第30回 沐浴体験会&育児講座「沐浴体験レポート編」

2014年12月2日(火)開催  >>体験会レポート一覧はこちら

沐浴体験会 第30回の様子112月2日(火)、東京・芝浦にあるベビカムのイベントスペースにて、ベビカム主催「沐浴体験会&育児講座」が開催されました。
現役の助産師さんにマンツーマンで沐浴の仕方を教えていただいたり、気軽に質問ができるということで人気のこのイベント。今回は、12月〜2月に初めての出産を控えている妊婦さんとご主人(またはご家族)4組8名に参加していただきました。

このレポートでは、イベント前半に行われた沐浴体験のようすと、皆さんが教わった沐浴のコツなどについてお伝えします。


助産師さんからの説明「沐浴とは?」

沐浴の大切なポイント

沐浴体験会 第30回の様子2

最初に、聖母病院助産師の村田さんから、沐浴の目的や気をつけたいポイントについて、お話していただきました。

沐浴の目的は「からだを清潔にすること」「からだを温めて、新陳代謝を高めること」「赤ちゃんを裸にして全身の状態を観察すること」などがありますが、私たちが一番大切だと思っているのは、「親子のスキンシップの時間」だということです。赤ちゃんにたくさん話しかけながら、パパやママ自身が楽しく沐浴してあげるとよいと思います。

沐浴を行う時間ですが、特に決まってはいません。基本は1日1回ですが、赤ちゃんの「元気がないとき」「おっぱいやミルクをあまり飲まないとき」「熱があるとき」など、普段とようすが違うかな?と思った場合は沐浴せず、顔を拭いたり、おしりを洗うだけにしておきましょう。

沐浴を行う場所は、お湯が運びやすいところであれば、お風呂場でなく、キッチンなどでもかまいません。ベビーバスもいろいろあります。折り畳めるものや、ふくらませて使うタイプのもの、衣装ケースなどでも代用できます。使う場所や収納スペース、予算などを考えて決めるとよいですね。

お湯の温度は38度から40度ですが、皆さんの赤ちゃんは冬生まれなので、40度ぐらいがちょうどよいかと思います。石けんはベビー用のものでなくでもよいですが、刺激や匂いのないものにしましょう。固形石けんの場合、大人と共有せず、赤ちゃん専用のものを用意してください。


石鹸を使った沐浴の仕方

聖母病院助産師さんによる石鹸を使ったデモンストレーション

聖母病院助産師の村田さん・関さんに教えていただいたのは「外洗い」と呼ばれる石鹸を使った沐浴方法です。
まずベビーバスの外で、寝かせたまま石鹸で顔やからだを洗ってから、ベビーバスに入れてお湯で洗い流します。お湯の中でからだを洗う「内洗い」と違い、ママ一人でも赤ちゃんを落ち着いて洗うことができるのがメリットです。



沐浴体験会 第30回の様子3沐浴体験会 第30回の様子4沐浴体験会 第30回の様子5

沐浴剤「スキナベーブ」を使った沐浴の仕方

ベビーケアアドバイザー・圓山さんによる沐浴剤を使ったデモンストレーション

沐浴体験会 第30回の様子6

簡単でおすすめの沐浴方法として、沐浴剤「スキナベーブ」を使った沐浴方法を、持田ヘルスケア株式会社の圓山さんに実演していただきました。
持田ヘルスケアの『スキナベーブ』は、キャップ1杯を溶かしたお湯の中で洗うだけで、赤ちゃんのからだの汚れが落とせる沐浴剤。すべりにくく、スキナベーブ自体に赤ちゃんの肌を乾燥やあせもから防ぐ成分が入っています。上がり湯が必要ないので、沐浴にかかる時間を5分程度、短縮することができ、新米パパ・ママにも手軽に沐浴が楽しめます。
(※このレポートの後半に沐浴の手順を掲載しています)


沐浴剤「スキナベーブ」

参加者の方々の沐浴体験

沐浴体験会 第30回の様子7

お母さまが見守るなか、ママが慎重に沐浴に挑戦! 助産師さんのアドバイスに真剣に耳を傾けていらっしゃるようすが印象的でした。
お母さまも隣で見学されながら、いっしょに手を動かしてみる熱心さ。初めてのお孫さんの誕生が今から楽しみですね!



沐浴体験会 第30回の様子8

ママや助産師さんたちに後押しされて、パパが沐浴に挑戦することに。自信なさそう…?と思いきや、デモンストレーションの手順をしっかり覚えてらして、手際よく沐浴をすすめる姿に周りもどよめきました。
大きな手でしっかり優しく洗ってあげていて、頼もしかったです!



沐浴体験会 第30回の様子9

「仕事が忙しくてなかなか手伝えないかも…」とおっしゃるパパが沐浴に挑戦。赤ちゃんの支え方や、洗い方のポイントを丁寧に確認しながら進める姿を、ママも笑顔で見守っていました。終了後、「これは(ママには)無理だよ!」と大変さを実感されたよう。
ぜひ時間を作って、たくさん沐浴してあげてくださいね。



沐浴体験会 第30回の様子10

妹さんと参加してくださったママが沐浴を体験。「見たことはあるのですが、やったことは…」とおっしゃりながらも、スマートに沐浴を進めていくようすに助産師さんも感心しきり。
抱っこの仕方もバッチリ安定感があり、安心して赤ちゃんを迎えられそうです。





沐浴体験会 第30回の様子11沐浴体験会 第30回の様子12沐浴体験会 第30回の様子13

沐浴を終えたあとは、皆さんホッとしたような、充実した表情をされているのが印象的でした。
病院では聞けないようなことも、気軽に助産師さんに聞くことができるのが、このイベントの魅力。待ち時間に、抱っこや授乳の仕方をみっちり教えていただく姿も見られました。

イベント後半は、聖母病院助産師でベビカムアドバイザーでもある山本智美さんを囲んで「育児講座」が行われたのですが、そのようすは次回のレポートでお伝えします!

体験会で学んだ沐浴の手順とコツ

沐浴体験会 第30回の様子14

① ベビーバスのそばに、赤ちゃんを寝かせる場所を作っておきます。下から順に「バスタオル(座布団などでもOK)→広げた着替え(二枚なら袖を通して組んでおく)→広げたおむつ→バスタオル(下のバスタオルと45度ずらす)」の順で置きます。スペースに余裕があれば、一番上のバスタオルと着替えは別の場所に置いておくとよいでしょう。ベビーバスに7~8分目までお湯を入れ、スキナベーブをキャップ1杯、お湯に溶かします。



沐浴体験会 第30回の様子15

② ガーゼを軽く絞り、目から拭いていきます。ガーゼの面を変えながら拭いてください。顔は皮膚が薄いので、ごしごしこすらず、やさしく拭きましょう。服を脱がせたら、全身の状態を確認します。からだを傾けて、背中や首のうしろもしっかり観察します。



沐浴体験会 第30回の様子16

③ おむつをとってからだにガーゼや沐浴布をかけ、赤ちゃんをゆっくりお湯に入れます。お耳はふさがなくても大丈夫。おでこから髪の生え際の部分は、皮脂分泌が多い部分なので、しっかり洗ってあげます。



沐浴体験会 第30回の様子17

④ そのほかの部分をやさしく洗っていきます。くびれや手のひらの汚れも忘れずに。背中を洗うときは、赤ちゃんのわきにしっかりと手を入れてうつぶせにし、腕にもたれさせると安定します。もし、やりにくければ、上を向かせたまま背中を洗っても大丈夫ですが、うつぶせにしたほうが首の後ろの汚れをきちんと洗うことができます。
お湯からあげるときは、水を切ろうと絶対に赤ちゃんを上下に振らないこと!



沐浴体験会 第30回の様子18

⑤ そのまま①のバスタオルの上に置き、手早くタオルで包んで拭きます。頭が濡れていると冷えやすいので、タオルで押さえ拭きをして、しっかり髪の水分を取りましょう。おむつをつけ、肌着を着せます。赤ちゃんの腕を引っ張らず、袖口から自分の手を入れ、赤ちゃんと握手をしながら服のほうを動かして腕を通します。



以上、体験会で学んだ沐浴の手順とコツを簡単にご紹介しました。
石けんで洗う方法、沐浴剤を使う方法の2つをご紹介しましたが、沐浴の一番のコツは赤ちゃんとの時間を楽しむこと。赤ちゃんも、パパやママもリラックスしてできる、負担が少ないやり方で行うことが大切です
参加された皆さん、ぜひ今回の経験を生かして、赤ちゃんとの沐浴タイムを楽しんでください♪