ベビカム両親学級 サンスター協賛特別クラス

心とからだの健康に。
「親子のスキンシップ」で愛情深く育てよう!

「サンスター協賛特別クラス オンライン ベビカム両親学級」では、妊娠中・産後のママに向けて子育てに役立つ情報を発信しています。毎回、赤ちゃんのお口ケアをはじめ、心とからだの健康にかかせない情報が満載と好評です。今回は、3~6カ月のお子さんのママ・パパに向けて、親子のスキンシップをテーマに開催されました。こちらでは、タッチケアやお口のスキンシップについてなどをお伝えします!

お話を伺った人:
吉永小児科医院・院長 吉永陽一郎(よしなが・よういちろう)先生
一般財団法人サンスター財団 歯科衛生士 茨木(いばらき)さん(お口ケア講演者)
一般財団法人サンスター財団 歯科衛生士 石津(いしづ)さん(わらべ歌実演者)

1.赤ちゃんの心とからだの発達に必要なタッチケア&スキンケア

小児科医・吉永陽一郎先生による赤ちゃんのタッチケアとスキンケアについてのお話では、赤ちゃんにとって「触れられること」はそれ以上の意味があるとのことを教えていただきました。ぜひ意識して行ってみてくださいね。

●「タッチケア」で、親子の絆を深めて心とからだの健康を育もう

タッチケアとは、赤ちゃんのからだをママやパパの手を使ってマッサージする方法。アメリカ・マイアミ大学で発案された「タッチセラピー」がそのはじまりで、日本では、1999年に小児科医や看護師、助産師などが中心となって「タッチケア研究会」が発足。以来、医療機関や施設などで取り入れられ、その効果が実証されています。

もともとは、新生児センターなどやむを得ない理由で赤ちゃんが親元を離れている、親と接する時間が制限されている時など、短い間でも親子の絆を育むための方法の1つとして取り入れられてきました。

タッチケアを取り入れた赤ちゃんは、
・体重の伸びが早くなる
・感染症にかかる確率が少ない
・睡眠のリズムが整う
といった効果がデータとして実証されているほど。

また、タッチケアは、赤ちゃんが親に愛されている実感を得られるだけでなく、ママやパパの子どもに対する愛情を増やしてくれる効果も。『子どもが大好き』という幸福感をより強くすることができるのです。「タッチケアをすることで、赤ちゃんが親から愛され、大切にされていると信じることができます。愛された記憶は、よい自己イメージにもつながり、一生自分を好きでいるためのベースができるといっても過言ではないでしょう」(吉永先生)

●落ち着きがない子、ぼんやりしている子…触れられるだけで症状が落ち着く

タッチケアは、特別な事情がない健康な赤ちゃんや子どもたちにもおすすめとのこと。ここでは代表的な事例をいくつかご紹介します。

<かみつきや大騒ぎが落ち着いた>

かみついたり、大騒ぎをしたりと、他の園児とトラブルが多かった子どもの背中をお昼寝中にゆっくりさすってあげたところ、だんだんと落ち着いてきて「もっと触って」とねだるようになった。

<いつもぼんやりしている子どもが活発になった>

ある保育所でいつもぼんやりし、お昼寝の時間も熟睡できないお子さんにタッチケアを開始。お昼寝で熟睡できるようになり、その他の園の活動にも積極的に参加するように。

これ以外にも、乳児院の赤ちゃんや重症心身障害児施設などでも効果を発揮しているそう。どんな環境の子どもにとっても「触れられること」は不可欠。泣き止まない、機嫌がわるい、体調を崩しやすい…などがあったら、タッチケアが足りていないサインかもしれません。ぜひ日頃から、赤ちゃんをたくさん触って抱っこしてあげましょう。

素手で『大好きだよ~』と言いながらお腹や背中をさすってあげるタッチケアは、子どもにとって大きな安心感と心身の健康を育んでくれるのです」(吉永先生)

●アレルギーは肌から起こる!? スキンケアで赤ちゃんの健康を守ろう

吉永先生のお話の後半は、赤ちゃんの健康につながるスキンケアについてお聞きしました。「皮膚は第二の脳」とも言われ、皮膚への刺激は心の発達にも影響しているとのこと。

また、近年では食物アレルギーは皮膚から起こるという研究結果もあり、小児科医の間でも注目されているそうです。

「フライパンについた卵や牛乳の成分が空気中に飛び、ほこりと一緒になって荒れた肌を通して体内に入ると、将来食べ物アレルギーを起こすらしい、と研究でわかってきています。逆に、口から入った食べ物に対してはアレルギーは起こりにくいということもわかってきました。ですから日頃からスキンケアをして、健康な肌を保つことが大切です」と吉永先生。

このように、赤ちゃんのスキンケアは全身の健康の基本とも言えます。トラブルが起こらない状態で肌を保つことが大切です。

●知っておきたい赤ちゃんの皮膚トラブル

アレルギー以外にも、赤ちゃんに起こりやすい皮膚トラブルがあります。ここでは、知っておきたい赤ちゃんの皮膚トラブルとその原因について紹介します。

・とびひ(伝染性膿痂疹/でんせんせいのうかしん)

荒れた皮膚の表面から細菌が入ることで起こる。雑菌がついた爪で皮膚をひっかいたりするときに感染することもある。

・水いぼ

爪についたウイルスで、肌をひっかいて発症することが多い。肌のバリア機能が低下しているときにも起こりやすい。

「触れることは子どもにとって大切なのだろうということはわかっていましたが、タッチケアの研究を通して、こんなに大きな意味を持つのかと医師としても驚きました。親の大好きだよという気持ちと、赤ちゃんの大好きでいてくれることへの安心感がつながりますように。にこにこの素敵な毎日を送ってください」(吉永先生)

2.赤ちゃんのお口まわりのスキンシップ

歯が生える前から顔やお口まわりに触れることで、歯が生えた後の歯みがきやお口ケアがしやすくなると言われています。第3部では、一般財団法人サンスター財団 歯科衛生士 茨木さんと石津さんから赤ちゃんのお口ケアと効果的なお口まわりのスキンシップについてお聞きしました。

●赤ちゃんのお口ケアとともに、ママ・パパもむし歯治療・口腔ケアを行いましょう

「そもそもむし歯は歯がないと起こりません。むし歯は、『歯』『砂糖』『ミュータンス菌(むし歯菌)』『歯が溶け出すまでの時間』という4つの条件がそろって初めて起こります」と茨木さん。

歯の表面が黒くなって穴が空いたり、ずきずきと痛んだりしてやっと自分でむし歯だと気づくことが多いと思いますが、それまでにお口の中ではいろいろな条件が重なってむし歯が作られているのです。でも、歯が生えていないからと言って、赤ちゃんのむし歯予防は何もしなくてもいいというわけではないそう。歯が生え始める1歳半~2歳7カ月くらいの間は、親から子にむし歯菌である「ミュータンス菌」がうつりやすい時期。

まずは、ママ・パパなど赤ちゃんと触れあう時間の長い大人たちが自分たちのお口環境を整えることが大切です。歯科医院を受診して、歯石除去やむし歯予防など、自宅ではできないケアをしっかり行いましょう。

●歯みがき開始をスムーズにするコツは、赤ちゃんとのスキンシップ

大人たちのお口ケアを行いながら、赤ちゃんとは積極的にお顔やお口まわりのスキンシップを行いましょう。とくに、わらべ歌を使ったスキンシップが効果的とのこと。

▼わらべうたを使ったスキンシップについての詳細はこちら

「歯みがきをするときと同じ体勢で赤ちゃんを膝の上にあおむけに寝かせ、歌を歌いながら両ほほやおでこ、あごなどに触れてみてください。こうすることで、初めて歯みがきをする時の違和感などを軽減する効果が期待できますよ」と石津さん。

わらべ歌でスキンシップを行ってから、お口の中を濡らしたガーゼやお口ふきシートで優しくふき取ってあげましょう。こうしたことに慣れておくことで、お口を清潔に保つだけでなく、歯が生えた後の歯みがきもスムーズに行えるようになると言われているそうです。

歯みがきが始まると、きれいにみがいてあげようと必死になるママが多いとか。子どもが嫌がっているときに無理に歯みがきをすると、「歯みがき=楽しくない、つらい」というイメージがついてしまうこともあるそう。

「歯みがきはママも必死になって、知らない間に顔が怖くなりがち。わたしも子どもに歯みがきをしている時、『ママ、顔が怖い』と言われて反省しました。ぜひ、仕上げみがきは笑顔で行ってあげてくださいね」と茨木さん。

もちろん、お口ケアはするにこしたことはありませんが、3~6カ月はむし歯菌がうつる可能性が低い時期。神経質になりすぎず、スキンシップの時間も大切にしてあげたいですね。

3.質問コーナー

参加したママたちから、たくさんの質問が寄せられました。ぜひ参考にしてみてくださいね♪

<タッチケア・スキンケアにつ いて>

Q.アレルギー対策に効果的なスキンケア方法を教えてください。

A. 保湿が大切です。どんなケア商品が合うかは、赤ちゃんによってもさまざま。まずは狭い範囲で試し、トラブルがないことを確認してから全身に使うようにしましょう。かかりつけの小児科医の先生に相談してみるのもおすすめです。

Q.アレルギーを防ぐためには、口まわりを保湿してから食べさせるほうがいいのでしょうか?

A. 食べる前のケアよりも、食べた後のケアを大切にしましょう。なぜなら、クリームなどで防ぐというよりも、健康な肌を作るほうが大切です。そうすれば、自然に肌のバリア機能が保たれ、アレルギーの原因も入りにくくなるでしょう。

Q.赤ちゃんの頭皮の乾燥が気になっているのですが…。

A. 乾燥の度合いにもよりもあすが、純粋なワセリンなどを試してみるのもいいかもしれません。頭皮だと伸びがよいものがおすすめです。まずは、皮膚科医や小児科医に遠慮せずに相談するとよいでしょう。

Q.アレルギー対策のためのスキンケアは何歳頃まで行ったらいいのでしょうか?

A. 1、2歳くらいまでは行いましょう。5、6歳になると、子どもの体質が安定するので、この段階からは新しいアレルギーが発生する可能性は低いと言えます。


<お口ケアやお口まわりのスキンシップについて>

Q.歯並びを綺麗にするコツはありますか?

A. 原因はさまざまで、一概にこれというものはありません。両親の歯並びを歯科医院で見てもらいながら、子どもにあったアプローチを一緒に考えてもらうとよいでしょう。また、しっかり噛んで楽しく食べること、小さなころからお口ケアをすることはどんな子どもにも大切です。

Q.離乳食後のお口ケアはどのタイミングで行ったらいいでしょうか?

A. 離乳食を食べ終わったあとがおすすめです。お口の中に残っている食べ物をお口ふきシートなどでふき取ってあげましょう。

Q.フッ素は歯科医院で塗ってもらった方がいいですか?

A. 市販のフッ素入りのハミガキを使いながら、定期的に歯科医院でケアしてもらうとよいでしょう。市販のハミガキはフッ素の濃度が低いので、濃度の高い歯科医院のフッ素をたまに使うことでより効果を発揮します。

Q.おしゃぶりは歯並びを悪くすると聞きましたが本当ですか?

A. 毎日、長時間しゃぶり続けていると影響は出るかもしれませんが、子どもによってはおしゃぶりがあることで安心したり、寝つきが良くなる子もいます。親子にストレスがたまるほど避ける必要はないと思います。お子さんの状況に合わせてバランスを見ながら使ってみてください。

サンスターの新シリーズ「SODATECO(ソダテコ)」

健康で豊かな人生を目指すためには、赤ちゃんがお腹の中にいる時から3歳頃までに「おくち」「おなか」「おはだ」の環境を整えることがお子さまの「一生の健康」のために重要と考え、誕生したシリーズです。
「おくち」「おなか」「おはだ」の3つのカテゴリーで、妊婦、ママ、赤ちゃんの健やかな毎日をサポートするための製品と情報を提供していきます。

powerd by babycome