家族が揃う年末年始に

  • 2016-12-28 16:10
  • 一般公開
  • テーマ:震災
気づくともう今年も残り僅かとなりました。今年のブログも、今日が書き納めです。

1年を振り返ってみると、4月の熊本地震や、8月の台風10号、そして12月に入ってからの新潟の大火など、日本列島は今年も災害が相次ぎました。

まさに「災害は忘れる間もなくやってくる」というのが、実感です。いつ自分の周りで起こるのか、予想がつかないのが災害の怖さと言えるでしょう。

年末年始、いつもと違う生活の流れの中で、災害時の心構えを今一度、確認してみてはいかがでしょうか。家族が揃うときだからこそ、大事な話ができるというものです。

非常持出の品々などは、もう用意済みのことと思いますが、実際の非常時、自分がどのように身を動かせばいいのかは、意外とイメージしにくかったりします。

そこで、役立つのが避難訓練への参加です。例えば、実際に私が近隣の自治会主催の防災訓練に参加した際には、次のようなことを教わりました。

○避難所で過ごすときの自分の居場所を作るための段ボールの扱い方。

○子どもに起こりがちなケガの手当てのしかたと救急法(赤十字や消防署なとでも講習会を開催しています)

○排泄物の処理方法
(私の住んでいる市では、尿だけは汚水用マンホールに流せることになっているので、その流した方も含めた処理についても。ちなみに大災害時、市の水道局の給水車が出動できるのは、四日目という情報も得ることができました)


○備蓄用の水は最低、一人1日あたり3リットル必要。

○家庭用消火器の適切な置場
→家庭用消火器は、一般的に台所によく置かれていますが、実際に火の手が上がる確率の高い台所に置いてしまうと、肝心なときに火が回っていて使えないケースも多い。玄関など、台所ではない違う場所に移しておくことが大事。
などなど。

何事も備えあれば憂いなしと言われますが、使用法や知識に間違いや不足があれば、それは役に立ってはくれません。

言われてみればもっともと思うことばかり。また、普段の生活の中ではなかなか思いが至らないこともあると、いろいろと気づかされた時間でした。

大事な家族、小さな命を守るために。この年末年始が、具体的な備えの機会にもなればと思います。
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