8つの知性の法則

「言語的知性」をのばす住まいの工夫

たとえば、お母さんをひとりにしない家

お母さんをひとりにしない家

お母さんをひとりにしないことは、子どもをひとりぼっちにしないこと。対面キッチンはそのひとつの方法です。大きめのカウンターにして収納を設け、そこにお気に入りのおもちゃや落書き帳などを置いておけば、お母さんが調理をしているそばで、お子さんも安心して遊んでいられます。何か思ったとき、感じたときすぐに声に出して伝えられることが大事で、子どもの声に親がすぐに反応してくれる、その関係が言葉の発達を促します。

【言語的知性とは】

人の心と思考を表現し、円滑なコミュニケーションができる能力。「自分を表現する、他人の言うことがわかる」「お互いのコミュニケーションをとる」ための基礎を身につける力・言語や文字が物事や出来事、人間の気持ちや意思を表すものであることを知り、それを使って深く考えたり豊かに表現する能力。

■年齢別に見る「言語的知性」の到達目標(臨界点)

月 齢 到達目標 働きかけ
0~1歳 耳から目から、文字や言葉の刺激を受け取れる。 言葉の発達を促すには、しゃべれないうちから脳が言葉の刺激を受けることが重要です。言葉がわからないからといって語りかけをしないのはよくありません。1歳までにたくさんのものを見せ、音を聞かせ、積極的に話しかけることが大切です。
1~2歳 身の回りや生活に必要な言葉が言える。言葉で簡単なコミュニケーションができる。 分かりやすい単純な言葉を使って視覚イメージが浮かぶように話しかけましょう。言葉が出ないことを気にするより、少ない言葉をママが聞き漏らさず、相づちを打ったり、子どもが話したくなるような環境を作ることが大切です。
2~3歳 言葉として整った話し方ができる。絵と文字が一致する。指示された言葉を理解する。 言葉をうまく使えるようになると、子どもの世界は広がり、知能の発達を促します。この時期に正しい言葉を聞かないまま過ごすと、子どものあらゆる対象への学習能力が低下すると言われています。
3~4歳 発音の誤りが少なくなってくる。自分の名前の他に10文字程度書ける。 言葉の発達が目覚ましい時期です。まとまった話を理解することや、意思を伝えるといった質的な面も発達してきます。言葉のしつけの好機なので、よい言葉を根気よく教えていき、聞く力を付けることが大切です。
4~5歳 聞かれたことに答えられる。3~4文字の単語がすらすら読める。50音の読み書きができる。 好奇心が旺盛で目新しい言葉に興味を示し、それを使おうと必死になる時期です。質問攻めに会ってもまじめに答えて、質問したことをほめてあげることが大切です。また、本を読んであげたり、愛読書を作ってあげることも、聞く力を付けることにつながります。
5~6歳 適切な言い方ができる。短文や文章を理解して読める。カタカナの読み書きができる。 むやみに喋りまくるというのではなく、喋る前に考えてから話すといった思慮深さが加わります。子どもの話に興味を示し、面白がってあげると子どもは何らかの影響力を持ったことに喜びと自信を感じます。また、文字に対して興味を示し、教えてもらいたがる時期なので、面倒くさがらずに相手をしてあげることが大切です。
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