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交通安全
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自転車荷台の幼児座席が脱落

自転車後部の荷台のところに『後づけ(あとづけ)』した幼児用座席が、子どもを乗せて走行中に
荷台のほうが破損したことによって同乗の幼児もろとも自転車から脱落してしまい、
路面に打ちつけられる事故が多発しているとして、4日、国民生活センターが注意を
呼びかけた。

子どもを同乗させる前提で設計された「子ども乗せ(専用)自転車」ではなく、
一般的な女性用の街乗り自転車(いわゆる「ママチャリ」)に、単体で販売されている
幼児用座席を『後づけ』して、お子さんを同乗させている方は少なくないだろう。

同センターの発表によれば、子どもを幼児用座席に同乗させて自転車で走行中、
座席ごと子どもが脱落し、路面に打ちつけられた子どもが脳しんとうを起こした等の
相談が、2004年度から2008年度末までに14件寄せられたという。

多くの場合、一般的な女性用の街乗り自転車では、後部の荷台の積載荷重の上限は
18キログラムとなっており、幼児用座席単体の重量が約3キログラムのため、計算上では
体重15キロ(3歳児の平均的体重)の子どもを乗せるだけで、荷重は上限ぎりぎりになる。

同センターが、各種の自転車に『後づけ』した幼児用座席に、6歳児相当の
重量22キログラムのダミー人形を乗せ、荷台に合計25キログラムの荷重をかけて
振動試験を実施したところ、荷台の積載荷重が18キログラムまでのものは、その多くが
荷台を自転車本体に取りつけているステー(支柱)やボルトのところで破損してしまい、
ダミー人形が幼児用座席ごと脱落したという。

同センターは消費者へのアドバイスとして、以下のとおり呼びかけている。
一般的な街乗り用自転車の後部の荷台は、積載荷重が18キログラムまでのものが多いため、
 その荷台に幼児用座席(3キログラム前後)を『後づけ』している場合、
 安全のため体重が15キロを超える子どもは乗せないこと
・(体重が15キロを超える子どもを)自転車後部の荷台に『後づけ』した幼児用座席に
 同乗させたい場合、積載荷重の上限が大きい荷台が標準装備されている自転車を
 使用すること
・幼児用座席を取りつけた荷台がぐらつく、きしみ音がするなどのときは、
 幼児を同乗させないこと、そのような不具合がないか定期的に確認すること

やはり「子ども乗せ」には、3人乗りに限らず2人乗りでも、
子どもを同乗させる前提で設計された専用の自転車のほうが安全、ということのようだ。


国民生活センターホームページ
〔画面中央の「困ったときのヒント<商品テスト結果>自転車の荷台の強度-幼児座席を安全に使用するために」を参照〕


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