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ベビカム Weeklyリサーチ

VOL.29 「自転車3人乗り」への規制徹底?! 賛成? 反対?

2008年2月15日(金) ~ 2月18日(月)
有効サンプル数 1222

 

お子さんが2人以上の方で、「親子で自転車3人乗り」をしているのは35%!
このたび警察庁により約30年ぶりに「交通の教則」が見直され、自転車の前後(ハンドルと荷台のところの幼児用座席)に幼児2人を乗せた「親子3人乗り」への規制が徹底される方向との報道を受け、ベビカムではウィークリーリサーチの第29回として「お子さんと自転車に乗っていますか?」のアンケートを実施しました。
2人以上お子さんのいらっしゃる方で自転車をお持ちの方323人のうち、35%にあたる113人が「親子3人乗りをしている(したことがある)」とのお答えでした。

※今回のリサーチ結果は、2008年2月26日の産経新聞生活面でも取り上げられています。

 

1.お子さんといっしょに自転車に乗っていますか?


自転車をお持ちの方で、お子さんといっしょに自転車に乗る(ことがある)という方は、どれくらいいるのでしょうか?
お子さんが1人で、自転車をお持ちの方426人のうち「子どもといっしょに『自転車の2人乗り』をする」という方は41%の176人でした。
お子さんが2人以上で、自転車をお持ちの方323人のうち、「子どもといっしょに『自転車の3人乗り』をする」という方が35%、「子どものうち1人と『自転車の2人乗り』をする」という方が36%、「子どもといっしょに自転車は乗らない」という方が29%でした。



グラフ1


2.そもそも、自転車って何人乗っていいの?


『親子での自転車3人乗り』についていろいろと問題提起されていますが、そもそも、自転車では何人乗り(まで)が許されているのでしょうか?
現行の交通法規では自転車は『2人乗り禁止』とされています。ただ、16歳以上の人が、6歳未満の幼児1人をハンドルもしくは荷台のところにきちんと設置された幼児用座席に乗せる場合は、各都道府県の道路交通規則(公安委員会規則)により「2人乗り」は認められています。さらに、自治体によっては、前記の状況において、もう1人のお子さんをおんぶひもを使ってしっかりおんぶしていれば『親子での自転車3人乗り』が認められているところもあります。
しかし、調査の結果「(自転車の2人乗りは)特に規制などはされていない」との認識の方が7~8%みられました。

【自転車の交通ルールの基本】
●原則『2人乗り』は禁止です。
 ・16歳以上の人が、6歳未満の幼児1人を幼児用座席に乗せての『2人乗り』はOKです。
 ・自治体によっては、さらにもう1人をおんぶして乗ることができます。
●2台で横に並んで走ること(並進;「へいしん」と言います)は、「自転車並進可」の標識があるところ以外では禁止です。
●自転車でも、飲酒運転はもちろん禁止です。
●夜間の走行には、ライトを点ける。(自転車のライトは、歩行者やクルマの運転者に自転車の存在を知らせるためのものです)



グラフ2


3.自転車についての規制強化のこと、知ってる?


このたびの約30年ぶりの「自転車についての規制強化」では、「携帯電話をしながら」「ヘッドホンで音楽を聴きながら」などの危険な自転車運転について規制が強化されます。
みなさんはこのことをどれくらい知っているのでしょうか?
全体で見ても、お子さんの有無や人数別で見ても自転車についての規制強化のことを「何となく聞いたことがある」くらいの方が過半数の51~59%でした。「知らない」という方も26~32%と少なくなく、一方「詳しく知っている」という方は15~18%にとどまっています。

【このたびの「自転車についての規制強化」のポイント-1】
●「携帯電話をしながら」「ヘッドホンで音楽を聴きながら」などの危険な運転が、禁止・罰則の対象として明確化されます。
●雨の日に「傘をさしながら」運転するのも禁止です。
●『自転車は車道の左端を通行すること』が再徹底されます。
 ⇒自転車が歩道上を走行することについては従来曖昧になっていましたが、
  以下の場合を除いて車道の左端を通行することが再徹底されます。
  <自転車で歩道を走ることが許される場合>
 ・「自転車通行可」の標識があるところ
 ・13歳未満の子どもまたは70歳以上のお年寄りが運転する場合
 ・道路工事などでやむをえない場合



グラフ3


4.では、自転車規制強化に『3人乗り規制』が含まれることは?


今回の自転車についての規制強化のなかには、自転車の前後(ハンドルと荷台のところの幼児用座席)に幼児2人を乗せた『親子3人乗り』への規制(徹底)が含まれています。このことを知っている方はどれくらいいるのでしょうか?
結果は以下の通り。規制の影響を大きく受ける可能性のある「お子さんが2人以上の方」では、「詳しく知っている」方が24%、「何となく聞いたことがある」方が40%で、この問題への関心の高さがうかがえます。

【このたびの「自転車についての規制強化」のポイント-2】
●乗車制限(2.で示した、例外的に認められる場合を除いて『2人乗り・3人乗り』禁止)が再徹底されます。
●幼児を同乗させる場合の「ヘルメット着用」が努力義務になります。



グラフ4


5.『親子で自転車3人乗り』への規制をどう思う?


『親子で自転車3人乗り』への規制についての感想をお聞きしたところ、やはりお子さんの有無や人数によって、感じ方に違いがあらわれました。
まだお子さんのいない方では、「事故やケガの防止のため、規制は当然」という方が29%、「困る人もいると思うが、事故やケガの防止を考えればやむをえない」という方が54%で、あわせて83%の方が規制に賛成または容認というお考えでした。
これに対し、お子さんが1人の方の30%、お子さんが2人以上の方では36%が『親子で自転車3人乗り』への規制に対し、「とても困る」「困る」というお答えでした。総合的に見て、お子さんが2人以上の方の約3分の1は、保育園・幼稚園への送迎や日常のお買物などで『親子で自転車3人乗り』をせざるを得ない状況にあり、この問題への困惑がうかがえます。


グラフ5

 

 

今回のまとめ

今回テーマとして取り上げた『親子での自転車3人乗りへの規制(の徹底)』ですが、これは昨年7月に国会で道路交通法の改正案が可決されたことに端を発します。

道交法改正の背景には、交通事故全体での死者数などは近年減少傾向にあるところ、自転車が関係する交通事故では重傷者が増加するなど、自転車の事故防止対策も重要になってきたことがあります。
そのなかで見逃せなくなってきたのが「携帯電話をしながら」「ヘッドホンで音楽を聴きながら」などの危険な自転車の運転で、これらに対する罰則も規定されて規制強化の対象となりました。

しかし、今回あわせて規制強化される対象とされた『親子3人乗り』というスタイルについては、街中で結構よく見かけられ、お子さんが2人いるママにとっては仕方がない面もあります。もし規制が厳格に適用された場合、困るお母さん達は少なくないでしょう。それが十分に周知されているのかどうか?・・・、みなさんはどのように認識しているのだろう・・・? これが、今回のアンケートを企画した意図です …

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