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ベビカム Weeklyリサーチ

VOL.7 パパの育児休暇について <2007年版>

2007年7月20日(金) ~ 7月26日(木)
有効サンプル数 1176

 

男性の育児休暇、実際に取ったことがあるのは全体のわずか5%!
ベビカムでは、ウィークリーリサーチの第7回として「男性の育児休暇について」のアンケートを実施しました。
パートナーのいらっしゃる方1169人のうち、ご主人(パートナーの方)が実際に育児休暇を取ったことがあるのは54人で、5%にしか過ぎませんでした。

 

1.ご主人(パートナーの方)の勤め先には、育児休暇制度がありますか?


まず、ご主人(パートナーの方)のいらっしゃる方1169人に、ご主人(パートナーの方)の勤め先に育児休暇制度があるかどうかをお聞きしました。
結果は以下の通り。「ある」とお答えの方、はっきり「ない」とお答えの方、「(あるのかどうかを)知らない・わからない・聞いたことがない」とお答えの方に、ほぼ3等分されました。



グラフ1


2.ご主人(パートナーの方)は実際に育児休暇を取っていますか?


1.で見たとおり、ご主人(パートナーの方)の勤め先に「育児休暇制度がある」とはっきりお答えになった方は381人でした。そのうちのお子さんのいらっしゃる方332人に、実際にご主人(パートナーの方)が育児休暇を取った(ことがある)かをお聞きしました。
その結果、実際に育児休暇を取った(ことがある)のは332人の16%にあたる54人で、パートナーのいらっしゃる方全体の1169人に対しては、わずか5%にしか過ぎませんでした。最も多かったお答えは「私・パートナーとも取ることは考えなかった」でした。育児休暇制度はあっても、そもそもそれを取ろうという発想そのものがしづらい状況がうかがえます。



グラフ2


3.ご主人(パートナーの方)に育児休暇を取ってほしい?


では、女性のみなさんの「お考え」として、ご主人(パートナーの方)に「育児休暇を取ってほしい」と思っている方はどれくらいでしょうか?
結果は以下の通り。「取ってほしい」という方が14%、「できれば取ってほしいけれど、勤め先や仕事のことが心配」という方が40%で、合わせて54%の方が「取ってほしい派」でした。「育休がないことで赤ちゃんとの関わりが十分に持てず、子どもに対していつまでも腰が引けたパパになっていて子どももなつかない。女性が『だんだんママになっていく』のだから、男性に『だんだんパパになっていく』機会も与えてあげたい」と、男性の育児への自覚を促すためにも育児休暇を取ってほしいという方が多いようです。
一方、 「できれば取ってほしいけれど、勤め先や仕事のことが心配」という方と「勤め先や仕事のことが心配なので、取ってもらわなくていい」という方28%を合わせると、「取ってほしい派」の54%を上回る68%の方が「勤め先や仕事のことが心配」と答えています。この「心配」ですが、1つは「職種にもよるとは思いますが、うちの場合は夫の仕事の様子を見ていると『育児休暇』どうぞ、と言われても無理です」とのご意見のように、仕事の忙しさ等から「休むに休めないのでは」というもの、もう1つは「実際に育休をとると、その後の査定とか昇進とかに影響するという話もあり、制度はあっても周囲や仕事への影響でなかなかとれないのが現実だなあと実感しています」とのご意見のように、育児休暇を取ることによる勤め先でのご主人(パートナーの方)の処遇についてのものでした。



グラフ3


4.育児休暇をとったご主人(パートナーの方)に何をしてほしい?


では、あなたの出産後にご主人(パートナーの方)が育児休暇を取ったとして、何を手伝ってもらえることを期待しているのでしょうか?
結果は以下の通り。手伝ってほしいことの第1位は「赤ちゃんのお世話」で64%、僅差の第2位で「買物など外出が必要な家事」が63%で、この2つは過半数の方が答えています。「赤ちゃんのお世話をすることでパパとしての実感を感じてほしい」とのママの思いが感じられますね。また、「産後すぐには家事も思うように出来ないし、赤ちゃんもすぐ外には連れ出せないので買い物などを手伝ってほしい」とのご意見に代表されるように、産後すぐのママのからだでは外出が大変なので、「外出が必要な家事を手伝ってほしい」との思いは切実ですね。
そして何より、実際に赤ちゃんのお世話なり買物・食事の支度や後片付け等の家事を手伝ってもらうことも大事なのでしょうが、「母親となって一番不安で辛い時に一緒に乗り越えてほしいから、そばにいてほしい」とのご意見のように「そばにいて精神的な支えになってもらえること」が、ママとしてはいちばん安心できるのかもしれませんね。



グラフ4


5.今後男性で育児休暇を取る人が増えると思いますか?


それでは、今回のアンケート回答者のみなさんは、今後男性で育児休暇を取る人が増えると考えているのでしょうか? 結果は以下の通り、「はい(増えると思う)」の方が51%、「いいえ(増えるとは思わない)」の方が49%と皆さんの考え方はみごとに二分されました。
「はい(増えると思う)」とお考えの方では「必要な場合は積極的かつ職場に気を遣うことなく男性が休暇を取れる時代になって欲しい」、「生まれてから初めの1年の子どもの成長は驚くほど早いので、一緒に苦労したり喜びを感じたりしながら育児が出来れば嬉しい」など、実際に男性が積極的に育児休暇を取る状況を想像しているというより、どちらかといえば「そうあってほしい」という願望を含んだ意見が多かったようです。
これに対して「いいえ(増えるとは思わない)」とお考えの方では「私が一人目を出産する際、制度があるにもかかわらず育児休暇を取る事が出来ず、退社する事になりました。女性でも取りにくいのに、男性はもっと取りにくいのではないでしょうか」という意見に代表されるように、女性でも産休・育休を取りにくい現状の日本の労働環境では無理! という方が多数みられました。また、「男性が育児にまったくの無関心・非協力ではなく臨機応変にフォローをすれば、育児休暇をとる必要はないと思う。育児休暇以前に、育児は女性がすべてするものという考えそのものを変えて、もっと日頃から男性が協力的な態度をとるようにしていくほうが大事だと思います」のように、制度としての男性の育児休暇の是非や必要性よりも、男性の育児についての意識改革が先決では? とのお考えの方も、少なからずみられました。



グラフ5

 

 

今回のまとめ

「男性の育児休暇」については、多くのご意見が寄せられました。

最も多かったのは、「無条件に男性も育児休暇を取得して育児に参加すべき」「そうなるように、社会や企業の姿勢も変化すべき」という意見でした。

■たくさんの人が積極的に取ることで育児休暇を取ることが主流になればいいと思う。

これに対し、「日本の現状では男性の育児休暇は無理なのでは・・・・」という、あきらめにも似た悲観的なご意見も多数みられました。

■子どもを持つような年代の男性はたいてい仕事が一番忙しい時期の人が多い。最近ますます勤務時間が長くなる傾向にある気がしています。そんな中で育児休暇を取れるのはごく少数の恵まれた会社の男性のみ。ほとんどの男性は休暇どころか育児に参加する時間さえままならないのが現状だと思います。
■育児休暇制度が整ったとしても、男性の意識が変わらなければ制度を活用する男性は少ないと思う。

また、「長期の育児休暇よりも、残業を減らして毎日定時退社ができる、本来の休日(土曜・日曜) …

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