働くママの体験談
(わらべうた講師)

トッキーさんの場合

働く先輩ママのプロフィール

山口県在住の30歳。音楽大学在学中に妊娠発覚、その後休学して長男を出産。1年後には復学し、残りの2年間は子育てと勉強に励みました。卒業後、わらべうたを伝える活動や親子遊びを保育園・幼稚園・育児サークルなどで行う仕事をしています。25歳で次男、28歳で三男、30歳で長女を出産し、今年4月に『はじめてうたうわらべうたセレクト50乳児編』(明治図書)を出版しました。

お仕事復帰までの道のり

音楽大学在学中にわらべうたの先生と出会い、わらべうたの魅力にハマってしまいました。在学中に妊娠したので勉強は一時中断。休学して長男を出産し、その1年後に大学に復学しました。卒業までの2年間は育児をしながら勉強を続け、卒業後は子育てや音楽教育の観点からわらべうたを伝える活動をしています。

仕事中、お子さんはどこに預けてる?

現在の預け先

長男(10歳):小学校、おばあちゃんの家

次男(5歳):保育園

三男(2歳):保育園

長女(4ヶ月)自宅

子どもたちのスケジュール

9時半:パパが子どもを保育園へ
19時:ママが保育園にお迎え

6時半に起床・朝食⇒7時10分長男が小学校へ⇒7時50分に夫が仕事へ⇒8時半に次男と三男が保育園へ⇒夕方長男が帰宅⇒17時半に夫が保育園へ次男と三男のお迎え

毎日このようなスケジュールで動いています。4ヶ月になる長女は、私が家でできる仕事の場合は自宅にいて、保育園や育児サークルで講師として出向くときでも、誰かしら娘の相手をしてくれる環境にあるので、基本は私といっしょに行動しています。でも来年からは保育園に通わせる予定です。

次男と三男の保育園のお迎えは主人が担当してくれています。家事や育児にはどちらかといえば協力的なほうだと思いますが、こちらから言わないと自分のこともできていない、ちょっぴりグータラな主人です(笑)。点数をつけるなら、せめて自分のことくらいは自分でやってほしいので80点、かな。

現在のお仕事と職場環境は?

勤務時間

2~5時間 ※執筆時間含む

営業事務

ホームページの更新やメールマガジンの発行などの執筆活動の他、月2回のペースでわらべうた音楽教室「おひさまコール」の講師をしています。依頼があれば、保育園や幼稚園、育児サークルなどでわらべうたを教えています。わらべうたが大好きなので、今の仕事はとても楽しいです。親子遊びなどの講座で、たくさんのママやお子さんと触れ合えたり、初めて会った大人同士でも手をつないで遊べる魅力が、わらべうたにはあります。4人の子育てや家のことで忙しいですが、“よいものは多くの人に伝えたい!”気持ちが原動力となって頑張れています。

この4月に『はじめてうたうわらべうたセレクト50乳児編』という本を出版したので次回は幼児編を、と期待しています(こればかりは出版社からの要請がないと無理ですが…)。

今後もさらにわらべうたの輪を広げていきたいので、いろんな形(ホームページやブログなど)でアピールしていきたいですね。私自身も手遊びや歌などを勉強中、日々精進の毎日です。

仕事と育児の両立でこころがけていることは?

私の仕事は毎日のようにあるものではないので、他の働くママよりは少し時間的に余裕があると思います。ただ、私1人でやっている仕事なので代理を立てるわけにいかず、産後1~2ヶ月で復帰せざるを得ません。「自宅で子どもを見ながら仕事ができる」なんて聞こえはいいですが、実際は子どもの相手はしてやれなかったり、仕事がはかどらなかったりで逆にストレスがたまることも。育児と仕事の両立は何だかんだ言っても、どこかで手抜きをしないと自分が疲れてしまうと思います。疲れてしまうと家族にも迷惑がかかってしまうので、完璧主義を目指さず、頼るところは家族に甘えるようにしています。

こらから社会に復帰したい!早く働きたい!と思っているママも、子どもが小さいうちはまだ…と思っているママも、人の価値観は人それぞれだと思います。「自分がどうありたいか」ということをまず考えてみて、できることから少しずつトライしてみてほしいですね。

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