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ベビカム Weeklyリサーチ

VOL.145 専業主婦の年金について

2011年3月9日(水) ~ 3月14日(月)
有効サンプル数 275

 

第3号被保険者制度に「賛成」は、前回より減って68%
ベビカムでは、ウィークリーリサーチの第145回として、「専業主婦の年金について」というアンケートを実施しました。
第3号被保険者制度に賛成の方は、今回の調査では全体の68%です。

 

1.あなたは第何号被保険者ですか?


現在の日本の公的年金制度においては、制度への加入形態や年金保険料の負担方法などにより、「第1号被保険者」「第2号被保険者」「第3号被保険者」という区分があります。
みなさんの加入状況を前回(2009年8月)のベビカムの調査結果と比較すると、(会社員・公務員などの夫をもつ専業主婦である)第3号が最多であるなど全体的な傾向は同じですが、前回と比べて第2号(ご自身が民間企業や官公庁などで働いている方)が5ポイント減少し、第3号(いわゆる「専業主婦」の方)が4ポイント増加しています。



グラフ1


2.「手続き忘れ救済策」への賛否


昨年(2010年)初め頃より、第3号被保険者(サラリーマンの妻らが対象)が夫の退職などの際に国民年金への変更手続きをしていなかった場合の救済策が検討され始めました。届け出をしていない人が数十万人から100万人いることが分かり、加入期間が足りずに無年金になったり、低年金になる恐れが出てきたためです。
当初、政府は過去2年間さかのぼって保険料を納めれば、残りの期間は届け出をしていたとみなす方針でした。この『当初の政府の救済策』について賛否を伺ったところ、「不公平だと思う」が86%です。



グラフ2


3.新たな「手続き忘れ救済策」への賛否


当初の救済策に対する批判が強かったため、政府は以下のような救済策を示しました。

(1)過去2年間しかさかのぼって払えない現行制度を改め、未納期間を全額納付できるようにする
(2)保険料は2年間だけさかのぼって支払い、届け出を忘れた期間は加入期間として認め、年金額には反映させない(年金額は減額する)

全体の81%の方が、「新たな救済策に賛成」です。



グラフ3


4.第3号被保険者制度に、賛成? 反対?


それでは、『第3号被保険者制度』そのものに対するみなさんの賛否は?
結果は以下の通り。賛成の方が過半数ですが、そのパーセンテージは前回の74%から68%に低下しています。



グラフ4


5.第3号被保険者制度に賛成の理由


第3号被保険者制度に賛成の理由を伺いました。
前回の調査では「専業主婦という生き方が不利にならないようにするために必要」が第1位(36%)、「内助の功を評価すべき」が第2位(23%)でしたが、今回の調査では「子育てや介護で働けない(から必要)」が第1位(40%)です。



グラフ5


6.第3号被保険者制度に反対の理由


第3号被保険者制度に反対の理由も伺いました。
前回と同様、多くの方が「不公平」を反対の理由に挙げており、そのパーセンテージは70%から87%になりました。



グラフ6


 

 

今回のまとめ

「専業主婦の年金切り替え漏れ問題」ですが、第1号・第2号被保険者では自分自身で年金制度に加入して年金保険料を負担しているのに対して、第3号被保険者では第2号被保険者の配偶者が(特に配偶者本人が手続きをしている自覚がない状態のまま)自動的に年金制度に加入していることが、問題の発端でした。

すなわち、夫が会社を退職するなどして第2号被保険者でなくなった場合、専業主婦の妻は自分自身が第1号被保険者になる手続きが必要だったのですが、数十万人とも100万人ともいわれる女性がこの手続きをしていない可能性があることが判明しました。

手続きをしなかったことで低年金になったり、年 …

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このリサーチ結果を読んだ人はこちらのリサーチ結果も読んでいます。
Vol.97-2:専業主婦とワーキングマザー(その2) 女性と年金制度
Vol.157:働くことについて<2012年版>
Vol.97-1:専業主婦とワーキングマザー(その1) ママの働く理由/働いていない理由は?<2009年版>

 


 

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