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ベビカム Weeklyリサーチ

VOL.37 ママの働く理由/働いていない理由は?<2008年版>

2008年4月11日(金) ~ 4月14日(月)
有効サンプル数 1102

 

出産後も働きたい方の半数が、「パート・アルバイト」を希望・・・
ベビカムでは、ウィークリーリサーチの第37回として「ママの働きたい/働かない理由は?」のアンケートを実施しました。
(お子さんの妊娠中に)出産後も「働きたい」と思っている(いた)方971人に、「どんなスタイルで働きたいと思うか(思っていたか)?」をお聞きしたところ、半数の方が「パート・アルバイト」とお答えです。

 

1.出産後、子どもが何歳になったら働きたい?


「出産後、働きたいと思うか?」や、「子どもが何歳になったら働きたいか?」について、お子さんのいらっしゃらない方(初産妊娠中の方)には、現在どう思っているかを、すでにお子さんのいらっしゃる方には、(現在、実際に働いているかどうかに関係なく)妊娠中にどう思っていたかを、それぞれお聞きしました。
全体の41%の方が、子どもが2歳になるまでの間に働き始めたいとのお答えでした。子どもが3歳以上から小学校入学前までの間に働きたいという方が25%(4人に1人)。出産後、いつかは何らかの形で働きたいとお考えの方は、全体の88%にあたる971人です。
一方、出産後に「働きたい」と思わない方=子育て・主婦業に専念したいというお答えの方は、全体の12%でした。



グラフ1


2.出産後働くとしたら、どんなスタイル?


出産後も「働きたい」と思っている(いた)方971人に、「どんなスタイルで働きたいと思うか(思っていたか)?」をお聞きしました。
もっとも多かったお答えは「パート・アルバイト」で、冒頭に示した通り、働きたい方971人の半数が答えました。「正社員・職員」の方が33%、「契約社員・派遣社員」の方が8%となっています。



グラフ2


3.現在、実際に(どんなスタイルで)働いていますか?


では、みなさんの現在のワークスタイルは?
「正社員・職員」という方は、フルタイムの方、時短勤務やフレックスタイムの方、産休または育休中の方を合わせて、全体の18%でした。「契約社員・派遣社員」の方が3%で、「パート・アルバイト」が8%。何らかのスタイルで働いている方は、全体の38%です。
全体の62%の方は、「現在、自分自身が直接的に収入を得られる仕事はしていない」状況≒無職・専業主婦でした。
参考までに、少し集計区分は異なりますが、1年前にベビカムが実施した、VOL.2「妊娠出産育児ママのライフスタイル調査」のデータを見てみましょう。無職・専業主婦の方が70%、働いている方が30%と、この1年ぐらいで、「働いている(自分自身で直接的に収入を得られる仕事を持っている)」というママが10%近く増加しています。働くスタイル(就業形態)では、「契約社員・派遣社員」や「パート・アルバイト」の比率はほとんど変わっていませんが、「正社員・職員」は4%増えています。
企業などの産休・育休制度や育児支援の施策が実施されてきたことで、少しずつですが、妊娠や出産後でも女性が仕事を続けることができる環境が整備されてきたことの結果かもしれません。



グラフ3


4.ママの働きたい/働いていない理由は?


現在、実際に働いている方420人の「働いている理由」では、「生活に必要な収入を得るため」が最多の47%、「生活にゆとりを与える収入を得るため」が44%と、『経済的理由』を挙げた方が多数を占めました。次いで多かった理由は「社会との関わりを持つ(持ち続ける)ため」という『社会参加』が39%、「自分の経験やスキルを活かしたい」という『スキルアップ』が28%で、先ほど挙げた、1年前の調査(VOL.2「妊娠出産育児ママのライフスタイル」)でも、ほぼ同様の結果でした。
お子さんのいらっしゃる方で、「働きたい」と思っているにもかかわらず、現在、実際にお仕事はしていない方519人の「働いていない理由」では、「仕事(働くこと)と育児の両立ができる自信がない」を挙げた方が最多で、37%でした。次いで、「希望の条件(勤務時間や曜日、収入等の待遇)の仕事が見つからない」、「子どもの成長に影響がありそうで決心できない」、「子どもの預け先が見つからない」を挙げた方が、それぞれ4分の1くらいです。
お子さんのいらっしゃる方で、「働きたい」という気持ちがなく、現在、実際に働いていない方95人の「働いていない理由」では、「子どもが小さいうちは預けたくない(預けてまで働きたくない)」、「家事や育児に専念したい」という、『子どもや家庭優先』の考え方を挙げた方が、それぞれ約3分の2に達しています。



グラフ4


5.ママの年収はどれくらい?


実際に、みなさんの年収はどれくらいでしょうか? 仕事のスタイル(就業形態)別に集計してみました。
「正社員・職員」の方の平均年収は386万円、「契約社員・派遣社員」の方の平均年収は240万円。
「パート・アルバイト」の方の平均年収は96万円で、75%の方が年収100万円以下です。いわゆる「パートの年収103万円の壁※」を意識した働き方をしている方が多いようです。

 ※パートの年収103万円の壁とは ⇒「所得税法における、扶養控除対象配偶者となるかどうか」の境い目です。
  ママの年収が103万円以下なら、「自分自身の収入に対して、所得税が非課税」かつ
  「ご主人が所得税の配偶者控除を受けられる」というメリットがあります。
 逆に言えば、ママの年収が103万円を超えてしまうと、「自身の収入に対する所得税の課税」と
「ご主人が所得税の配偶者控除を受けられない」ことの両方で、夫婦トータルでの所得税が大幅アップになります。

「自営業(家業)」の方も、年収100万円以下の方が3分の2ですが、これも、年収を(書類上)103万円以下にあえて抑えている方が多いのかもしれません。
「在宅ワークや内職、フリーランスのワーカー」など、『自宅に居ながらできる働き方』の平均年収は103万円。年収50万円以下の方が過半数を占めるものの、年収200万円を超える方も20%以上みられます。
(詳細な実態については、「今回のまとめ」で解説します。)



グラフ5

 

 

今回のまとめ

3.で見たように、この1年間で「働いている(仕事を持っている)」ママが、1割ぐらい増加しています。

ママが「働く理由」では、1年前も今回も、「経済的理由」が最多です。石油関連や食料品など、生活に不可欠なものを中心に物価の値上がりが続いています。ママも働かざるを得ないという方が増えているのは否定できないでしょう。

一方、企業などの産休・育休制度や育児支援の施策が実施されてきたことで、少しずつですが、出産後でも女性が仕事を続けられる環境が整備されつつあることも、働いているママの増加につながっているようです。

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