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ベビカム Weeklyリサーチ

VOL.81 定額給付金、あなたはどう使う? どう思う?

2009年4月10日(金) ~ 4月13日(月)
有効サンプル数 1164

 

「定額給付金」への賛否、最多は「まあ賛成」の46%
ベビカムでは、ウィークリーリサーチの第81回として、「定額給付金について」というアンケートを実施しました。
実施決定に至るまでに賛否いろいろな意見のあった「定額給付金」ですが、みなさんの中では「まあ賛成」が46%で最多です。

 

1.定額給付金は、もうもらいましたか?


「定額給付金」について、アンケートを実施した2009年4月上旬現在、『すでに受け取った』方は全体の3%、『申請書が届き、すでに申請済み』の方は34%で、残りの63%の方は、『これから手続きする』状況です。
「定額給付金」の関連法案が成立したのは2009年3月4日で、早くも翌5日には、全国のトップを切って青森県中津軽郡西目屋村で支給が始まりました。ただ、支給の事務手続きは各市町村で行うため、人口の少ないところではすでに支給が始まっているものの、人口の多い(=事務作業量の多い)政令指定都市など大都市では、手続きの開始がゴールデンウィークに間に合わないところも多いと報じられています。
みなさんのご回答を、政令指定都市にお住まいの方とそれ以外の方に分けて集計すると、政令指定都市にお住まいの方では、まだ80%の方が『手続きは始まっていない』状況です(実際に、調査を実施した4月10日~13日の時点で、政令指定都市で手続きが始まっているのは、千葉市・新潟市・京都市・堺市・神戸市だけのようでした)。一方、政令指定都市以外では、『すでに手続きが始まっている』ところが55%です。
支給金額について尋ねてみたところ、『計算してはっきり知っている』方が80%に達しています。



グラフ1


2.定額給付金、あなたの分はどう使う?


そうしてもらった(もらう予定)の定額給付金、みなさんはどのように使う予定でしょうか? まず、みなさん自身に支給される分についてお聞きしました。
「日常の生活費にあてる」(32%)が最多で、次いで「目的は決めずに貯金する」(25%)、「欲しかったものを購入する」(21%)、「家族での外食など日常のちょっとしたぜいたくにあてる」(21%)などが上位です。



グラフ2


3.では、お子さんの分の定額給付金はどう使う?


次に、お子さんのいらっしゃる方に、お子さんに支給される分をどう使うかについてお聞きしました。
「目的は決めずに貯金する」(32%)、「目的(教育費など)を決めて貯金する」(26%)という、貯金が上位2位までを占めています。次いで、「日常の生活費にあてる」(19%)などが上位です。
やはり、お子さんに支給されるものなので、お子さんの将来のために貯金しようと考える方が多いようです。また、なかにはご自分の給付金と合わせて、「ヒブワクチンが4回接種で28,000円のため、子どものヒブワクチン接種費用にほとんどをあてる」(27歳 京都府 1児のママ)という方もいました。



グラフ3


4.定額給付金に、あなたは賛成? 反対?


定額給付金への賛否では、「大いに賛成」が18%、「まあ賛成」が46%、「やや反対」が26%、「反対」が10%で、合わせて『賛成派』が64%、『反対派』が36%です。
これを、まだ支給手続きがあまり進んでいない「政令指定都市にお住まいの方」と、すでに支給手続きがすすんでいる「それ以外にお住まいの方」で比較すると、「大いに賛成」のパーセンテージはほぼ同じですが、政令指定都市で「まあ賛成」がやや少なく、その分『反対派』がやや多めです。
また、VOL.77「保育園が足りない!」でも紹介しましたが、昨今の景気悪化⇒働きたい母親の増加⇒待機児童の激増という状況のなか、特に東京・大阪など大都市圏にお住まいの方に「定額給付金の2兆円の財源があるなら、保育園の増設を・・・」という意見が少なくなかったため、大都市圏(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県)にお住まいの方とそれ以外の方に分けて、定額給付金への賛否を比較したところ、こちらも大都市圏にお住まいの方で、やや『反対派』が多くなっています。



グラフ4


5.行政に重点的に取り組んでほしい政策は?


給付金に回す財源を、もっと必要な政策にという議論もあるので、みなさんに「行政に重点的に取り組んでほしい政策」を聞いてみました。
国や地方自治体など行政に重点的に取り組んでほしい政策としては、「保育園・学童などの保育サービスの充実」(21%)、「その他子育て支援・子育て環境の整備」(15%)、「産科医療の充実」(14%)、「小児科医療の充実」(10%)、「少子化対策」(10%)などが上位に挙げられています。
政策に対する要望を、定額給付金への賛否別に比較すると、違いが見られます。
給付金『賛成派』では、「産科医療の充実」と「小児科医療の充実」を合わせたパーセンテージが、『反対派』を10ポイント近く上回っています。
一方、「(総合的な)少子化対策」のパーセンテージは、給付金への反対度合いが強いほど大きくなっています。



グラフ5

 

 

今回のまとめ

賛否両論のあった定額給付金ですが、みなさんの賛否では「まあ賛成」が最多で、大まかに分ければ『賛成派』が64%、『反対派』が36%です。

もっとも、賛否の理由をみると、『賛成派』の中にも、「自分たちが納めた税金を、行政に訳のわからない用途で無駄遣いされるよりは、自分たちで使えるほうがよい」のような割り切れない気持ちの方も多くいました。

また、定額給付金への賛否と、行政に重点的に望む政策の比較から、興味深い結果も得られました。


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