妊娠6ヶ月 「胎児の状態」

妊娠20週,21週,22週,23週 (妊娠中期)

1ヶ月で1.5倍の大きさに

妊娠6ヶ月、羊水の中でクルクル 23週末になると身長約30cm、体重約600~700gにもなり、超音波診断でも、赤ちゃんの全体像が映らなくなります。もう頭と胴体のバランスは、新生児とほぼ同じになっています。今後、赤ちゃんの成長速度は加速し、体重は1ヶ月間で約1.5倍というスピードで増えていきますよ。
体には皮下脂肪がだんだん付いてきますが、まだプクプクの体型ではなくシワシワです。顔にはまゆ毛、まつ毛が生え始めて、顔立ちも整ってくるので、超音波診断で運良く顔が映れば、どことなくママやパパに似た赤ちゃんの顔が見られるかもしれませんね。今後の超音波診断は、顔や足、腹部を詳しく見るものになってくるので、赤ちゃんが「バイバイ」などの面白いポーズをしているような超音波写真が見られるのも、6ヶ月目が最後になりそうです。

たっぷりとした羊水の中でクルクル

羊水がこの時期から増え始め、ピークの7~9ヶ月頃には700~800mlになります。たっぷりした羊水の中で、胎児はクルクル動いて位置を変えていますよ。この時期は半数くらいの胎児が逆子といわれているので、頭が下にきていなくても心配せずにいましょう。ほとんどの場合、だんだんと頭を下にするようになります。
羊水の色は無色や淡い黄色。温度は37~38度くらいで、外の気温に関係なく、たいてい一定の温度に保たれています。胎児は羊水の中で浮いているので、ママがどこかにおなかをぶつけたとしても、衝撃が直接伝わらないようになっています。

胎児の呼吸はどのように?

おなかの赤ちゃんはどうやって呼吸をしているのでしょう。胎盤を通して赤ちゃんに送られる血液は直接心臓に送られ、その後肺は通らずに、全身に回って酸素を供給します。二酸化炭素もまた、へその緒の血管を通じて胎盤に排出されるというしくみです。
肺は、妊娠27週頃には一応完成しますが、まだ筋肉も弱く、生まれ出た瞬間に肺呼吸ができるだけの最低限の機能しかありません。出生後もゆっくりと発達を続け、やっと大人並みの呼吸ができるようになるのは3歳になる頃なのです。

男の子? 女の子?

この頃、からだの機能の発達として、ホルモン分泌に関わる下垂体、副腎、甲状腺や、精巣(男の子)、卵巣(女の子)などの器官が働き始めます。6ヶ月になると外性器の形が完成しているので、超音波検査ではほぼ正確に性別を判定できるようになります。早いところでは、5ヶ月で判定できる産婦人科もあるようですが、たいていは6~8ヶ月頃でしょう。性別がわかると、新しい家族が増える喜びがより具体的なものになってきますね。

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