8つの知性の法則

「理論数学的知性」をのばす住まいの工夫

お風呂も、歯みがきも、寝る時もいっしょです

お風呂も、歯みがきも、寝る時もいっしょです

数字に親しむことは、新たな発見をする力。ママやパパは赤ちゃんがまだ何もわからないと考えて何もしないのではなく、数に興味を持つように働きかけることが大切です。お風呂は数を数えたり、スキンシップや会話を楽しむのに絶好の場所。家族にとって、いちばんくつろげる、快適な空間にしたいですね。歯みがき、寝かしつけなどのときにも遊び感覚で数を教えたりなど、赤ちゃんとのコミュニケーションが楽しめる工夫を。

理論数学的といっても、単に計算能力などを指すわけではなく、たとえばまわりで起こっていることを見たときに、数学的、もしくは法則的な発想に置き換えて考えることができるかどうかということ。家の中にある体重計・温度計・日めくりカレンダーなどを使用して生活の場でいろいろなことをさせるということもトレーニングになります。

【理論数学的知性とは】

・目で見た直感的判断から数学的法則で考えられること。
・筋道をたてて考える力、推理する力などをはぐくみ、抽象化・法則化の方法を身につける。

■年齢別に見る「理論数学的知性」の到達目標(臨界点)

月 齢 到達目標 働きかけ
0~1歳 ママのすることに興味を持ち、まねをする。 まだわからないからといって何もしないのではなく、機会ある毎に、数に興味を持つように働きかけることが大切です。
1~2歳 身近な自然や物事に関心を持ち、集めたり並べたりする。 子どもの好きなおもちゃや拾った石、木の葉などを使ってかずに関連ある言葉(たくさん、少し、同じ)を聞かせます。この時期になると、1つと2つの区別はなんとなくわかり始めますが、3つ以上は「たくさん」になってしまいます。数の概念はもう少し先にならないと無理なので、遊びや生活の中で自然に楽しみながら、理解させることから始めます。
~3歳 遊びの中で数を数えたり、多い少ないを知る。 子どもは数はわからなくても、量の多い少ないは直感的にわかるものです。おやつなどを使って量の比較から数への関心を育てるのも1つの方法ですね。
3~4歳 遊びの中で数を数えたり、種類やかたちなどに気づく。 1、2、3と数えることができてもそれで数の力がついているとは言えません。量・空間・図形などの分野で、いろいろな要素を育てていくことが必要です。
4~5歳 作ったり遊んだりしながら、数字に関心を持つ。縄跳びの回数を数えたり、目標を決めて遊ぶ。
5~6歳 友達と量を比べたりする。ごっこ遊びをしながら、数と数字に関心を深める。(品物を並べたり、値段を決めたりなど)。 ごっこ遊びの中から数を学びます。こうすると単に数の概念としてだけでなく、より具体的に数というものが分かってきます。
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