在宅被災者。

先日NHKの番組で在宅被災者についてやってました。

被災者ではあるが、
災害救助法の基準を満たさない為に、仮設住宅や借り上げ住宅などに入れずに、
自宅で避難生活をしている人の事を言うそうです。


震災当時、家の一階部分が津波の被害に遭っても、

二階部分が無事で、二階に住んでくださいとのことで、仮設住宅へ入れなかった人。

自宅の修復が十分ではなく、
津波の影響で、壁がないままだったり、柱が外れていたり、
7年半経っても劣悪な環境で暮らしている人たちがいます。

私達が住んでた家も津波に浸水したのが1階部分だけ。
二階に寝泊まりはできる状態だったけど、
キッチンもトイレも使えずグチャグチャになった場所で生活は出来なかったし、自宅に居ようなんて考えなかったけど。

冷蔵庫が天井を突き破ってくれたおかげ？で全壊という判定だったけど、
これが半壊だったら…
私達もまた違ってたかもしれない。

7年半。復興なんて言葉もあまり聞かなくなったけど、
未だに普通の生活もままならない人がいるんだなぁ。