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女性のからだの4つのバイオリズム 基礎体温って? 自分のからだを知ろう

知っていますか?自分のからだ

女性のからだは、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という2つの女性ホルモンの影響を受けながら、およそひと月の間に4つのパターンで変化しています。
その4つのパターンは、それぞれ心身の状態にさまざまな変化をもたらします。
「今、自分がどの時期にいるのか」「どのような影響があるのか」がわかっていれば、あらかじめ心の準備や、予定を決めるのに役立ちます。

一般的な生理周期(月経周期)とは

月経がはじまった日から、次の月経がはじまる前日までを生理周期(または月経周期)と呼びます。
(※ベビカムでは生理周期と呼びます)
正常な生理の周期は25〜38日、月経の期間は、3〜7日間とされています。が、体調やストレスなどによって、ずれることも珍しくありません。

  • 生理の周期が24日以内…頻発月経
  • 生理の周期が39日以上…稀発月経
  • 生理が1〜2日で終わってしまう…過短月経
  • 生理が8日以上続く…過長月経

以上のような場合は、排卵がスムーズでなかったり、排卵がなかったりという場合もあります。
特に妊娠を希望するときや、体調が優れないことが続くときは、生理の記録のほか、基礎体温を測って、自分のからだのリズムを把握できるようにしましょう。

4つのパターン

月経期・卵胞期・排卵期・黄体期のグラフ
基礎体温の変化のグラフ
月経期

妊娠が成立しなかったときは、黄体ホルモン・卵胞ホルモンともに分泌が減少し、子宮内膜がはがれ、経血となってからだから排出されます。
これがいわゆる生理と呼ばれる期間で、3〜7日間続きます。

卵胞期

月経が終わってから排卵までの7日間程度の時期で、基礎体温は低温期。
卵巣では、数個から数十個の卵胞が成長しますが、そのなかから1個だけが成熟して、残りの卵胞は退化していきます。卵胞から排出される卵胞ホルモンの働きで、子宮内膜は厚みを帯びていきます。
※月経開始から排卵までの期間を「卵胞期」とする場合もあります。

排卵期

卵胞ホルモンの分泌がピークに達すると、脳下垂体から「黄体化ホルモン(LH)」が分泌されます。黄体化ホルモンが卵巣に届くと、成熟した卵胞から卵子が飛び出します。これが「排卵」です。
排卵は、卵胞期のあとの5日間程度の期間に起こり、基礎体温は低温期から高温期へ移行します。

黄体期

排卵後、月経が始まるまでの10日間程度の時期で、基礎体温は高温期。
卵子を放出した後の卵胞が黄体に変化して、黄体ホルモンが分泌されます。黄体ホルモンの影響で、子宮内膜はさらに厚みを増し、受精卵が着床する準備をしていきます。
排卵した卵子と精子が結合し受精卵となり、子宮内膜に着床したら妊娠が成立します。

4つの期間はこんな時期!

月経期のからだ
  • 生理で貧血になりやすくなるので、鉄分や、鉄分の吸収を促すビタミンCを積極的に摂るようにしましょう。
  • からだの抵抗力が落ちて、アレルギーが出たり、病気になりやすい時期。たんぱく質やカルシウムを多めに摂るよう心がけて。
  • 冷えやすい時期なので、血行を良くするためにお風呂にゆっくり浸かったり、無理のない範囲で軽くストレッチをしたりして、からだを中から温めましょう。
  • お肌も敏感になり、吹き出物や肌荒れ、かぶれなどのトラブルが起きやすいので、新しい化粧品を試すのは控えましょう。
  • 血行が悪くなり、むくみも起こりがち。からだを締め付ける衣類は避け、ゆったりと過ごしましょう。
月経期のこころ
  • 生理痛や頭痛、吐き気、倦怠感など、不快な気分に悩まされたり、気分が落ち込みやすい時期。
  • ニオイに敏感になったり神経質になる時期でもあります。からだも心もゆっくりと休めて。
  • 生理が終わる事には、卵胞ホルモンが分泌され、気分が向上します。
卵胞期のからだ
  • 女性らしさを作る「卵胞ホルモン」が分泌され、からだも心も安定する時期。
  • 血行がよくなり、肌や髪にハリとつやが出て、お化粧のノリも良くなります。新しい化粧品やパーマ・カラーなどを試すなら、肌の調子も良いこの時期に。
  • からだの余分な水分や、老廃物が出やすくなるデトックス期と言われています。ダイエットをするなら、からだも心も安定しているこの時期がおススメ!
  • 月経期のむくみも取れて、からだも快調に。肌のくすみがとれ、シミ、そばかすが目立ちにくくなります。
  • 排卵期に向けて、水っぽくサラサラとした、白っぽいおりものに変化していきます。量も多くなってくるので、ライナーなどを使って快適に。
卵胞期のこころ
  • 体調とともに精神的にも安定し、気分が明るく、前向きになれる時期。新しいことに挑戦するのに適しています。
  • 心身ともに最もアクティブに動ける時期。大切な予定を入れたり、女性らしさを磨くにはぴったりです。
  • 4つのリズムの中で、最も性欲が高まる時期。
  • 冷静な決断をしたり、大切な予定を入れるなら、精神が安定しているこの時期にしましょう。
排卵期のからだ
  • 排卵の前後は妊娠しやすい時期。基礎体温は低温相から高温相に移行します。
  • 卵胞期には整っていた体調が乱れ、肩こりやむくみ、便秘などのトラブルが少しずつ出てくる時期です。休息をしっかりとって。
  • 黄体ホルモンの影響で、肌はオイリーになりがち。ニキビや吹き出物のトラブルに気をつけましょう。
  • 排卵期には、人によって下腹部に痛みを感じたり、少量の出血があることもあります。
  • おりものは透明でよく伸びる状態になり、受精の手助けを担います。量は多くなりますが、においは強くありません。
排卵期のこころ
  • イライラや不安を感じたり、他人に対して攻撃的になることも。感情の起伏が激しくなりますが、ゆったりと過ごしましょう。
  • 妊活中の場合、排卵日が近づくと妊娠への期待から、緊張したりイライラしたりすることも。
黄体期のからだ
  • 体内の水分の排泄が悪くなり、便秘やむくみになりやすく、ダイエットには向いていない時期です。食欲が増すこともあるので、過食にならないよう気をつけましょう。
  • 胸の張りや痛み、肩こりなど、さまざまな体調不良が出やすい時期。眠気がひどくなったり、逆に眠れなくなることも。
  • ホルモンの影響で皮脂の分泌が増え、ニキビなどの肌トラブルが起こりやすくなります。血行が悪くなるので、くまやくすみも…。からだを冷やさないように気をつけて。
  • 肌が敏感になるこの時期は、肌に刺激を与えるパーマやヘアカラーは控えておいたほうがいいようです。化粧品の買い替えも、少しあとにしたほうが良いでしょう。
  • 排卵期を過ぎると、おりものの量は減少していきますが、少し白みがかったどろっとした状態に。下着につくのが気になる場合は、ライナーを使いましょう。
  • 食欲が増加したり、無性に甘いものが欲しくなったりする時期。暴走する前に、野菜から食べる・低カロリーで腹持ちの良いおやつを用意するなど心がけて。
黄体期のこころ
  • 自律神経のバランスが乱れ、イライラ怒りっぽくなったり、やる気が出なかったり、心が不安定に。そういう時期と割り切って、なるべくリラックスして過ごしましょう。
  • 人と会いたくない気分になるなど、どんよりと憂鬱な精神状態になることも。自分のためにゆっくりと過ごすことに時間をあててみては。
  • 感情の起伏が激しい時期なので、大切な予定を入れたり、重要な決断をするのは避けたほうがよいでしょう。

PMS(月経前症候群)とは

生理の前には、イライラしたり食欲が抑えられなくなったり、体調を崩したり、さまざまな不調が出てくることがあり、「PMS(月経前症候群〜Premenstrual Syndrome〜)」と呼ばれています。 生理の3〜10日位前から起こるこれらの不調は、生理が来ると症状が弱まり、やがて消えていきます。

<PMSの症状の例>
  • 乳房のハリや痛み
  • 顔や手足のむくみ
  • 眠気
  • 不眠
  • 便秘
  • 下痢
  • 頭痛
  • 吐き気
  • にきび
  • 食欲増進など
  • イライラする
  • 集中力がなくなる
  • 憂うつになる
  • 興奮する
  • 不安が高まる

PMSが起こる原因ははっきりわかっていません。症状を軽くするためには、それに合ったセルフケアが必要です。
人によって症状はさまざまですが、PMSを自覚することで、生理前の心の準備やセルフケアをしやすくなると言われています。
食生活を気をつけたり、軽く運動をしたり、自分に合った方法を探すことで、生理前のモヤモヤ・イライラから解放されるかもしれません。

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