険などは毎月強制的に積立ができる半面、途中で解約をした場合には、払った金額より受け取る金額が少なくなってしまう場合があります。今は払える金額でも、この先、お子さんにかかる費用が増えた場合に保険料が払えなくなってしまうリスクもありますので、積立商品で準備する場合には、今できる金額よりすこし少ない金額で始めるのがよいかと思います。

また、高校まではできるだけ公立で、学費・教材費などは貯蓄を切り崩さずに月々の収入から支出できるよう注意しましょう。中学までは義務教育なので授業料はかからず、また平成23年4月現在、公立高校の授業料も無償化されているので、このままこの制度が維持されれば、高校までは授業料はかからず学べるということになります(ただし、教材費・制服代・修学旅行代などは別途かかります)。

毎月3万円程度をお子さんたちの進学用に継続して貯金できるなら、大学に行かせてあげることも不可能ではないと思います。ただ、ご夫婦の老後生活費なども準備する必要が出てきますので、進学用、老後用と目的別の貯金を計画的に始めることをおすすめします。

お子さんたちが成長されて、自ら学びたいという気持ちが強くなれば、奨学金という選択肢もありかと思います。卒業後に返済していけばいいのですが、無利息のもの、在学中のみ無利息のもの、奨学金自体に返済の義務のないもの(大学や企業が付与するもの)など、さまざまな奨学金が用意されています(貸与条件、学力基準が定められている場合あり)。こういう制度を利用することで、学費を「親に出してもらう」よりずっと真剣に学ぶ姿勢が強まり、自立心も高まるのではないでしょうか。

「子育てにはお金がかかる」という不安から、お子さんを産むことをためらう方もいらっしゃるようですが、子どもにとっても親にとっても、兄弟姉妹がいることで得るものも大きいはずです。漠然とした心配、不安はきちんと計画を立て、早めに準備を始めることで解消できると思います。

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