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小児用肺炎球菌ワクチン:日本では任意接種、アメリカでは定期接種
小児用肺炎球菌ワクチン接種に向けて(2010年2月24日発売開始)
考えよう。知っておこう。子どもを守るのは親の責任だから ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最新育児レポートの第3回目では、引き続き「小児用肺炎球菌ワクチン」の接種について考えていきます。
2010年春ごろ発売予定の「小児用肺炎球菌ワクチン」は【任意接種です】。
ベビカムで2008年に行った予防接種に関するリサーチで、任意の予防接種の中には受けさせなくてもいいものもあると思うという方が30%もいました。(すでにお子さんがいらっしゃる方)
では、「小児用肺炎球菌ワクチン」は受けても受けなくてもよいものなのか、改めて考えていきましょう。
●「小児用肺炎球菌ワクチン」で予防するのは⇒⇒⇒小児の肺炎球菌感染症(細菌性髄膜炎など)
子ども、特に2歳以下では、脳を包む膜に肺炎球菌がつく細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)が多くみられ、年間200人くらい発生しているということです。肺炎が12,000人、この他、重い中耳炎や肺炎、菌血症や敗血症も起こすということです。
小児の用肺炎球菌ワクチンについての詳しい情報はこちらを参考にしてください>>
小児の肺炎球菌感染症についての詳しい情報はこちらを参考にしてください>>
●後遺症率が約40%!の「細菌性髄膜炎」
「VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子どもを守ろう。」の会のセミナーで講演された国立成育医療センター、感染症科の齋藤先生のお話によると・・・ 細菌性髄膜炎は適切な診断、治療が速やかに行われても、その予後はとても悪いそうです。
・死亡率:5-10%
・後遺症率:30-40%(聴力障害、知能障害(IQの低下)、弱視や盲目など)
●ただの風邪?突発性発疹?診察のタイミングではどの医師が診断しても診断しきれないという「細菌性髄膜炎」
同じく、齋藤先生のお話の中であった、髄膜炎を疑う症状は・・・
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【新生児】発熱、元気がない、低体温、飲めない、食べない、泣きやまない、痙攣、嘔吐呼吸が止まるなど
【乳幼児】発熱、吐気、嘔吐、痙攣、意識がもうろうとするなど
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発熱や嘔吐、泣き止まないなどは乳幼児であれば良くある症状で、病院に行ってもしばらく様子をみましょうといわれることがほとんどですね。
上記セミナーでは、医師に対して行った細菌性髄膜炎に関するアンケート結果が紹介されたのですが、そのなかで多くの医師が細菌性髄膜炎の早期の診断の難しさを語っていました。
小児科医の体験をもとに書かれた記事からも診断の難しさがよくわかります。
「小児の肺炎球菌感染症にかかったしょうた君の場合」をご覧ください。 >>>
●細菌性髄膜炎を予防する方法は「ワクチン接種」しかない
昨年からインフルエンザの予防のために、手洗いやマスクの装着などに取り組まれている方も多いと思います。しかし、細菌性髄膜炎はそういった予防方法はないそうです。
多くの人(新生児から老人まで)の鼻や喉の中に原因となる細菌が住み着いていて、発症するかどうかは運だそうです。
さらに、住み着いた菌を取り除いたり、住み着くのを予防することも無理だそうです。 つまり、細菌性髄膜炎を予防する方法は「ワクチン接種」しかないということです。
●医師、専門家の多くが接種を推奨しているワクチンが定期接種化されない現状
日本では予防接種行政に専門家の意見が反映されづらい仕組みになっているそうです。例えば軽く済むと思われがちですが、死亡する方を含めて重度になる方が多い「みずぼうそう」の予防接種も、アメリカでは定期接種ですが、日本では任意接種です。
海外では「接種するのが当たり前」になっているワクチンが日本では「接種してもしなくてもどちらでもいい」となっている現状。あなたはどう考えますか?
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小児用肺炎球菌ワクチンは【任意接種】です。早期の診断が難しく、死亡率、後遺症率が高い細菌性髄膜炎はワクチンの接種でしか予防することはできません。
その予防ワクチンのひとつが小児用肺炎球菌ワクチンです。多くの医師、専門家がこのワクチンの接種を定期接種化するべきだと言っています。 これらの事実をふまえ、小児用肺炎球菌ワクチンを接種するべきかどうかご自身で判断してください。
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【最新育児レポート】
第2回目 接種させるか否か。迷うべきもの?「小児用肺炎球菌ワクチン」 の記事はこちら
第4回目「小児用肺炎球菌ワクチン、2月24日(水)から発売」の記事はこちら
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