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ベビカム Weeklyリサーチ

VOL.58 電子レンジの活用

2008年9月19日(金) ~ 9月24日(水)
有効サンプル数 1426

 

電子レンジで、ご自身がやけどをしたことがある方が20%
ベビカムでは、ウィークリーリサーチの第58回として「電子レンジの活用について」というアンケートを実施しました。
電子レンジをお持ちの方1,418人のうち、電子レンジを使っていてご自身がやけどをしたことがある方は20%でした。

 

1.電子レンジを使う頻度は?


まず、みなさんに電子レンジを使う頻度をお聞きしたところ、「毎日頻繁に使っている」が過半数の55%、「1日の使用回数に差があるが、ほぼ毎日使っている」が38%で、合わせて93%が「電子レンジは(ほぼ)毎日使う」という状況です。
お使いの電子レンジのタイプでは、「オーブンレンジ」が71%で最多です。「スチームオーブンレンジ」が15%で、合わせて86%の方が「オーブン機能つきの電子レンジ」を使っています。「電子レンジ単機能型」は13%で、いまや「あたため機能のみの電子レンジ」は少数派です。



グラフ1


2.電子レンジの用途は?


電子レンジの用途で、もっとも多かったのは「(冷めてしまった)ごはん・おかずなどの(再)加熱」で、96%の方が挙げています。電子レンジのタイプとしては「オーブン機能つき」が普及していますが、用途をみると、電子レンジ本来の使い方が一般的です。
次いで「冷凍保存しておいた肉・魚・野菜などの解凍・調理」、「自分が作り置きした料理を冷凍しておいたものの解凍・加熱」、「市販の冷凍食品の解凍・調理」など、冷凍保存していた食材や食事の解凍を挙げた方がそれぞれ70%を超えています。「調理の下準備(野菜の下ゆで、煮物など)」も、70%の方が挙げました。
「持ち帰り惣菜などの(再)加熱」、「飲みものの加熱(お酒のお燗やホットミルク作りなど)」も、過半数の方が挙げています。
このほか、「おしぼりの加熱」「(電子レンジ用湯たんぽなどの)蓄熱剤の加熱」といった食品の加熱以外の用途で使う方も1割程度いました。
また、お子さんのいらっしゃる方で、離乳食作りに使う(使った)という方は66%(3人に2人)です。



グラフ2


3.電子レンジを使っての失敗は?


では、みなさんが経験した電子レンジでの「失敗」では、どんなことが多いのでしょうか?
もっとも多く挙げられたのは「食品がまずくなった(パサパサになった、固くなったなど)」の74%で、ほぼ4人に3人の方が経験しています。次いで「加熱しすぎて、(プラスチックの)お皿や容器が変形した」という回答も、48%と半数近くありました。
このほか、「金属を入れてしまい、火(花)が出た」「卵以外の食品・食材が破裂した」も、27~25%と4人に1人です。「加熱しすぎて、火傷をした」も20%と、5人に1人でした。
一方「卵を入れて破裂した」は16%と、選択肢で例示したものでは最少でした。「電子レンジで卵を加熱するのは危険」とよく言われているため、その認識はある程度広まっているようです。



グラフ3


4.電子レンジの失敗で「ケガ」や「やけど」したりしたことは?


電子レンジでの「失敗」で、ご自身が(ケガや)やけどをしたことがあるという方は、3.に示した通り、電子レンジを持っている方の20%(5人に1人)です。
お子さんにケガややけどをさせてしまったという方は、4人(0.3%)とごく少数でした。
一方、電子レンジ本体の故障や使用不能につながった失敗をした方は、電子レンジを持っている方の3%いました。



グラフ4


5.電子レンジ用の「ほ乳瓶消毒グッズ」の事故


現在、電子レンジを食品の加熱以外の用途で使う方は、2.で挙げたように1割ほどいます。ほ乳瓶など育児に使うものの消毒に電子レンジを使うことについては、以前そうしたことがある方も含めると、55%が経験していました。
そうした用途の「便利グッズ」として、『電子レンジ用 哺乳瓶のスチーム消毒バッグ』があり、大手育児用品メーカーのピジョン製のものは、かなり普及していました。
しかし、今年2月末、ピジョンは「電子レンジスチーム消毒バッグ 出し入れ簡単」を電子レンジで使用中、バッグが破裂する事故が多発していることから、商品を回収すること発表しました。
みなさんが、この事故情報を知っているかをお聞きしたところ、「知っている」という方は43%と半数に達しませんでした。
事故情報を知っている方では、「テレビで知った」が44%、「新聞で知った」が16%と、合わせて60%がマスコミ報道から知っていました。



グラフ5

 

 

今回のまとめ

今回のまとめにあたり、まず、電子レンジで「加熱」ができる原理について簡単に説明しておきます。

電子レンジは、英語では microwave oven(マイクロ波オーブン)と呼ばれているように、電磁波(電波)の一種であるマイクロ波を使った食品の加熱用調理家電です。水(の分子)がマイクロ波の照射を受けると、マイクロ波の振動エネルギーを吸収して蒸発しようとする(温度が上昇する)性質を利用して、食品を加熱します。したがって、水分を含まないものは原理のうえでは加熱できません。

食品などがあたためられる・・・といっても、ヘアードライヤーのように温風が出ているわけではありません。失敗談として『服を乾かすのに使って、服を焦がした』(39歳 神奈川県 2児のママ)という方もいましたが、電子レンジの活用法として「おしぼりの加熱」がNGではないのに、「衣服などの乾燥」がダメなのは以下の理由によります。

おしぼりの加熱では、水分を完全に蒸発させずにハンドタオルに湿り気が残るようにしますが、服など …

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電子レンジでの失敗事例集

【衣類などの乾燥は絶対にダメ】
■小さい頃、ぬれている靴下を乾燥させようと考え、レンジで加熱して焦がしてしまったことがあります。(27歳 神奈川県 初産妊娠中)

【金属類を入れるのも絶対にダメ】
■アルミ容器で加熱してしまい、火花が出た。(37歳 鹿児島県 1児のママ)
■お皿に金の縁取りがあるのを忘れて加熱してしまい、火花が飛んだ。(27歳 千葉県 2児のママ)

■むかーーーし、自宅に電子レンジがなかったため金属を入れたらダメということを知らず、バイト先でアルミ箔製のレトルトパウチのカレーをそのまま加熱して、火花を出してしまいました。(32歳 千葉県 2児のママ)
◆冷凍干物の解凍のとき、使い方を勘違いして解凍モードではなく加熱モードを選択してしまい、しかも袋に金属の留め金がついていたため、火花が出て扉のガラス部分が割れてしまった。(30歳 1児のママ)
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