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2002-09-01T00:00:00+0900 2002.09.01

Q.妊婦の骨とカルシウムの関係

妊娠すると、母親の体内のカルシウムがおなかの赤ちゃんに吸い取られて、妊婦自身の骨は弱くなるのでしょうか?

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胎内で赤ちゃんが育つためには、様々な栄養が必要です。もちろんカルシウムも。だから赤ちゃんにカルシウムが奪われて、母親の骨が弱くなると思われがちです。しかし人間の体には自然の調節機能が備わっていて、上手にバランスがとれるようになっていますから、むやみと心配することはありません。実際に妊娠期間中の250日余に母体から胎児に移行するカルシウム量は27~30g程度です。ですから、日本人のカルシウム摂取の基準量は1日600mgですが、妊娠中や授乳中は~400~500mg多く摂取することが望まれます。赤ちゃんのためにも自分のためにも「1日1100mgのカルシウム摂取」を目指しましょう。「情報提供:RICHBORN(豊かな骨推進委員会)」

2002-09-01T00:00:00+0900
  • ▼ 堀口 貞夫先生のプロフィール

    • 元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。

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