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年齢がすすむにつれて症状が変わる「アトピー性皮膚炎」

遺伝的な素因や、皮膚へのさまざまな刺激が発病の引き金になると言われているアトピー性皮膚炎。乳児期から思春期にかけての症状についてまとめました。

2018-01-12更新

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、アレルギー体質がもとになって起こる慢性の湿疹です。家族や親戚にアレルギー性の疾患をもつ人がいると発病しやすくなりますが、遺伝的な素因が関係するともいいきれず、皮膚へのさまざまな刺激が発病の引き金になると言われています。
乳幼児では食事との関連が強いとされますが、年齢がすすむと、ダニなどの環境の関与が大きくなってきます。

乳児期のアトピー性皮膚炎の症状

生後2~3ヶ月から、おでこや目のまわり、ほおが赤くなり、小さなブツブツができ、それが水疱になるとジクジクしてきます。同じような湿疹が胸、腹、背中、手足にもみられます。頭では、大泉門の付近や髪の毛の生えぎわに、脂っぽい黄色のかさぶたがこびりつくこともあります。
かゆみが強いため、顔やからだを衣服やふとんにこすりつけたり、指でひっかいたりします。

2歳くらいから学童期にかけて

全身の皮膚がカサカサになり、粉をふいたようになります。肘や膝の関節の裏側は、皮膚が赤く厚くなります。かゆみが強くなり、眠れない、イライラして落ち着かないなど、日常生活に支障がでてきます。
皮膚が乾燥する冬は、かゆみが増して悪化することが多いですが、夏は、汗や汚れが皮膚を刺激してかゆがる子もいます。耳たぶの下が切れたり、耳のうしろがジクジクする「耳切れ」の症状がみられるのもこの時期です。

思春期以降のアトピー性皮膚炎の症状

症状が軽い場合、大部分は中学校に入るころには治りますが、思春期以降も持続する子もいます。その場合、皮膚の乾燥がすすみ、赤くゴワゴワして厚くなり、かたくしこります。
なお、アトピー性皮膚炎とまちがえやすい病気に接触皮膚炎があります。

治療と家庭でのケア

悪化を防ぐには、まず皮膚を清潔にすることです。かゆみや湿疹がひどいときは、医師の指示にしたがい、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)の軟膏を使い、症状が軽くなってきたら、強い薬から弱い薬へと変えていきます。強いかゆみをおさえるには抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を内服します。
また、熱いお湯でからだがあたたまるとかゆみが増すので、おふろはぬるめに。ダニを減らす室内整備も予防と治療に大切なことです。

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