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本当に風邪?1歳以下で重症化しやすい「RSウイルス」に注意

風邪に似た症状の「RSウイルス」。すでにピークを迎えています。

本当に風邪?1歳以下で重症化しやすい「RSウイルス」に注意RSウイルス感染症は、秋から冬(年末)にかけてピークになり、春まで流行が続きます。ところが、国立感染症研究所によると、2017年は7月上旬から報告数が急増。例年に比べると、2017年は早い時期から患者が増加しています。

どんな症状なの?

発熱、鼻汁などの軽い風邪に似た症状が数日続きます。多くは軽症で済みますが、咳がひどくなったり、喘息が出たり、重い肺炎になることも。

また、RSウイルス感染症の患者の約75%以上が1歳以下です。生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の人がRSウイルスに感染します。

重症化しやすいのは?

特に注意したいのが、症状が重くなるケースです。
・初めて感染した場合は症状が重くなりやすい。
・乳幼児期、特に1歳以下でRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがある(ただし、一般的には年長児以降は重症化しません)。

風邪に似ているので、知らないうちにきょうだいにうつしたり、うつされたりすることが考えられます。乳幼児のいる家庭では家族全員が予防に努めましょう。

予防するには?

せきやくしゃみによる飛沫感染、ウイルスがついた手などで目、鼻、口などを触って感染する接触感染が主です。免疫がつかないので、繰り返しかかることもあります。特別な治療法はありませんので対症療法をとることになります。予防接種もありません。感染を防ぐためには、基本的なことですが手洗い、うがい、咳エチケットを守りましょう。人混みの多いところを避けるのも予防になります。

RSウイルスと同時期に流行する感染症にも気を付けて

これから気温が低く乾燥しやすい季節が続きます。RSウイルスと同じように、インフルエンザ、胃腸炎等にも注意しなければなりません。感染症を予防するには、現在自分が住んでいる地域で、どの感染症が流行しているのかを知っておくことも大切です。感染症データ「全国総数」ランキング(国立感染症研究所)では、週ごとに都道府県別の感染症の流行状況がランキングでわかりやすく掲載されています。

合わせて読みたい
■東京都感染症情報センター
RSウイルス感染症
咳エチケット
■厚生労働省
RSウイルス感染症Q&A

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