年末年始

　年末は少し早めに夫の父が一人で暮らす鹿児島へ。今年は窓拭きなどしてみました。普段はヘルパーさんが来てくれてるので去年は特に大掃除しなかったのですが、やってみてもいいかなあと思ったのです。息子も大喜びでお手伝い。すると義父が「こんなんあるよー」と、ガラス拭き用のスポンジ付きクリーナーを出してきてくれました。
　テレビショッピングか何かで買ったらしい。夫がそれを使って大きな窓ガラスの汚れを落として、なんとなく大掃除終了。
「お母さんには、またそんなん買ってって言われたんだけど」と言いながら、懐かしそうでした。義父はどちらかというとくだらないものを買ってくるのが好きな人で、義母が呆れながら笑ってる、そういうご夫婦だったので。
　義母が亡くなって一年少し。
　義母がいた時のように過ごしたいのだろうと思うし、義母の話ができる時間もあった方がいいんだろうと思うので、ご飯に出すものやおせちや雑煮も、なるべく例年出してもらっていたものにしていますが。
　里芋を雑煮に入れ忘れたり、しちゃうんですよね。うちの実家は里芋など芋類を雑煮に入れることがなかったので。でも考えたら、義母のお雑煮には「お芋さん」が入ってました。里芋だったのかなあ、えび芋だったかなあ……。義父に聞いても、この二つの芋の違いなんて覚えてないでしょうし、義母に聞いておいたら良かったと、またしみじみ思いました。
　生前は、嫌な姑ではなかったですが、付き合いやすい人というのでもなくて、２泊3日以上の帰省は苦行でした。また、子どもの写真を毎月送ってあげるなどの良い嫁だったわけでもなかったのですが。亡くなって、私のために心を砕いてくださっていたことなどが伝わって来て、切ないです。

　私が買い物に行ってる間に、息子が義父と作っていたもの。
　
　ダイオウグソクムシだそうです。今年も深海生物好きで行きそうです（笑）。

　帰京してから「ベビカム会＠秋葉原」がありました。同じ６月に生まれた子ども達やきょうだいも一緒に。生まれた頃の育児記録をこちらに書いていたメンバーなので、初めてお会いする方がいらしても「ああ！」でしたし、何度もお会いしていると「大きくなったね！」ですし、楽しかったです。
　小さい頃から文字を書くことに興味があった子はやはり書くのが得意だそうですし、うちは読む方ばかりなのも相変わらずで。個性って面白いなあと思いました。育て方で伸びるものはもちろんあるんだと思いますが、持って生まれて来たものって、やはりあるんですよね。面白いなあと思います。