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ベビカム Weeklyリサーチ

VOL.19 「こんにゃく入りゼリー」について

2007年10月19日(金) ~ 10月22日(月)
有効サンプル数 1119

 

こんにゃく入りゼリー、何歳まで気をつける必要がある?
ベビカムでは、ウィークリーリサーチの第19回として「こんにゃく入りゼリー」についてのアンケートを実施しました。「こんにゃく入りゼリー」を子どもが食べるときには注意しないと窒息事故の危険があることはよく知られていますが、では、いったい何歳になるまで気をつける必要があるとママたちは思っているのでしょうか? 今回のアンケートによると、子どもが『6歳以下でも安全だと思う』と答えた方が、全回答者1119人の33%(3人のうち1人)にあたる371人みられました。
(ベビカム編集部注:「こんにゃく入りゼリー」をのどに詰まらせての窒息事故では、7歳のお子さんの事故事例も報告されています。)

 

1.「こんにゃく入りゼリー」での(窒息)事故のこと、知ってますか?


今回のアンケートにお答えいただいた1119人のうち98%の方は、窒息事故のことをご存じでした。国民生活センターがそうした窒息事故について初めて警告(発表)を行なったのが1995年で、その後もたびたび同センターの発表やニュース報道で取り上げられているため、大半の方に『「こんにゃく入りゼリー」をのどに詰まらせると窒息事故の危険性がある』との情報(認識)は浸透しているようです。



グラフ1


2.お子さんが何歳になってから「こんにゃく入りゼリー」を与えましたか?


お子さんのいらっしゃる方980人に、いちばん末のお子さん(お子さんがお1人の方には、そのお子さん)に「こんにゃく入りゼリー」を与えているか(与えたことがあるか)をお尋ねしました。その結果、いちばん末のお子さんに「こんにゃく入りゼリー」は与えていない(与えたことはない)方が80%を占めましたが、与えている(与えたことがある)方も20%みられました。
また、お子さんの年齢別に「こんにゃく入りゼリー」を与えているか(与えたことがあるか)を比較すると、お子さんが0歳の方でも「与えたことがある」という方が2%いました。お子さんが1歳の方でも11%の方が「与えたことがある」とお答えです。お子さんが2歳の方では、34%(3人に1人)の方が、お子さんが3~4歳の方では過半数の60%の方が、「こんにゃく入りゼリー」を「与えている(与えたことがある)」とお答えです。



グラフ2


3.「こんにゃく入りゼリー」、食べても安全と思うのは何歳から?


「こんにゃく入りゼリー」を食べても安全と思う年齢は何歳から? の問いに対するお答えは以下の通り。現実には7歳のお子さんでも窒息事故が起きているのですが、それより低い年齢(6歳以下)でも「安全」とお答えになった方が33%(3人に1人)みられました。0歳や1歳でも「安全」とお答えの方もみられました。
過去に実施したウィークリーリサーチ(VOL11「妊娠中~子育てママの『食』について」)において、離乳食期以降のお子さんのおやつにゼリー類を与える方が少なくないことはわかっていますので、こうした結果を総合的にみると、(2.で示したように)実際に0歳や1歳のお子さんに「こんにゃく入りゼリー」を(おやつとして)与える方や、「こんにゃく入りゼリー」が0歳や1歳のお子さんでも安全と考える方はゼロではないようです。



グラフ3


4.まわりのお母さん友達は「こんにゃく入りゼリー」の事故のこと、知ってる?


みなさんのまわりのお母さん友達に、「こんにゃく入りゼリー」が窒息事故につながる恐れがあることがどれくらい浸透しているのでしょうか? そのことを知っているお母さん友達は何割ぐらいかをお尋ねしたところ、全体では、62%(8人のうち5人ぐらい)の方が、まわりのお母さん友達の「8~9割以上」が「こんにゃく入りゼリー」の窒息事故のことは知っている(だろう)とお答えです。
また、「こんにゃく入りゼリー」の件に限らず、身近な食品や製品が(特に子どもが関係する)思わぬ事故の原因になったりすることについて話題にする度合いと、まわりのお母さん友達の「こんにゃく入りゼリー」の窒息事故の認知度を比較しました。すると、やはりそうした事故のことをよく話題にする人ほど、まわりのお母さん友達の間にも「こんにゃく入りゼリー」の事故情報はよく浸透していることがわかりました。ニュース等で報道される事故でも、必ずしもみんなそのニュースに接しているわけではありませんから、お母さん友達どうしでそうした事故のニュースなどを教えあう=情報共有することは大事ですね。



グラフ4


5.今後「こんにゃく入りゼリー」の事故は減ると思う?


「こんにゃく入りゼリー」での窒息事故を防ぐため、「こんにゃく入りゼリー」のパッケージ(外袋)に『統一警告マーク』を表示して注意喚起する取り組みがこの秋からスタートしましたが、どのくらいの方がそのことをご存じでしょうか? みなさんにお尋ねしたところ、「取り組みは知っているが、実際にマークを見たことはない」とのお答えの方が最多で、ほぼ半数の51%でした。次いで、「(そうした取り組みは)知らない、聞いたことがない」という方が30%、「取り組みは知っているし、実際にマークを見たことがある」という方が19%でした。始まったばかりの取り組みなので、浸透していくのはまだまだこれからという感じです。
また、こうした警告マーク表示という取り組みで「こんにゃく入りゼリー」による窒息事故が減っていくと思うかでは、「減っていくと思う」方が54%、「減っていくとは思わない」方が46%と、みなさんの考えはほぼ二分されました。 「減っていくと思う」方では、「警告マークの知名度が上がり、事故が減ることを願います。最初は、何でも時間がかかりますが、少しずつそういった活動や取り組みを続けていけば必ず成果はでると思います」(27歳 1児のママ)のように、それが事故減少のきっかけになってくれれば・・・・という「願望派」が多いようです。一方、「減っていくとは思わない」方では、「電化製品でも取扱説明書を読まずに使う人がかなりいるので、お菓子のパッケージの注意書きを読む人がどれだけいるのか分からない」(34歳 現在妊娠中)といったご意見もみられました。



グラフ5

 

 

今回のまとめ

今回のアンケート結果からわかったこと・・・。
「こんにゃく入りゼリー」をのどに詰まらせての幼児やお年寄りの方の窒息事故については、10年以上前からたびたび話題になっている(警告されている)ため、ほとんどの方に「そうした危険性があること」の認識は浸透しているようです。ただ、子どもが何歳以上なら「こんにゃく入りゼリーを食べても安全と思うか」の認識(「6歳以下」でも安全だと思う方が33%)と、現実に起こっていること(今年になってからの国民生活センターの発表では「7歳児の事故事例」が2件も報告されていること)との間にはギャップがありました。子どもの成長には個人差がありますから何歳までは危険、何歳以上なら安全ということを一律に論ずることはできませんが、現実に7歳のお子さんでも事故が発生しています。お子さんに「こんにゃく入りゼリー」を与えるときには、食べ終わるまで目を離さないなど細心の注意が必要になりますね。

また、4.でみたように、「こんにゃく入りゼリー」の件に限らず、身近な食品や製品が思 …

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こんなに!ベビーあわや窒息の体験談
そのときの対処法は?

【あめ玉・キャンディー類】
■私の知人なのですが、2歳の子どもに歩きながらあめ玉を食べさせていたところ、のどに詰まらせて顔が青ざめたり、赤くなったりしたそうです。その場で、抱えてひっくり返し背中を強く叩いたら出てきたそうです。(28歳 1児のママ)
■自分が幼稚園に入る前の頃、駄菓子屋さんで売っていたコーラ味の大玉あめをのどに詰まらせたことがあるそうです。そのときは両親ともに在宅だったので、父親が私の足をつかんで逆さづりにして、母親が背中を叩いて吐き出させたらしい。(34歳 現在妊娠中の方)
■あめ玉がのどに詰まったことがあります。食べている横にいたので、すぐに前のめりにさせて背中を叩いて出しました。以前のどに詰まった時の対処法をファミリーサポートの講座で聞いたことがあったため、パニックにならずに済んだのかなと思っています。それ以来、気をつけていてものどに詰まることはあると考え、詰まりそうなものを食べるときは必ず …

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