【妊娠後期のヨーガ】弛緩法(しかんほう)
ヨーガで全身リラックス
今回の体位は、全身の緊張を取り除き、リラックス効果を得るのに役立ちます。全身の力を抜 いて、ゆっくり吐く息に意識を集中するのがコツ。とくに両足を上げる体位は、腰の緊張が取 れるとともに、足のうっ血や静脈瘤を取り除き、疲れをほぐす効果もあります。
Now Exercise!
弛緩法(しかんほう)「弛緩の体位」
1.あおむけに寝て、お尻を壁から30センチほど話して両足を上げ、腰をぴったり床につけて 全身の力を抜きます。
2.壁の代わりに、イスの上に足を乗せて行ってもよいでしょう(A)。
3.頭と膝の下にクッションを置き、あおむけに寝て両手を体から少し離し、両足を開きます (B)。
4.目を閉じてゆっくりと呼吸を続けると、次第に全身の緊張がほぐれてきます。
マタニティビクスのQ&A
Q.弛緩法は安産に効果があるのでしょうか?
A.出産時にからだが緊張していると、赤ちゃんの出口も堅くなるので、より痛みを感じて難産になりやすいのです。緊張が続くと疲れやすく、いざというときに力が出せなくなってしまいます。弛緩法を身につけておくと、陣痛の間のわずかな時間でも体をリラックスさせられるようになり、お産が楽になります。
※この弛緩法の体位は妊娠後期に行うことをお勧めします。妊娠初期はお控えください。