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ベビカム Weeklyリサーチ

VOL.4 近ごろの出産場所事情についてのアンケート

2007年6月29日(金) ~ 7月5日(木)
有効サンプル数 1194

 

妊娠中の方の大半(97%)が、既に出産場所を決定!
ベビカムでは、分娩を扱う産院の全国的な減少傾向を受けて、ウィークリーリサーチの第4回として「近ごろの出産場所事情について」のアンケートを実施しました。
全回答者1194人中、現在妊娠中の方は252人で、その大半(97%)にあたる244人の方が、妊娠4ヶ月以下の妊娠初期の方でもやはり大半(89%)の方が、すでに「出産する施設(病院、個人産院、助産院、自宅・・・等)を決めている」と答えています。

 

1.(現在妊娠中の方にお聞きします)出産する施設を決めていますか?


現在妊娠中の方252人の妊娠月数は、妊娠初期(妊娠4ヶ月以下)の人が18%、妊娠中期(妊娠5~7ヶ月)の人が34%、妊娠後期(妊娠8~10ヶ月)の人が48%でした。
「出産する施設(病院、個人産院、助産院、自宅・・・・等)を決めているか?」では、妊娠4ヶ月以下の妊娠初期の方では89%が、妊娠5~7ヶ月の妊娠中期の方では97%が、妊娠8~10ヶ月の妊娠後期の方では全員(100%)が「決めている」とお答えで、妊娠中の方の多くが早い段階から出産する施設を決めていることがわかります。



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2.具体的に、どんな施設で出産する?(した?)


現在妊娠中の方の出産を決めている施設や、お子さんのいらっしゃる方の、はじめてのお子さんのとき(5~6年前)・いちばん末のお子さんのとき(2~3年前)の出産した施設についてみると、最も多いのは「個人の産院、産科クリニック」です。
5~6年前、2~3年前及び現在の出産場所を比較すると、5~6年前から2~3年前の間では「個人の産院、産科クリニック」のパーセンテージが低下し、その分「国公立の総合病院」のパーセンテージが上昇しています。これは、「個人の産院、産科クリニック」の廃業等の影響で、地域の「国公立の総合病院」にお産をする人が流れたことの現われとみられます。
一方、2~3年前から現在の間では「国公立の総合病院」のパーセンテージが低下しています。「国公立の総合病院」のパーセンテージ低下には、産科医不足とともに地方自治体の財政逼迫による公立病院の廃止・縮小の影響が考えられます。



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3.その施設(出産場所)を選んだ理由は?(上位5位まで)


その施設(出産場所)を選んだ理由では、「自宅に近いなどの立地の利便性」が60%台で第1位、「施設や設備の環境(新しい、キレイ、最新の設備がそろっている等)」が40%台で第2位という傾向は現在まで変わっていません。
5~6年前は「知人や家族のすすめ」という、いわゆる『口コミ』が第3位でしたが、最近では上位5位以内には入っていません。これは、1つには出産場所選びについても『口コミ』から例えば「ベビカム」のようなWEBサイトなど情報源が多様化していることの、もう1つには(伝えられる対象の)産科・産院がなくなって『口コミ』が役立たなくなってきたことの現れかもしれません。
一方、5~6年前には第4位だった「医師、助産師の対応」が2~3年前や現在では第3位となっており、また、「立会い出産ができる」や「入院中/分娩の方針」といった、出産に関係する医療の質そのものを理由とする傾向も強くなってきています。



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4.その施設(出産場所)は第1希望だった?


「その施設(出産場所)が第1希望だったか?」の問いに対し「はい」とのお答えの方のパーセンテージは、5~6年前が88%、2~3年前が84%で、現在妊娠中の人では86%でした。
また、第1希望の施設(出産場所)で予約できなかった人の理由では、「合併症がある等のハイリスク妊娠のため(受入不可と言われた)」という人もいましたが、多くは「すでに分娩予約がいっぱいで断られた」や「希望の施設が産科を廃止予定だった(既に廃止していた)」など、産科・産院の不足・減少によるものでした。



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5.出産する施設(場所)選び、満足してる?


出産する施設(場所)選びについて、「自分の思いどおりに決められた」方の合計のパーセンテージは92~93%で、5~6年前から現在までほぼ同程度です。ただし、現在妊娠中の人では「まあまあ自分の思いどおり」という、自分の選択について十分に満足でない人が30%を超えており、分娩を扱う病院・産院の減少傾向のもとで、限られた選択肢の中からの産み場所選びに対する消極的な満足にとどまっている人が少なくないようです。
4.でみたように「第1希望の施設で予約」できた人が最近再び多くなってはいますが、この「第1希望」も、限られた選択肢の中でのものなのかもしれません。



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今回のまとめ

今回のアンケート結果でいちばん特徴的だったのは、まだ妊娠月数の小さい方も含めて現在妊娠中の方の大半(97%)が、既に出産する施設(場所)を決めていた、ということ。妊娠しているとの診断を受けたら、即、分娩予約ぐらいの感じなのかも知れません。言い換えれば、産院不足の昨今、それくらいの心づもりでいないと納得のいく産み場所選びができないのかも。
ということは、「赤ちゃんが欲しい!」と思っている人は、その時期が今すぐかどうかにかかわらず、日ごろから産科・産院について自分で情報収集しておくことが、理想の産み場所選びのためにも大事ですね。 …

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