東日本大震災特集
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日本小児精神医学研究会より、災害の後に生じる子どものストレス症状についてのお知らせ

2011年3月22日

2011年3月17日、日本小児科精神医学研究会より、「災害の後に生じる子どものストレス症状と、その際の子どもへの接し方」について、広報されました。

以下、発表資料を転載してお知らせします。

被災した子どもさんの保護者の方へ

出典:日本小児精神医学研究会
資料リンク先:http://homepage2.nifty.com/jspp/PTSD_parents.pdf

・表情が少なく、ぼーっとしていることが多い。
・話をしなくなったり、必要以上におびえている。
・突然興奮したり、パニック状態になる。
・突然人が変わったようになり、現実にないことを言い出す。
・そわそわして落ち着きがなくなり、少しの刺激でも過敏に強く反応する。
・いらいらいしていて暴れたりする。
・吐き気や腹痛、めまい、息苦しさ、頭痛、頻尿、おねしょ、眠れない、からだの一部が動かない、などの症状を強く訴える。
・今まで、言うことを聞いていたのに反抗をする。または、逆に、急に素直になってしまった。

これらの症状は、非常に強い恐怖の体験を受けて、心が混乱したせいで起こることがあります。これを「急性ストレス障害」、長期化すれば「心的外傷後ストレス障害」といいます。

★こういう場合には、子どもたちに次のように接してください。
まずは、安全・安心を感じること、そしてよく眠れることが大切です。
(1) 家族が集まれたから「もう大丈夫」「ここは安全だよ」「守ってあげるからね」と伝える。
(2)みんな集まっているから、安心していいことを告げる。
(3)「心配なことがあったら無理しないで教えてね」と告げる。
(4)こういう事件が起こってしまったことは、「あなたのせいではない」「誰も悪くない」「○○が出来なくても恥ずかしくないよ」と告げる。
(5)自分の身におきた恐怖の体験について、子どもが自分から話し出した時は、無理にやめさせようとせず、その事実や怖さに耳を傾けてあげてください。
(*ただし (a)軽度の場合で、(b)子どもに表現する気持ちがあり、ⓒ被災時の気持ちを共感できる雰囲気や、体験を共有しうる場合に限ります)
(6)痛いところがあったら、さすってあげて下さい。
(7)お子さんを1人にせず、できればスキンシップを心がけてください。

こういった対応は、少なくとも2・3カ月間から半年間、また必要に応じてそれ以降も絶えず繰り返して下さい。なお、このような大人の態度は、災害時でなくとも子育てには望ましい態度です。

■上記は、日本小児精神医学研究会により、地震の際に配布されたものです。
お問い合せ先:
http://homepage2.nifty.com/
jspp/jspp_website/JSPP_zai_hai_yong_gong_youfairu.html

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