クルマでお出かけの第一関門「チャイルドシート」
先輩ママたちの“ちょいテク”大公開!

クルマでのお出かけ。公共交通機関に比べて何かと便利ですよね。しかし、出かける前からお子さんと格闘されているママたちが大勢いらっしゃるよう。その理由は「チャイルドシート」。ベビカムが実施した調査では約半数のお子さんがチャイルドシートを嫌がっているのだとか。そこで、今回ベビカムでは読者モデルのママ&キッズにご協力をいただき、先輩ママたちが実践している、ちょっとした工夫を実際に試していただきました! 使用したクルマは、先輩ママたちに最も支持を得ている軽自動車、その中でも、今、日本で一番売れているHondaのN-BOXです。


ご協力いただいたのは2組のママ&キッズ

鈴木祥子さん(30歳)、遥乃(ハルノ)ちゃん(1歳1ヶ月)
石井愛さん(34歳)、陽翔(ハルト)君(3歳1ヶ月)、凱翔(カイト)君(6ヶ月)


まずは「取り付け」。
ママでも簡単にできる?

チャイルドシートは一度設置してしまえば、そう頻繁に付け替えることはないかもしれませんが、お掃除やクルマの乗り換え、お子さんが増えたり等で、取り外す必要が出てくる場合も。取り外して、また設置しなきゃと思うと、結構大変そうな気がしますが、実際はどうなのでしょうか?チャイルドシートの取り付け方とともに、HondaのN-BOXがママにとって快適なクルマということも一緒にご紹介していきます!

まずはチャイルドシート購入時のポイント

自分のクルマに適応しているか
後部座席のシートベルトのタイプ
お子さんの対応年齢と体重 など

他にも設置の際に戸惑わないように、チャイルドシートのシートは360°回転するのか、新生児のときはベッドのようになるのか、シートの通気性は良いのか等も確認しておくと後悔しないお買い物になりますよ。

HondaのN-BOXでチャイルドシートの設置を実践!

N-BOXの後部座席のシートベルトは3点式シートベルト。これに対応したチャイルドシート「Joie (ジョイ―)チャイルドシート Steadi(ステディ)」を設置します。このチャイルドシートでおさえておきたいポイントは2つ。

ポイント1概ね9kgまでは後ろ向き(ベビーモード)
ポイント29kg以上は前向き(チャイルドモード)

ポイント1の後ろ向きに設置する理由としては、骨格が未発達の赤ちゃんを、万が一の時の衝撃から守るには、後ろ向きと言われています。そこで重要なのがお子さんの体重。お子さんの年齢だけでなく、体重(体の成長)に合わせて設置することが、万が一の時、お子さんを守ることにもつながります。

そして、「女性でも軽々と運べて、取り付けも取り外しも簡単!」と、読者モデルのママたちに大好評なチャイルドシートでした。

それでは最初に概ね9kgのお子さん用として「後ろ向き(ベビーモード)」で設置していきます。

チャイルドシートを取り付ける側の後部座席のドアを開けて、後ろ向き(ベビーモード)に置きます。このチャイルドシートは奥行きが69cm(ベビーモード時)もあるのですが、斜めにすることなくスッと入りました!スライドドアで開口部が広いと出し入れが便利。167cmと長身の鈴木さんでも屈まずに出入りができるほど天井が高いN-BOXには鈴木さんも「腰に負担がなくて良いです!」と感動。

次はシートベルトでチャイルドシートを固定していきます。

これだけ!?と、驚くほどに意外と簡単にママでも設置できました。また、N-BOXの助手席と後部座席の空間の広さに驚き。ママがスッと入れるほど広々なので、左右も手が伸ばしやすく、おかげで設置作業もスムーズでした。

早速、お子さんを乗せていきましょう。

高さがあり、広々とした空間なので、遥乃ちゃんを乗せるときも、N-BOXならどこかにぶつかることがありません。ママがチャイルドシートの横に座りながら乗せたり、おろしたりできるのが良いとのご意見も。乗せてからもベルトを調整したり、特に寒い時期には上着の脱ぎ着をさせたりしますが、それも自由に体制を変えられる空間があるので、スムーズに行えます。


ちなみに
チャイルドシートの
設置場所って?

ベビカムで実施したチャイルドシートについてのアンケートによると、チャイルドシートの設置場所は後部座席が約8割(80%)。さらにその内訳は、運転席側、助手席側が半々という結果に。また、各メーカーにもよりますが、チャイルドシートの設置が推奨されているのは助手席側の後部座席なんだとか。それでは、実際に助手席側の後部座席に設置するとどんな感じになるのでしょうか。チャイルドモードでも試してみましょう!

助手席側の後部座席のメリットとは?(ママが運転する場合)

  • ・お子さんの顔が見える(※お子さんを気にしすぎて脇見運転にならないように!)

  • ・乗せ降ろしを側道側からできるので慌てずにできる

  • ・運転席の座席位置が調節しやすい

外からも、中に入ってもベルトの調節などがしやすいポジションをとれるので、大きなお子さんでも楽に乗せられます。多少嫌がって暴れても大丈夫!

また、就学前までの装着が義務化されているチャイルドシート。2人以上のお子さんのいるご家庭は、2台以上同時につけないとなりませんよね。それなりのスペースが必要なので、軽だと難しいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。でもN-BOXなら2つ並べてもママにとっての(ママが動ける)十分なスペースを確保できます。身長150cm程度の石井さんは、ちょっと首を下げる程度で、車内に立てるし、左右の移動も楽に出来るし、チャイルドシートとチャイルドシートの間に、ちょっとした荷物ならおける余裕も!本当にN-BOXの広さと高さにスタッフもびっくりです!


チャイルドシートを
嫌がるお子さんには
これ!

乗り降りがスムーズでも、嫌がる時は嫌がるもの。そんな時に先輩ママたちが実践している“お子さんのご機嫌を良くする工夫”をご紹介します。

1.気を紛らわすには“おもちゃ”

普段使っているおもちゃもいいですが、クルマに乗った時にだけ遊べるおもちゃがあると「今だけ!」と思って遊んでくれるかもしれませんね。ぬいぐるみがついていたり、鏡がついていたりすると飽きずに遊んでくれそうです。音がでるものも効果的です! 座席のヘッドレストの部分につけられるタイプのものがたくさん出てきているのでチェックしてみてください。

2.もはや必需品!音楽&動画

普段から好きな音楽や動画を見せると、一瞬にして静かになることってありませんか?これはクルマのなかでも使わない手はありません。一人で見るものだけでなく、ママたちが一緒に歌ったり、振りを真似たりできるものも、用意しておくと楽しんでくれるそう。また、絵本も有効だとか。ただし、走行中には固定できるもので、また車内は揺れるので、"酔い"にはくれぐれも注意しましょう。

3.最終手段は、やっぱりこれ!

何をやってもダメな場合、最後はやはり色気より食い気です。お菓子の力に頼りましょう。ほとんどのママが、お子さんの好きなおやつをカバンに忍ばせているはず。

他にも、外の様子を一緒にみたり、伝えたり、さまざまな工夫をママたちはしています。でも、大事なのは“クルマに乗る=楽しいところに行く!”と意識付けすることなのだとか。加えて、クルマに乗ること自体を楽しんでもらうことも大切ですよね。車内で逃げ場がなくイヤイヤする我が子が暴れても、負けずに楽しさを伝えてみましょう。
チャイルドシートはお子さんの命を守ってくれるもの。上手に使いこなしていきたいですね。

さらに、何かと荷物の多いママたち。実際、どれくらい荷物を載せられるかも気になりますよね。N-BOXなら、すぐに使うオムツやお菓子、お茶などは後部座席の足元に置けるスペースも十分。さらに、緊急時にしか使わない着替えや買い物した荷物などは荷室にも本当にちゃんと置けますよ。ちなみにN-BOXは、今回撮影に使用したチャイルドシートを入れた箱も後部座席の座面をはね上げて楽々入りました!軽なのにこの容量は驚きです。これならまとめてお買い物しても大丈夫ですね。


ママたちの感想

鈴木さん:つい最近実家のクルマにチャイルドシートを付けたんですが、付けにくくって……
チャイルドシートの横に座るといつも自分が窮屈で動きにくいんですが、今回のクルマは、座席に余裕が感じられ、横に荷物があっても動きやすかったです。また荷物を下に置くこともできて、必要なものがすぐ取り出せるのが嬉しいですね。私は背が高い(167cm)んですが、そんな私でもそこまで屈まなくてよかったですし、座席の上で膝立ちをしても上部に余裕があって驚きました。あとは、抱っこして乗り降りしても子どもの足がどこかにぶつかることなくスーッとはいれるようなドアの開き具合が良かったですね。

石井さん:以前、仕事で軽に乗っていたんですが、狭いイメージがあって。でもN-BOXは広かったですね。高さもあるので取り付けるのがラクでした。私は150cmくらいなので、車内でほぼ普通に立ててました!あと、背が低いと運転席に座った時にシートに埋まってるような感じになるんですけど、今日のはシートの高さを上げ下げできるので、前方が良く見えました。上げ下げできるシートは初めて体験しました。その高さのおかげもあるとは思いますが、運転席から後部座席も見やすいと感じました。特に運転席からだと、いままでだいぶ体をひねって振り返らないと子どもの姿が見えなかったんですが、N-BOXは見えやすくて安心しました。

いかがでしたか?ベビカム読者モデルのママたちも納得の広さと高さを備えたN-BOX。実際、N-BOXに乗ったママが、他のママにもこの良さを教えたくなるのもわかりますよ!また、チャイルドシートも日々進化して、安全面はもちろんのこと、ママでも取り付けやすく設計されていたり、持ち運びにもラクな軽さになっていたり、以前に比べると、クルマもチャイルドシートも本当にママ思いになっていますね。

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