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ベビカム Weeklyリサーチ

VOL.34_2 妊娠中~子育て期のタクシー利用 (その2)子育て期のタクシー利用

2008年3月21日(金) ~ 3月24日(月)
有効サンプル数 1230

 

赤ちゃんが生まれて、退院のときにタクシーを利用した方は11%!
ベビカムでは、ウィークリーリサーチの第34回として「妊娠中から子育て期のタクシー利用」についてのアンケートを実施しました。今回は、赤ちゃんが生まれて病院から退院するときや、子育て期のみなさんのタクシー利用の実態についてレポートします。
出産後、退院するときにタクシーを利用された方は、自宅出産された方以外の1084人のうち11%にあたる115人でした。

 

1.病院などから戻るとき、何を利用した?


冒頭に示した通り、出産後、病院などから自宅(実家)に戻るときにタクシーを利用された方は11%でした。大多数の86%の方は「家族が運転するクルマ」で、自宅(実家)に戻っています。
タクシーを利用された方115人に、そのとき不安に感じていたことをお聞きしたところ、最も多かったお答えは「運転が荒っぽくないか?」で43%でした。次いで、「赤ちゃんが大声で泣いたりしないか?」が39%、「赤ちゃん用のチャイルドシート(ベビーシート)がないこと」が30%となっています。
「生まれたばかりの小さな赤ちゃんをチャイルドシートなしで乗せて、急ブレーキなどされたらどうしよう・・・と、とても不安でした」(33歳 神奈川県の1児のママ)のように感じられた方は、決して少なくないと思います。



グラフ1


2.子育て期になって、タクシーを利用することは増えた?


お子さんのいらっしゃる方1087人に、赤ちゃんが生まれてから、日常の外出(赤ちゃんといっしょの)でタクシーを利用することが増えたかどうかをお聞きしました。
最も多かったのは「子どもが生まれる前も生まれてからも、日常の外出でタクシーは利用しない」とのお答えで、過半数の59%の方が挙げました。一方、「赤ちゃんといっしょの日常の外出でタクシーを利用することがある」という方は41%です。この中で「子どもが生まれてから、日常の外出でタクシーを利用することが増えた」方は19%でした。
また、赤ちゃんといっしょの日常の外出でタクシーを利用することがある方442人に、どんなときに利用するかをお聞きしたところ、ほぼ半数の方が「(雨など)天気のよくないとき/暑さ・寒さの厳しいとき」や「荷物の多いとき」と答えています。



グラフ2


3.チャイルドシートの使用義務づけは99%浸透


現在、日本の交通法規では、6歳未満の乳幼児をクルマに乗せる際には、子ども一人ひとりの年齢や体格に応じたチャイルドシート(ベビーシートを含む)を使用することが義務づけられています。
このことを「知らない」という方は全体の1%で、『6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートが必要』との認識は、ほぼすべての方に浸透しているようです。



グラフ3


4.タクシーも、「チャイルドシート使用義務づけ」の対象なの?


タクシーも「クルマ」であるということでは、マイカー(自家用車)と同じです。みなさんからも、「タクシーを利用する場合にもチャイルドシートが必要なのかどうか、以前から疑問でした。これを機に知りたいです」(29歳 千葉県の1児のママ)という声が多数寄せられています。

まず、みなさんの認識をお聞きしました。
結果は以下の通り。47%の方が「タクシーにはチャイルドシートの義務づけは適用されない」と回答されましたが、これが『正解』です。

なぜタクシーではチャイルドシートの使用が義務づけられていないかですが・・・、チャイルドシートの使用義務が、「子ども一人ひとりの年齢や体格に応じたチャイルドシートを使用・・・』と規定されているところがキーポイントです。
チャイルドシートは子どもの体格に適合していないとかえって危険ですが、不特定の人が利用するタクシーでは、そもそも子どもが乗車するかどうかや、乗車する子どもの人数や体格が事前にわからず、「人数分のチャイルドシート」や「年齢・体格に応じたチャイルドシート」を準備することが現実的に不可能なため、チャイルドシートの使用は義務づけられていません。同じ理由で、バスもチャイルドシートは義務づけられていません。



グラフ4


5.「子育てタクシー(R)」って、知ってる?


タクシーにチャイルドシートの使用は義務づけられていないといっても、赤ちゃんや子どもといっしょに乗車中の急ブレーキや事故のことを考えると、「タクシーにもチャイルドシートが必要なのでは?」と考えるのは自然なことです。

そうしたみなさんの思いに応えるため・・・、現在すでに、一部地域のいくつかのタクシー会社では、事前に予約すればチャイルドシートを装着した車両を配車してもらえる『子育てタクシー(R)(注)』というサービスが実施されています。
このことをみなさんがどれくらいご存じかをお聞きしましたところ、「何となく聞いたことがある程度」の方を含めても、「知っている」という方は全体の20%でした。

注)子育てタクシー(R)は、全国子育てタクシー協会の登録商標です。(以下同じ)
  以下の3つのサービスがあります。
【かんがるーコース】
事前電話予約により、チャイルドシートを装着したタクシーを配車してもらえるサービスです。タクシー会社によっては、ベビーシート(新生児用シート)やジュニアシートを用意できるところもあるようです。
【ひよこコース】
保護者が予約することで、子どもをタクシーにより送迎してもらえるサービスです。
【ふくろうコース】
救急車を呼ぶほどでもない夜間の子どもの急病やケガのとき、夜間救急病院や当直医へ送迎してもらえるサービスです。

子育てタクシー(R)のサービスを実施しているタクシー会社の地域や事業者名、
サービス内容の詳細などについては、
全国子育てタクシー協会のホームページ(http://kosodate-taxi.com/index.html)をご覧ください。


グラフ5

 

 

今回のまとめ

「6歳未満の乳幼児をクルマに乗せる際には、チャイルドシートの使用が義務づけられていること」は、ほぼすべての方に浸透していました。一方、タクシーはチャイルドシートの使用義務づけの対象にはなっていません。

でも、「チャイルドシートの使用義務が子どもの安全確保のためならば、バスやタクシーで免除される理由がいまいちよく分からない」(28歳 愛知県の1児のママ)とみなさんが疑問に思うのも自然なことですし、「タクシーにベビーシートがあったら安心できるし、もっと積極的にタクシーを利用できると思います」(39歳 大阪府の1児のママ)のように、タクシーにチャイルドシート(ベビーシート)の設置を望む声も少なくありません。

こうしたみなさんの要望に応えるため、一部地域のいくつかのタクシー会社で実施されているのが、『子育てタクシー(R)』というサービスです。

(その1)で紹介した『Qタク(R)(注)』や、『子育てタクシー(R)』のようなサービスは、まだほんの一部のタクシー会社でしか実施されてい …

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