こころと脳を育む名曲CD＋絵本

『CD2枚付 頭のいい子が育つクラシックの名曲45選』
新井鴎子（編著）
新星出版社
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クラシック音楽を通して、親子でコミュニケーション

「聞くと右脳が活性化され、知育効果がある」と注目されているクラシック音楽。赤ちゃんに聞かせたり、妊娠中から胎教に取り入れたりしている方も多いのではないでしょうか。

音楽を聞いて「きれいな音だな」「楽しいリズムだな」などと感じるだけでも情操が豊かになりますが、それを親子で共有できたら、コミュニケーションがより深まります。そうした時間が、子どもの想像力や表現力を伸ばすよいきっかけになるのではないでしょうか。

『CD2枚付 頭のいい子が育つクラシックの名曲45選』は、そんな「聞く＋α」のコミュニケーションにぴったりのCDつき絵本です。

収録された45曲は、モーツァルトの『トルコ行進曲』、ベートーヴェンの『運命』、ショパンの『子犬のワルツ』など、どこかで耳にしたことのある曲がほとんどです。
CD1は華やかで迫力のあるオーケストラの演奏曲が中心、CD2はピアノ曲が中心と曲調が幅広く、3分程度の短い曲が多いので、飽きずに聞くことができます。

絵本では、曲のイメージを、見開きのイラストと短い文章で表現。イラストは色彩豊かで、曲に合わせてさまざまなタッチで描かれています。
曲を聞きながら読み聞かせたり、聞き終わってから絵を見て、「どんなふうに感じた？」とお話したり、自由に楽しむことができます。

ほかに、音楽家やオーケストラ、楽器についてなどの読み物もあり、年齢に応じて知識を増やすことができます。ママやパパが読んでも面白く、ためになりそうです。

ママやパパと一緒に聞いて、「楽しい」や「すてき」を共有した音楽は、子どもにとって身近なものになり、大切な思い出としてずっと残ります。わが子に、音楽を愛するこころをプレゼントしてあげたいですね♪