冷え対策5つのポイント（ひえたいさくいつつのぽいんと）

　重ね着するだけでは、根本的な冷え解消にはなりません。からだの内側からあたためて血行をよくするのが、冷え解消の極意です。また、その日の冷えは翌日に持ち越さないことも大事です。きょうからさっそく実行を！

運動

　とくにデスクワークの人は、運動不足から冷え症に悩まされることが多いもの。通勤時にひと駅手前で降りて歩いたり、寝る前に軽いストレッチをするなど適度にからだを動かして、血行をよくします。

入浴

　夏もシャワーだけでなく、バスタブにつかりましょう。熱いお湯でからだをあたためると、冷めるのも早いもの。ぬるめのお湯（37～40℃）にゆったりつかります。からだが芯からあたたまる半身浴がおすすめです。
　ぬるめのお湯にみぞおちまで入り、じっくりつかる半身浴。浴室が寒いときは、肩にタオルをかけて、入りましょう。

ファッション・下着

　きつい下着や洋服、かかとの高い靴などは、からだの血液循環を悪くするので、気をつけて。冷え対策にとくにお勧めなのが、腹巻き、毛糸のパンツ、レッグウォーマーなどで下半身をあたためること。夏、オフィスの冷房に悩む人にもお勧めです。

食事・生活

　自律神経のはたらきは、栄養不足や不規則な生活、ストレスなどで乱れます。規則正しい食事・生活を心がけて、ストレスをためないようにしてください。
からだをあたためる食べ物
・地面の下に育つ根菜類、いも類
・海藻類
・キノコ類
・干物
・大豆などの豆類
・ドライフルーツ
・ヨーグルト、みそ、納豆などの発酵食品
からだを冷やす食べ物
・ナス、きゅうり、トマトなど地面の上に育つ野菜類。スイカ、柿など果物類
・タバコなどの嗜好品
・動物性脂肪
・白米、精白糖、化学調味料など精製食品

足浴

　寒い冬の日や、夏、冷房にあたってからだが冷えたときは、足浴（41～42℃）が効きます。10分でからだがホカホカに。