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トップページ > 妊娠出産育児の学校 > CLASS MoM > 第6回「出産からはじまるママのこれから」

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私が選ぶ、私のお産 妊娠学校 クラスマム

9月28日 第6回 出産から始まるママのこれから
初めての出産を控え、「どんな生活になるの?」「気をつけることってある?」「仕事にはちゃんと復帰できる?」と、出産後の不安もいっぱいのママたち。今回は、先輩ママ3人をお迎えし、そんな不安に、たくさんの体験談をまじえながらおこたえいただく座談会となりました。先輩ママたちのリアルな声を参考にしてくださいね。
金澤直子先生
妊婦水泳講師歴約30年。水泳教室の後、栄養士の資格と経験を生かしたお手製のおかずをふるまいながら、妊婦さんの悩みに答える。教えを受けた妊婦さんは数万人にものぼる。著書に『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)。


以前、妊娠中に金澤先生のスイミング教室でお世話になったという、生徒さんたち。
妊娠・出産・子育ての大先輩である、3人のママにお話を聞きました。


2人のお子さんをお持ちのママ。
1人目のお子さんは、夫が海外赴任中だったこともあり、夫の実家にて出産。2人目のお子さんはニューヨークで出産。

大学4年生、1年生、高2生の3人のお子さんをお持ちのママ。
2歳の子どもと2ヶ月の子ども2人を連れて、夫のボストン転勤先へ。

中3と小5の2人のお子さんをお持ちのママ。国際線キャビンアテンダントの仕事を持ち、4年8ヶ月間の産休・育休を取得した後、下のお子さんが1歳のときに復帰。

出産・育児についてママたちのQ
出産後の生活がまだイメージできません。睡眠不足になるとは聞くけど…/痛みに弱いので、出産がとにかく怖い…/育休を取って仕事に戻るつもりですが、ほんとに戻れるのでしょうか? ブランクが不安です。


今の不安、金澤先生と先輩ママに全部聞いちゃおう!
産んだあと、ママはどんな生活になるの?
出産後、生活はどう変わるの…?
「出産後って、どんな感じなんだろう…」というママたちの声に、「出産してしまうと、気持ちがすべて子どもの方にいってしまうので、軽いお産でも、重いお産でも、まず自分の出産のことは忘れてしまうんです」と先輩ママの★石橋さん
「それよりも『子どもはちゃんと育つんだろうか?』ということで頭がいっぱいの、子ども中心の生活になります。子どもが産まれる前は1日7、8時間寝ていた人でも、おっぱいをあげるのに夜中に何度も起きなくちゃいけない。1日2時間くらい眠れればなんとかなるようになります(笑)。子どもが熱を出したら、24時間ずっと起きてることもあるし…」

写真★大利さん★戸倉さんも「上の子がよく寝る子で、1日3時間は眠れました」「産まれて1ヶ月は、30分以上続けて眠れたら幸せでした」というお話に、ママからいっせいに「どうしよう~!」「それしか眠れないんだ!」という不安な声が! そこで金澤先生が笑顔で一言。「全部一人で子育てをしてるわけじゃないわよね。上手に周りの助けをもらっているのよね」
★大利さんは「同じ時期に産んだママと、保健所で何度も会ううちに、仲良くなるんですよ。電話して『集まらない?』って4人で集まって、2人は子供の面倒をみて、2人は買出しに行ったりしていました。『あんまり寝てないんだ~』って話すと、『じゃあ見ててあげるよ』とか『買い物行ってきてあげる』って。同じママ同士で、かなり助け合いました」

★石橋さんは「私は、両方の両親にほとんど頼らずに、主人と2人の育児でなんとかなりました。育児休暇から復帰後、いきなりブラジルへの11日間のフライトだったのですが、お弁当をたくさんつくって冷凍したりして」とのおこたえ! 「うわぁ…」というママたちの感嘆の声に、金澤先生が「子どもを産むと、女性ってすごい力が出るから大丈夫! ほら、産むのにはものすごい力がいるでしょ。だから、産後は男性が頼りなく見えちゃうんじゃないかしら」

出産後のために、今やっておくことって何?
出産後は非常にバタバタするようなので、赤ちゃんがおなかの中にいる今のうちに、やっておくことはあるのでしょうか? 金澤先生がアドバイスです。「意外なところでは、ママの洋服の準備ね。今は黒い洋服を着たりしているかもしれないけど、赤ちゃんは、赤などの暖色が好きなの。ママが明るい色を着ていると、喜んでこっちを見るはず。だから、明るい服を用意しておくといいわよ。あとは赤ちゃんにも、明るい色を着せてあげたいわね。間違っても、真夏に黒づくめなんて着させないで~! 見た目はかっこよくても、熱を吸収して大変なんだから。また、『女の子だからピンク』という考えはイヤかもしれないけど、周りの人が、洋服の色で男の子か女の子か判断することが多いのは事実。女の子に見られたかったら、演出としてピンクを着せたり、リボンをつけたりするのは、必要なことかもしれないわね」
また、ママから「いろいろとためこんでしまう性格の私。育児ノイローゼにならないか心配…」との質問に、★大利さんがアドバイスです。 「最初の子どもは、確かにどんなことでも心配なんですよ。でも、育児書や雑誌は、一般的なことが書いてあるので、全部真似しようとせずに、参考に読むくらいがいいんです。同じ親から産まれた子どもでも、『この子はいっぱい寝るのに、この子は寝ない』って、全く違ったりして。何か決めつけたり真剣になりすぎると疲れちゃうので、気負いすぎないでくださいね」

そして、金澤先生から大事なアドバイス。「みなさん、信頼できる小児科が近所にあるか、チェックしてますか? 何かあったときすぐに駆け込める小児科があるといいわね。今かかっている産婦人科の先生や母親学級で聞いておくと、産んでからも安心よ」


プログラム2  育休から、仕事にうまく復帰できるもの?  「育児をしながら仕事もできる…?」
「育児休暇の後の、仕事への復帰が心配です。育児もあるから旦那さんにもかなり協力してもらわないといけないし。これだけは注意しておくことってありますか?」と、育児と仕事の両立について参加者の方から質問です。 1歳のお子さんを持ちながら職場に復帰した経験がある、★石橋さんがアドバイス。
「時々『子どもが小学生になったら仕事を再開する』というママもいらっしゃいますが、小学生になったとたんに急にママが仕事に行くと、子どもがその状況になじめなくて、結局仕事をやめちゃう人も多いんですよね。
正直な話、『働くこと』を選んだら、仕事も育児も大変で、本当に厳しい毎日です。だからまずは自分が、『働く覚悟』をしっかり持つことが大事です。
最初の頃は、泣く子を保育園に預けるのは胸が痛むし、夫にご飯をつくってもらったり、ごみを捨ててもらったり。月曜日は保育園でシーツを取り替える日なんですが、他のお母さんと並んで父親が取り替えたりするわけです。男のプライドを捨ててもらわないとできないこともいっぱい出てきますよね。産休・育休中に、周囲のサポート体制をどれだけつくれるかが大事だと思います。子どもが熱を出すと保育園で預かってもらえないので、その場合に預かってくれる人を探しておくとか…。
でも、夫は『あの時は本当に大変だったけど、一番幸せな時期だった』なんて言ってるんですよ。ずっと子どもと触れ合って、親密度が増したのだと思います」そして金澤先生からも、「子どもには『6つのポケット』がある、なんて言葉があるけれど、いざという時に頼れる人を6人くらい今のうちに決めておきたいわね。両親に頼むのが無理だったら、ベビーシッターさんでも誰でもいいんです。お金を払ってお願いできる人でも構わないのよ」

「子育てしながら働く女性は社内で初めてですが…」
次の質問は、「今勤めている会社が新しいので、産休を取る女性は、私が初めてなんです。会社の制度が整っていないため、会社側も手探りでとても不安です。夫にはピンチヒッターなどの協力をお願いしているのですが、会社側に、何かお願いしておいたほうがいいことはありますか?」 すると金澤先生が「勤め始めて、どの子も1週間で熱を出すのよね。自分も疲れているときなので、本当に大変! でもママはそうやって強くなるのよね…。さあ、先輩ママに教えてもらいましょう」
★石橋さんの体験談です。
「子どもを保育園に預けると、集団生活になるので風邪などがうつるリスクは高くなるんですよ。でも保育園に預けないと仕事には行けないから、病気になるリスクは事前に考えておいた方がいいですね。熱が出ると保育園では預かってくれないんです。そうなると、他に預かってもらえる人を探さないといけないのですが、当日の朝になってお願いするのって、かなり難しいんですよね。そうこうしているうちに自分の出社時間は迫ってくるし…本当に焦りました。最近は、就学前の子どもがいる親が、年に5日まで取得できる『看護休暇』という制度もありますから、会社にその体制を整えてもらうよう、一度相談してみてもいいと思いますよ」


プログラム3  そのほか出産・育児について、教えてください!
「出産の痛みが怖くて、仕方がないんです…」
「私はもう怖がりで痛がりで、今は産むことで頭がいっぱいで。産んだ後のことは考えられません。無痛分娩の予定だけど、麻酔すら怖くて…」と、あるママがつぶやくと、金澤先生がすぐに、「怖がりは、産んだら変わるわよ~。ママはみんな、産んだらけろっとしてるもの。怖がっている妊婦さんがかわいく見えるほど、度胸がついちゃうわよ! 『出てこないで』って言っても、赤ちゃんは出てきちゃうんだから! 大丈夫よ」★戸倉さんもうなずいて、「私もかなりの怖がりだったんですよ。でも今は2人います。大丈夫なものですよ!」
そして★大利さんが「私は1人目が3700グラムとすごく大きくて、子宮が開くのが早くてかなり痛かったんです。でも初めての経験だから、これがどれだけの痛みなのかどうだかわからなくて。でも産んだら、痛さなんて忘れます。だから、みんな次の子も産めるんですよね。出産は毎回同じ痛さではなくて、3人目のときは陣痛が軽くて、来ていることに気づかなかったほどなんですよ」

「お姑さんやお舅さんとの付き合い方がわからない…」
次の質問は、「夫の両親と、これからの付き合い方がわからないんです。夫が一人っ子なためか、夫の両親が、私よりも孫に意識が向いてしまって。産まれる前から、育児日記や離乳食の作り方などが次々送られてくるんです。正直かなりのストレスがたまっていて…」というお悩み。先輩ママたちも「1人目だと、余計に注目されちゃうのよね。次々産んじゃえば大丈夫。子育てが終わった世代は、子育てが懐かしくてしょうがないんです。赤ちゃんは本当にかわいいし」とうなずきます。金澤先生が、「妊娠中は、ナーバスになっているから、特にお姑さんの目が気になるのよね…。でもね、言わせておけばいいのよ。出産したら気にならなくなるから! 何か頭に来ることがあったら、日記に書くっていうのも手よ」
★戸倉さんも同じような経験があったそうです。 「私は、主人がニューヨークに行っている間、主人の実家で10ヶ月間過ごしたんです。出産予定日1週間前に、主人の母が『緊張して寝られないから、隣りで寝させて』って布団にやってきて。出産の日まで、隣り同士で1週間寝たんですよ。そうやって周りも心配性になるので、なんとか上手にやっていくしかないですよね」

「出産後もキレイなママでいる秘訣は!?」
「今日の先輩ママのみなさんは本当にきれいで憧れます。ママになってから、気をつけていることはなんですか?」という質問に、ママたちの目がいっそう輝きました。 まずは、★石橋さんからメッセージです。 「子どもを産んでしばらくは子育てに必死で、自分が『女性である』っていう意識がなくなるんですね。妊娠中の今は、『どんなマタニティウエアを着よう?』っておしゃれにも目がいくと思うけど、出産したら自分の時間がかなり減りますからね…。でも、金澤先生のご本にも書いてあったのですが、妻の部分・女性の部分を忘れると、夫婦の関係がぎくしゃくするもとになるって。産まれてすぐフルメイクは難しいけど、自分の時間がゼロってことはないんですよね。少しはキレイにしておこうとか、夫を大事にしようという意識を忘れずに。妻の時間・女性の時間を、1日のうちでほんの少しでもつくっておけば、変わると思いますよ」 また、★大利さん★戸倉さんも、その「ちょっとの努力」を大事にしているようです。 「私は、朝起きたら、すぐ化粧をするようにしていますね。ご飯をつくるのも、車で子どもを送るのも、必ず化粧をしてから」「人の目をいつも気にしてることが大事だと思います。ずっと家にこもっているのではなく、たまには外に出て、常に何かに挑戦しようっていう気持ちが大事かな、と思っています」

「素敵な先輩ママをお迎えし、いろいろなお話を聞かせて頂くことができ、大変勉強になりました。秋のお花を見ながらの座談会は心も落ち着き、楽しいひと時でした」「いろいろな立場の妊婦さんの気持ち、悩みを知ることができ、世界が広がりました。出産が楽しみです」