放射線審議会が被ばく線量緩和を提言

  • 2011-10-06 13:49
  • 一般公開
  • テーマ:放射能関連
福島第1原発事故を受けて、今後の被ばく線量基準のあり方を検討している国の放射線審議会の基本部会が、5日、平常時の一般住民の被ばく線量限度とされる「年1ミリシーベルト」を達成することは当面困難と判断し、緩和を認める方針であることが分かりました。同部会では「年1~20ミリシーベルトの間で、可能な限り低い値を目指す」とする提言を近くまとめます。

また、事故後の混乱の中で相次いで決まった食品や土壌などの暫定基準値についても、早急に見直し作業を行う必要があるため、基本部会の提言を参考に作業が進められますが、今回の被ばく線量の緩和に批判的な意見もあるため、作業に時間がかかることが予想されます。
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