妊娠10ヶ月 「胎児の状態」

妊娠36週,37週,38週,39週 (妊娠後期)

37週を過ぎれば準備OK

皮下脂肪が完全に付いて体全体が丸みを帯び、4頭身の姿になります。全身にあったうぶ毛は、背中と腕だけを残してなくなりました。7ヶ月で開いた目は、すでにまばたきができるようになっています。髪の毛は個人差がありますが、だいたい2、3cmの長さになり…と、もう外見は立派な新生児です。
外見だけではありません。外に出ても生きていけるように各内臓、器官が完成し、病気に対する免疫力がママから胎盤を通して送られています。肺は、出生後にへその緒が切られて、初めて赤ちゃん自身で息を吸った瞬間に大きくふくらむようになっています。口のまわりの筋肉や歯ぐきも発達し、おっぱいを吸う準備も万全。
外界に出る準備はいよいよ最終段階です。

分娩に向けて最終チェック

ほとんどの場合、胎児は頭が下になる頭位の姿勢を取り、体全体をだんだんとママの骨盤の方に降ろしていきます。胎児の位置が固定されてくることで、胎動を感じなくなる人もいますが個人差があり、出産間際まで胎動を感じる場合もあるようです。
羊水の中で動き回りつづけた赤ちゃんは、へその緒が首や胴体に巻きついていることがあります。問題がない場合もありますが、出産の際に赤ちゃんの首が圧迫される危険が予想されるケースでは、分娩の方法について担当医と相談する必要があります。
またこの頃の超音波診断では、赤ちゃんの頭とママの骨盤の大きさを確認します。骨盤の大きさが胎児の頭より小さい場合、通常分娩が難しい児頭骨盤不均衡の恐れがあるとして、より詳しいX線検査をします。放射線の影響が心配になりますが、この時期になれば胎児や母体への影響は心配ないといわれています。
37週以降は正期産ですが、逆に42週を過ぎると徐々に胎盤の機能が低下するので、帝王切開などの対応が取られることがあります。病院によって方針が異なりますが、予定日が近くなれば、どういう方針を採るかが説明されるでしょう。

妊娠10ヶ月、赤ちゃんへのお願い

赤ちゃんへのお願い

赤ちゃんが、願った通りの日に生まれてくれたという話がよく聞かれます。陣痛が始まるのはパパが出張から帰ってきてからにしてね、病院に行くのはパパが家にいる休日に…というお願いが、意外なほど実現しているようです。ママのお願いに耳を澄ましているのかもしれませんね。おなかをさすりながら、試しにお願いしてみる価値はありそうです。

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