日本マイクロソフトが、PC自動節電プログラムの無償提供を開始

  • 2011-05-12 12:29
  • 一般公開
  • テーマ:節電対策
2011年5月10日、日本マイクロソフトは、東日本大震災による電力不足をうけて、基本ソフト(OS)にウィンドウズを使用しているパソコンの節電対策を公表しました。画面の明るさを弱めたり、スリープ状態を長めに設定するなどの基本的な設定変更をすることで、従来と比べて3割の節電効果が期待でき、東京電力管内にある約2200万台のパソコンで積極的に節電の取り組みを実施すれば、10万世帯の一日の使用電力に相当する、約35万キロワットの節電につながるとのことです。

日本マイクロソフトと財団法人の電力中央研究所が行った実験結果によると、パソコンのモニターの明るさを40%に抑えると、デスクトップ型では平均で20.8%、ノート型では25.3%の節電になり、パソコンをスリープ状態(使用していないとモニターが自動的に暗くなる機能)にして設定時間を短縮すれば、パソコン1台当たりで約30%の節電効果が得られるそうです。

日本マイクロソフトでは、同社サイトの特設ページ「Windows PC節電策」において、画面の明るを抑えたり、時間が経過すると自動的にスリープ状態にする「Windows PC自動節電プログラム」の無償提供を開始しました。5月10日から8月10日までは、一般ユーザー向けに、「Windows PC自動節電プログラム」のインストール方法や設定の復元方法、OSから設定する項目に関する一般的な質問についての無料の電話相談窓口を設け、パソコンの節電をサポートしています。

■日本マイクロソフト「Windows PC 節電策」
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/gg715287

■「Windows PC 自動節電プログラム」インストールサイト
http://support.microsoft.com/kb/2545427/ja?sd=gn

■節電設定についての無料電話相談窓口
フリーダイヤル:0120 - 37 - 0196(自動音声開始後 6# を押してください)
開設期間::5 月 110日 (火) ~ 8月 10日 (水)(土日祝日、指定休業日を除く)
受付時間::9:30 - 12:00、13:00 - 19:00
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