しもやけ・凍傷(しもやけ)

しもやけになった


 肌が冷たい空気に長時間さらされて、血行が悪くなると起こります。
・乾いた布でマッサージします。
図「乾いた布でマッサージする」
血行がよくなるように、もんだり、さすったりします。
・あたたかい湯につけます。
図「人肌くらいのお湯につける」
熱すぎない、人肌ぐらいのお湯に2、3分つけます。それを何度もくり返すといいでしょう。

凍傷になった


 寒冷にさらされ、皮膚組織がこわれたり血行が悪くなり、その障害が続いてしまうと起こります。
・全身を保温します。
図「全身を保温する」
毛布などでくるみます。凍傷部位の指のあいだには、ガーゼをはさんで指どうしがくっつかないようにします。
・ぬるま湯であたためます。
図「ぬるま湯であたためる」
かならずぬるま湯であたため、同時にあたたかい飲み物を飲むのもよいでしょう。

凍傷の重症度


 凍傷が浅ければ自然に治りますが、ひどくなると組織がこわれ、くずれてしまいます。
第1度 赤紫色の紅斑ができます。
第2度 水疱ができます。
第3度 どす黒くなり壊死(組織がくずれる)状態になります。

ここに注意!


★しもやけも凍傷も、急激に熱い湯につけたり、直火にあてたりしてはいけません。組織がこわれてしまいます。
★凍傷にマッサージは厳禁です。損傷を受けた場所が刺激でよけい悪化してしまいます。水疱ができている場合、破ってはいけません。また足の凍傷では、歩かせてはいけません。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

今すぐ病院検索&予約
待ち時間なくラクラク受診♪

近くの病院を探す

関連するキーワード

応急手当て しもやけの応急手当て 凍傷の応急手当て 寒い しもやけ 凍傷

関連記事

「寒さで体温が奪われて起こる偶発性低体温症」
ベビカム医学辞典
powerd by babycome