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子育て期(生後0~4ヶ月)
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2009-11-20T00:00:00+0900 2009.11.20

Q.産後の膣の緩みを元に戻す方法

8月初めに第1子を出産しました。会陰切開をしたのですが、先日出産後、初めて鏡で陰部を見てみたところ、大陰唇、小陰唇、共に開いていて中の膣口が見えていてビックリしました。(立ったまま、少し足を開いて見ました)力を入れても閉じる気配はないです。

出産前は閉じていて見えなかったのですが、これは元に戻るのでしょうか?

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これは、膣の緩みのためと考えられます。お産後は、大きな赤ちゃんが膣を通ったので、膣は緩んでしまいますが、しばらくたつと元に戻るのが普通です。
しかし、膣を支える骨盤底筋が伸びきってしまうと、膣は緩みがちになります。膣の緩みを改善するためには、骨盤底筋の運動(キーゲル体操)が有効です。方法は、膣の引き締めです。膣の引き締めがイメージできないときは、肛門の引き締めでもかまいません。骨盤底の筋肉は、膣と肛門を8の字で取り囲んでいますので、どちらでも効果はあります。
10秒程、膣や肛門を引き締める⇒力を抜く⇒それを3回程繰り返す⇒その後、休む
これを、1セットにして、朝・昼・夜と数回続けてください。
キーゲル体操は、いつでもどこでもできる体操です。続けていくうちに、緩みは戻っていくと思います。他には、膣縮小手術や肛門挙筋縫縮術などがあります。

2009-11-20T00:00:00+0900
  • ▼ 山本 智美さんのプロフィール

    • 聖母病院(東京都新宿区)勤務。いつも妊婦さんの気持ちを大切に、優しく、ときには厳しくコミュニケーションしている。「相手の立場に立った、わかりやすい相談」がモットー。妊娠・出産・育児に不安を感じる妊婦さんたちを、安心に導くかたわら、近年は妊娠からの食育の提案する活動(妊娠食育研究会)、メンタルヘルスの支援、高校生の性教育にも積極的に取り組んでいる。

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