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質問_心とからだの相談室
質問者
保険|Q29|2008/7/25

主人(43歳)の保険の見直しを検討中。どのような保険に加入すればいいのでしょうか?

結婚して子どもが生まれたことで、主人(43歳)の保険の見直しを考えています。今加入している医療保険は共済で日額1万円ありますが、死亡保障が少ないので、年金型にするか生命保険にするかで迷っています。数年後にはマイホームを購入したいので、高額な保険料は払えません。今から43歳の男性が入る保険は、どのようなものがいいでしょうか?
久保幸司先生
回答者
43歳の男性が入る保険と考えるのではなく「どのような保障が必要なのか?」を考えていくと、自然と加入すべき保険(保障)が見えてくると思います。

ご質問の内容から推測する必要と思われる保障のうち、生命保険でカバーできるものとして教育費、遺族の日常生活費、住居費などがあげられます。(ご質問の死亡保障に関連する保障です)

●教育費について
一般に子ども1人の教育費の最低金額として1,000万円程度(オール公立の場合)必要とされています。この場合「逓減定期保険」や「収入保障保険」、「定期保険」(更新型10年)を活用して用意すればよいでしょう。保障期間は一般には22年ですので、それに合わせた商品を選択(20年~25年程度)し、「定期保険」の場合更新時には状況に応じ減額等で保障を調整するようにしてください。

●遺族の日常生活費について
ご主人の現在の加入年金の種類により違いはあるものの、公的年金により遺族年金の制度があります。仮にご主人が厚生年金加入者の場合、お子様1人の場合ですとお子様18歳まで月額で約12万円、以後、奥様65歳まで約9万円の保障になります。
仮に毎月の生活費(住居費、教育費は除く)が20万円必要であればその差額分を民間の保険で補ってください。

この場合「逓減定期保険」や「収入保証保険」など三角の形の保障の保険を使うことにより、保険料を抑えることができます。ご主人の喫煙歴や健康状態によっては割引のできる保険もありますので、そのあたりもご考慮下さい。
保険期間は65歳まで(奥様)を目安に調整されればよいのではないでしょうか

●住居費について
数年後に住宅をご購入されるとのことですので、ご購入予定の金額に合わせて保険を掛けてください。
例えば3,000万円の物件をお考えであれば、3,000万円の保険を掛ける。この場合「定期保険」の1年更新型、または5年定期を活用されればよいと思います。
数年後に住宅を購入された場合、団体信用生命保険に加入されることになると思います、その場合、この保険は不要となりますので解約してください。

●まとめ
今回の保障金額の算出と保険の型は一例です、
しかし、保障の目的を決め、その保障の必要金額と期間をそれぞれに分けて考えると、効率よく保障が決められると思います。(そのうえで現状の保険を活用するのかどうかを考えて下さい)

現状、公的機関により用意されている保障、預貯金、奥様の収入などもあります。実際に保障を組む場合はそのあたりも考慮してください。(ここが抜けているために不必要に高額の保障を組んでいる場合があります)

医療保障を決める場合も同様です、加入中の公的な健康保険の種類により高額療養費の上限の違いや傷病手当金の有無、保障の違いがあります。それらをしっかり確認したうえで医療保険の日額給付の金額を決めてください。

共済の場合、60歳ないし65歳からの医療保障についての内容が変わるものが多くあります。医療保障については特に若い時期よりも老後の方が必要になるでしょうから、そのあたりも十分考えてください。(保障内容が低くなるのであれば、今から終身型の保障に変更する又は貯蓄で備えるなどの対策も必要になります)

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