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子供嫌いで子供な僕が、子煩悩なパパに


パパの出産ドキュメント VOL.3


妊娠中の奥さんのお腹が、ゆっくりと大きくなっていくように、自分に子供ができるということを少しずつ受け止めていったと語る圭優のパパさんの「父親誕生」ドキュメントです。

圭優のパパさん(スギノミさん旦那さん) 2011.10.27 第1子誕生


子供嫌いで子供な僕が、子煩悩なパパに

夫婦だけで悠々自適のつもりが・・・・

僕は父を小さなときに亡くしたせいか、子供の扱い方がよく判らず、どちらかというと子供嫌いなほうです。公共の場などで泣いている子がいると、迷惑に思うだけ。子供がかわいいとか、一緒に遊びたいとか思ったことはありませんでした。親類の子に会う機会があっても、どうあやしていいか、遊んでいいか判らず困惑したものです。そんな僕ですから、子供を作るなんてことは全く考えず人生を送ってきて、またこの先も子供なんていなくていいと考え、ずっと夫婦だけで悠々自適な生活を送っていくと考えていました。しかし妻は違ったようです。

今ではすっかり子煩悩パパですが・・。

今ではすっかり子煩悩パパですが・・。

不妊治療、そして、妊娠。

年齢的リミットが少し見えてきた頃、話をしたと思います。どうするかを。僕もどうしても欲しくないというわけではなく、今まで見てきた他人の子には全く興味がないけれど、自分の子というとどうなのか?居てもいいのかなぁ、いや居たほうがいいのかなぁ、と漠然と考えるようになってきました。そして、決して協力的だったとは言えないながら、不妊治療を経て、妻は無事妊娠することができました。

妊娠中の妻と

妊娠中の妻と

意識を変えたある決断。

妊娠がわかってからも、しばらくの間、僕は全く協力的でなかったと思います。全く実感もなく何かが変わった感じもしなかったからです。元々妻は不妊治療中から食事に気をつけお酒も飲まなくなっていたので、生活にもさほど変化がなかったからかもしれません。
しかしおなかが目立つようになるペースとあわせて、自分に子供ができるということを少しずつ受け止めざるを得なくなり、意識に変化も出てきたと思います。そのひとつのきっかけになったのは高齢出産であることについてでした。

ハーフバースディの記念には写真館でこんな写真も撮っちゃいました。

ハーフバースディの記念には写真館でこんな写真も撮っちゃいました。

子供に何があっても、僕は父になる。

今は話題の血液検査がありますが、わずか2年程前にはまだ無く、エコーで見て、血液マーカーをし、羊水検査をするという方法しかありませんでした。エコーでも血液マーカーテストでも異常は無かったのですが、最終的に羊水検査をするかしないかについての判断のリミットが迫り、決断を求められた事がきっかけだったと思います。種の選別等の倫理問題の話もありますが、その時、最終的に思ったことは「もし先天性の異常がある子が生まれても俺は父親として責任 をもって立派に育てる!」という事です。子供に何があっても父になるという決断をしたのです。ここでまず大きく自分の意識に実感が出てきたと思います。とはいえ仕事の忙しさとか、自分の他の事で手一杯なこともあり、決断はしたものの具体的に何か協力的になったかと言えばそうでもなかったと思います(笑)。

同じく、ハーフバースディの記念写真

同じく、ハーフバースディの記念写真

父親学級で、また一歩、父への道。

次にまた意識に変化が出てきたのは、妻が通っていた病院の父親学級に参加した事です。積極的にではなく、仕方なくといった感じで連れて行かれたのですが、参加している他の父親の目の真剣なこと。僕には無い姿勢。片隅においてあった、妊婦を体験できる重りのついたベストをとりあえず着けてみました。「重い・・・こんなのをつけて生活しているのと同じなのか」。そして、赤ちゃんが生まれてくるときの話や、入浴のさせ方、赤ちゃんが生まれた後の父親がやることの話を真剣に聞きました。こうして僕にも徐々に赤ちゃんの受け入れ態勢が整ってきました。しかし相変わらず必要なものとかは妻まかせ。「ベビーベットを買いにいく」と言う妻に、「まだ早いだろ」と答えた僕。「退院したときに無いと困る」と言われ、「そりゃそうだ」と気がつく無関心ぶり(笑)。人気の北欧家具店(IKEA)に行き購入するのですが、やはり人気でマットレスは入荷2週間待ち。早めに買いに行ってよかったです(笑)

なぜか同じポーズ

なぜか同じポーズ

血とか無理なので立ち会えません。

夫婦の寝室の片隅に置かれたベビーベット。かわいい柄の布団や枕、メリーなどに囲まれいよいよその時は近づいてきました。僕は宣言していました。申し訳ないけど血とか無理なので立ち会えませんと。また「見ないほうが出産後も妻を母としてではなく女性として見続けられるらしいっすよ」とか。自分に都合がいい事を言って、立ち会って欲しそうな妻を説得したりしましたが、その病院では、無痛分娩を選択すると立ち会えないということで一件落着。自分がイメージしていた『ドアの前で泣き声が聞こえる』→『看護婦さんが、元気な男の子です!と僕に告げる』のパターンでいけることになり一安心でした・・・・僕が。

家族で記念撮影

家族で記念撮影

「その日だといいね」と言っていた日に。

予定日近辺では、僕が仕事に行っている時に陣痛がきた場合はこうやってタクシー呼ぶとかのシミュレーションをしていました。予定日の近くには僕の誕生日の丸1ヶ月後でもあり、妻の母の誕生日でもある日があって、その日だといいねと話していました。そして、いよいよその日の朝、目覚めると「なんか陣痛かも」と妻が言い始めました。陣痛の周期などをメモし始め、まだ大丈夫そうだったので自分の車で病院へと向かいました。会社には休みを連絡し病院の待合室で待機。すると「まだまだ時間がかかると思うので、一度家に帰って、生まれそうな陣痛周期が来たら病院から連絡します」とのこと。「十何時間も待った、という話も聞くので待ってます」と僕は言ったけれど、妻は「苦しんでいる姿とか見せたくないし、とりあえず帰っていいよ」と。まあ冷静に考えたら車で5分なので皆の意見にしたがって一旦帰りました。

退院して初めて自宅へ来た日

退院して初めて自宅へ来た日

新月だから?出産ラッシュ。

妻は食事をしたのだろうか?するのだろうか?などと考えながらぼそぼそと昼食をとり、全く落ち着かず、今思い返せば何をして過ごしていたのか全く覚えがない時間を過ごしていたところ、昼過ぎに病院から「陣痛室に入った」との連絡があり、飛んで行きました。大きい病院だったので待合室も大きく、その日は出産ラッシュ(新月の日だったから?)。8組ぐらいの出産があり、4組ほどの家族が待合室にいました。待合室から分娩室は遠く、前で待っているというイメージとは違うものでした(笑)。看護婦さんに自分が来たことを伝えると、まだ分娩室には入っていないそうで、立会いでなければここで待つしかないとの事でした。

ドキドキお風呂

ドキドキお風呂

待合室での出産ドラマに、ドキドキ。

他の家族のところに看護婦さんが来て「生まれました!」と言って分娩室に消えていく姿を見たり、かかってくる電話に出たりして待っていると、目の前のご家族の所に看護婦さんが来て何かを話を始めました。なかなか生まれないため帝王切開になるという内容だったようです。青い顔をして 手術の同意書にサインしているご主人。自分の事のようにドキドキです。しばらくするとベットのまま運ばれるその奥様と付き添ったご主人が手術室のある階に移動するため待合室前を通りエレベーターへ。もうそっちのほうが心配です(笑)。(後に無事生まれたことを知り安心しました。)

ドキドキおむつ替え

ドキドキおむつ替え

今のが、僕の子の産声!?

そんなこんなで2時間程過ぎた頃、遠くで赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。「今生まれた子の泣き声かな?それとも前に生まれた子の声かな?」と思っていると、近くに居た男性の所に看護婦さんが来て「生まれましたので分娩室へ!」と呼ばれて行きました。やはり生まれた子の声が聞こえるのだなと思っていると、また赤ちゃんの泣き声が。そろそろ僕の子なのでは??と思って待っていましたが全然呼ばれないので、違ったのかと思い、また所在無く座っていると、通りすがりの看護婦さんが「あ、さっき生まれてましたよ。もう呼ばれますよ」との事。それだけ言って通り過ぎようとするので、ちょ!ちょーい!!待って!と呼び止め「無事元気ですか???」と聞くと、「よく見てないので判りませんが無事だと思います」との事。もうたまりません!早く会いたいです!消毒されたかっぽう着のようなものと帽子を着て分娩室に入る準備をする所でアピールしながら立っていると、やっとそれらを着て分娩室に入るよう言われ入りました。

出産直後の妻と我が子

出産直後の妻と我が子

こんなに愛しく感じるものが他にあるか

無事な妻を見ると、なんともいえない感動がこみ上げてきました。よくやったと声をかけたと思います。しかしねぎらいもそこまで(笑)。その妻の横には 3645gと比較的大きく生まれたせいか、お猿さんのようではなくしっかりとした顔つきで、しわくちゃでもなくつるんとした肌の感じの息子が居ました!なんと挨拶したかは全く覚えていませんがこの世の中にこんなに愛しく感じるものが他にあるかという、今までに感じたことが全く無い感情がこみ上げてきました。また他人の赤ちゃんを「抱っこして」と渡されたとき、どう抱いていいのかも判らないし怖いからやめてくれという思いだったのですが、自分の息子を渡されたときそんなことは全く思わず、「ずっと抱いていたい」としか思いませんでした。

はじめてのだっこ

はじめてのだっこ

あの子とずっと居られる妻、うらやましいなぁ。

一通り写真を撮ったりビデオを撮ったりして、その後も迷惑そうな看護婦さんの視線を無視して居続けたのですが、それにも限界が来てしまい、後ろ髪を引かれつつも帰りました。妻は授乳したり大変だろうけど、あの子とずっと居られるんだなぁ、うらやましいなぁ。自宅に帰ると空のベビーベットが。「1週間もすると退院してきて、ここにあの子が居て一緒に過ごせるんだ。」などと思うとなかなか寝付けませんでした。そのベビーベットにあの自分の赤ちゃん、息子が寝ていてという生活!なんて素晴らしいのだろう!

面会時間は最初から最後まで窓にべったり

面会時間は最初から最後まで窓にべったり

毎日ガラスに張り付いて

それから退院までのほぼ毎日、病院に息子を見に行きました。面会時間いっぱい、ガラスに張り付いて(笑)。面会のガラス前の保育器に寝かされている息子。
寝返りをうつ息子。手をにぎにぎする息子。おっぱいを飲む息子。何をしていても無性にかわいい!本当にこんな感情は他には無い!というものでした。こうして2歳になった今は完全な子煩悩な親ばかパパが出来上がっております!

窓越しに見えた可愛い我が子

窓越しに見えた可愛い我が子

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