GW開催　三嶋神社　復興記念大祭の準備でおおわらわ

伊里前獅子舞（町指定・民俗芸能　歌津伊里前）
伊里前獅子舞打囃子


元禄６年(1693)から歌津地区で325年続く、相互扶助を目的とした「伊里前契約会」があり、その会が継承活動している太鼓、獅子舞、打囃子です。

これを４年に一度、町にある三嶋神社に奉納されているお神輿を町の若い男性が１００段近くある階段を担いで降りてきてから、町中を無言の暴れ神輿で練り歩きます。



４年に一度ですが、震災により町の復興や町民の余裕、等々が落ち着かず、震災後初の開催となります。
(震災後に１度簡易的に開催したことはあります)



同時に子供達は太鼓の衣装を着て太鼓を叩きながらついて歩きます。

現在この衣装をママたちで作成しているところです。
毎週太鼓の練習時間にママたちは別室で針仕事です。

最近までの出演では低学年は法被で対応していましたが、４年に１度と言いながら震災後初、よって１０年ぶりくらいのお祭りとあって、正式な衣装を全員に着せる事となりました。

５月３，４日はママ達はお祭りに参加することなく、参加者３００名近くのお昼ご飯と夜ご飯の準備に追われます。

そんな苦労も「伊里前契約会」の歴史を伝承していくため。。。

大変です。大変だけど、ママ達とおしゃべりしながら親しくなれる機会でもあります。

こうしてどっぷり嫁修行となるのであります(笑)