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> 妊娠後期、クラミジアであることが判明。出産への不安と夫への怒…
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匿名

Q.妊娠後期、クラミジアであることが判明。出産への不安と夫への怒りが…

妊娠8ヶ月です。陰部にかゆみと腫れがあり、受診したところ、クラミジアだと言われました。妊娠初期に受けた検査ではクラミジアは陰性だったので、その後に感染したのだと思います。夫からうつったのは間違いないのですが、妊娠中に夫がどこかで遊んで病気をもらってきたのかと思うと、そんなことはしない人だと思っていただけに悲しいというか腹が立つというか…。また、妊娠後期にクラミジアにかかったせいで出産のときトラブルが起きたり、何かおなかの子どもに影響が出たりしないかと思うと心配でなりません。大丈夫でしょうか。もちろん夫にも治療をしてもらうつもりですが、夫を信じていたのでショックは大きく、今後の夫婦生活に自信が持てないでいます。

(28歳女性・妊娠8ヶ月)

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堀口貞夫先生(元愛育病院院長・産婦人科医師)のアドバイス
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クラミジアは難しいところがたくさんある感染症です。
第1に、感染していても、それらしい症状が無いことがあります。それが若い人にクラミジア感染症が広がっている理由です。自分が感染していると判らないから、コンドームを使わない複数の人とのセックスで感染が広がってしまうのです。
第2に、『陰性ならば絶対にクラミジア感染がない』とは言えません。クラミジアに感染しているかどうかは、女性は子宮の入り口(子宮頚管)を、男性は尿道を検査用の綿棒でこすって、それぞれそれで採れた頚管分泌物や尿道分泌物の中にクラミジアがいるかどうかを遺伝子検査で調べます。でも、その綿棒にクラミジアが付いてこなければ、クラミジアがいても、陰性となり、クラミジアがいることが判りません。これが『陰性ならば絶対にクラミジア感染がない』とは言えない理由です。逆に陽性であればクラミジアは確かに(100%)存在したと言えるのです。
第3に、クラミジア感染のある人とセックスをしたからと言って常に感染するわけではありません。クラミジアの感染する力によりますし、感染を受けるかもしれない人の抵抗力にも影響されます。淋菌とクラミジアを比べると、淋菌の方が感染力は強いのです。そうはいっても、あなたの場合、感染経路を可能性から考えれば、夫がクラミジア感染を受けて、それがあなたに移ったと考えるのが一番可能性の高いことです。とにかくクラミジアは存在するので、お二人で同時に治療すること。幸いクラミジアには淋菌のような耐性菌はほとんどいないと考えられているので、治療は難しくありません。ただし、時に早産の原因になったり、出産のときまでに治療していないと赤ちゃんの肺炎を起こすことがあるので、早く治療する必要があります。
そして、お二人の信頼関係を作り直さなければなりません。大変気の重いことだと思いますが、やらなければならないことですね。
2012年、私達6人の医師仲間で行った中高年のセクシュアリティに関するアンケート調査では、男性の約半分は「売買春も仕方がない」と思っています(必要悪と思っていると言った方が良いかもしれません)。ところが女性は80%以上が「売買春は悪いこと」とはっきり言っています。残念ながら、これが現実です。
性的欲求が強くて抑えられないとき、マスターベーションという安全な方法があるのですが、マスターベーションには、「何かいけないこと」「後ろめたいこと」と思ってしまう雰囲気があります。しかし、本当にそうなのかは考えたいところです。性感染症の危険を心配しながら、あるいは、もしかしたら無理矢理売春させられている人を貶めるような行為をするよりは、マスターベーションの方がはるかに人間的なことだと思います。さて、いかがでしょうか?

  • ▼ 堀口貞夫先生のプロフィール

    • 元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。現在はJR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)にて、女性のからだと心を両面からサポートしている。著書に『あなただから だいじょうぶ』 (赤ちゃんとママ社)など。

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